本当に強いチームとはなにか〜マネジメント的な視点から見た日本シリーズ2020
まずは福岡ソフトバンクホークスの日本一、おめでとうございます!
...と言ってこの記事を書き始めてから、かれこれ2週間ほど経ってしまいましたね😅 振り返りつつだらだら書いてみようと思います。
コロナ禍の中でいつもとは違うシーズンを戦い抜くのは大変だったと思います。ジャイアンツの選手、監督やスタッフの皆様もお疲れさまでした。
さて、今回のシリーズは他を寄せ付けない圧倒的な強さが光ったホークスでしたが、その中でもホークスの「チームワークの良さ」に注目が集まった気がしています。
僕は今回のシリーズは応援というよりは第1試合からマネジメント的な変わった視点で試合を見ていました(←たぶん、自分だけ 笑)。
僕は大阪在住で小学校高学年の頃から物心がついたときにはホークスファンでした。
きっかけはその頃によくダイエー(懐かしい。。)のゲーセンによく行かせて頂いていて、ホークスが優勝したらメダルが増量になるからというのが…ホークスの存在を知ることになったきっかけです(笑)
大阪に住んでいると職場の人などからよく、「ソフトバンク強いからええなー」とか言われがちなのですが、ここまでホークスが強くなったターニングポイントが3つあるかなと僕は思います。
・2003年の阪神タイガースとの日本シリーズで得たもの、失ったもの
・いわゆる“秋の風物詩”と言われたプレーオフ(クライマックスシリーズ)の呪縛
・呪縛を解き放った“元気印”と“主砲”の存在〜2011年のシリーズ制覇
ホークスファンなのでところどころ文章に熱が入る所があるとは思いますが、よければ最後までおつきあいください😊
2003年の阪神タイガースとの日本シリーズで得たもの、失ったもの
正直、この年がダイエーホークスとしては最高潮だったのだと思います。
100打点カルテット、ダイハード打線、1試合最多得点(日本新記録)、三冠王(松中信彦選手)など...記録が多すぎて挙げるときりがありません。
阪神タイガースとの日本シリーズも死闘でした。
内弁慶シリーズと呼ばれ、全試合、ホームチームが勝利するというまれに見る接戦でした。
シーズンオフには小久保選手のジャイアンツへの無償トレードや主力選手の移籍・退団などあり戦力ダウンが危惧されましたが、翌年もシーズン1位でシーズンを終えます。
しかし、ホークスは新たなルールの追加によりこれ以降、しばらく日本一からは遠ざかってしまいます。
そう、プレーオフ(クライマックスシリーズ)です。
いわゆる“秋の風物詩”と言われたプレーオフ(クライマックスシリーズ)の呪縛
主力選手が抜けるなど戦力的にダウンしたものの若手の活躍もありシーズン終了時には上位3チームの中に毎年、食い込んでいたホークスでしたがプレーオフ(クライマックスシリーズ)の戦い方に苦戦したホークス。
2004年には西武ライオンズに、2005年には千葉ロッテマリーンズに日本シリーズの出場権を二度も下剋上されてしまいます。。
そう、ホークスは短期決戦にめっぽう弱かったのです。
2006年からクライマックスシリーズに名称が変わり、その後もホークスは上位をキープしていましたが、王さんが監督を退任する2008年には最下位でシーズンを終えます。
呪縛を解き放った“元気印”と“主砲”の存在
〜2011年のシリーズ制覇
2010年に選手会長に就任したのはホークスの“元気印”、ムネリンこと川崎宗則選手でした。
彼が選手会長になったあたりからチームの雰囲気が徐々に変わり始め、“勝つ集団”に変わりつつある転換期でした。
その時のスローガンが強烈すぎて今でも覚えています。
2011年のスローガンはなんと、カタカナ1文字で表した「ダ」でした。
最初はダイエーの「ダ」だと勝手に思ってましたが、どうやら違っていたみたいです(笑)
この「ダ」は、カタカナ一文字のシンプルでユニークなスローガンですが、そこにはホークスを愛する人々の様々な「意思」が込められています。
「ダ」は、決意の「ダ」、断定の「ダ」、そして、強い意思を表す「ダ」やるん「ダ」! 勝つん「ダ」! 超えるん「ダ」!そして、「ダ」は、団結の「ダ」でもあります。
今年こそ、悲願の日本一を成し遂げ、その頂きの先にあるものを選手とファンが一体となって掴みとる。そんな、今シーズンに向けた選手とファン、つまり「ホークスの強い決意」が込められているスローガンです。
一文字のスローガンに、無限大の想いを。
川崎選手は試合中、このスローガンを多用しチームを鼓舞しつづけました。
それが選手やファンに伝播し「勝つん“ダ”」「やるん“ダ”」といつしか口にするようになり、いつの間にか負け癖がついていたチームから勝つチームに変化していきました。
結果、パ・リーグを2連覇し、クライマックスシリーズに1位で進出。
勝ち上がって来た相手は過去に下剋上されたことのある宿敵の西武ライオンズです。
やはりリーグ優勝したからといってすんなり勝たせてくれません。
毎回、手に汗を握る緊迫した試合展開。再びあの悪夢が再来するのか…と頭をよぎる瞬間もありました。
それでも選手やファンは諦めず「勝つん“ダ”」「やるん“ダ”」と願い、信じ続けた結果、クライマックスシリーズで一番苦しんだ“あの男”が呪縛を解き放ってくれました。
ホークスの主砲、松中信彦選手です。
彼の横断幕にはこう書かれてます。
「執念一撃 松中信彦」
この瞬間、ホークスは本当に強いチームへと変わりました。
「夢を口にし続けた結果、夢はかなう」とかいいますが、まさにこの瞬間でした。何度見てもその時の興奮を思い出して鳥肌が立ちますし、チームとファンがこの瞬間に一致団結した瞬間でもありました。
本当に強いチームとはなにか
では、本当に強いチームとはなんでしょうか。
それぞれのチームの良さがあると思うのでホークスが強すぎたとかジャイアンツが弱すぎたとか色々、言われますがあまり当てはまらないかなと僕は思います。
ただ、俯瞰して見た時にホークスの選手や監督は一貫して目の前の一戦に全力を尽くして勝つ事を口にしていました。つまり「一戦必勝」という考え方が選手や監督の頭の中にはあるのかなと見ていて思いました。
この動画を見るとホークスの選手が試合に取り組む姿勢がよく分かると思います。
“熱男”こと松田選手を中心に多少のおふざけもありつつも、目の前の試合に向けて気を引き締める真剣なホークスナインの姿はかっこいい。
勝っても負けても「一戦必勝」の精神で目の前のやるべきことをやる。
それが強さのひけつなのかもと思います。
どうしても人間なので浮き沈みはあります。
そこでいかにくさらずに踏ん張って目の前の目標に向かって行動出来るかが大切なのだと今回の日本シリーズを見ていて感じ取りました。
これは仕事でのマネジメントでも使える考え方だと僕は思うのです。
チームワークの大切さを今回の日本シリーズを通じて学んだ気がしました。
コロナ禍の中でもいつもと変わらず最高のプレーをわたしたちに見せてくれてくれた全ての選手、監督、スタッフの皆様、ほんとうにありがとう。
満員のスタジアムで会える日を楽しみに待っています!
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