虫明 麻衣(Mai Mushiake)

ライティング・編集・プランニングなど。書く/伝える。 シーズン中はほぼ神宮にいます。観…

虫明 麻衣(Mai Mushiake)

ライティング・編集・プランニングなど。書く/伝える。 シーズン中はほぼ神宮にいます。観戦記を毎日アップしています。 平日(ほぼ)毎日走っています。 最近サウナに入り浸っています。

マガジン

  • 東京ヤクルトスワローズ観戦エッセイ

    ヤクルトが勝った日も、負けた日も、打った日も、打たれた日も、ノーノーの日も、(ほぼ)毎試合、観戦エッセイをアップします。勝った日は喜びを倍にし、負けた日は悲しみを半分…いや8割…くらいにしましょう。

  • 旅のキロク

    生きることは、旅すること。 私にとって大切な、旅の記録です。

  • ランニング日記

    月、水、金に10キロ 火、木に5キロ 週に40キロ、月に160キロを走っています。 タイムは全くもってへなちょこです。 「ランニング日記」は毎日ラン後にざっと書き、金曜日にまとめて編集し、 その週末に月〜金の分をアップしています。 5日分をまとめてアップするので1回あたり大体4000〜5000字のボリュームで、たまに7000字くらいになります。

  • 【2021年5月まとめ】ヤクルトスワローズ観戦エッセイ

    ヤクルトスワローズ観戦エッセイの過去分を、一ヶ月単位でまとめたマガジンです。こちらは2021年5月分の記事がすべて入っています。 (5月から購読をしていただいている方は既にすべての記事が読めますので、こちらはご購入いただかなくて大丈夫です!!)

  • 【2021年3月〜4月まとめ】ヤクルトスワローズ観戦エッセイ

    ヤクルトスワローズ観戦エッセイの過去分を、一ヶ月単位でまとめたマガジンです。こちらは2021年3月〜4月分の記事がすべて入っています。 (3月から購読をしていただいている方は既にすべての記事が読めますので、こちらはご購入いただかなくて大丈夫です!!)

最近の記事

  • 固定された記事

お仕事について

2024年5月、お仕事更新しました!ご依頼は下記連絡先から、お気軽にご相談ください。 ■連絡先 ご相談はメール( mai.mushiake@gmail.com )またはXやInstagramのDMにてお願いします。 これまで&現在のお仕事は、主に以下のとおりです。 ■メディア企画・編集・運用 ウェブメディア編集、企画立案、取材の調整など、メディア運用に関しては一通りなんでもやります。あたたかみのある、誰かの気持ちにそっと寄り添うような、そういうメディアや企画の立案が得意

    • マガジン卒業のお知らせ

      コータローの引退の日、みんながガムテープで貼った「31」の背番号をつけて練習している写真を見て、前日の青木の引退の寂しさがふっとぶくらいに笑った。何度も何度も笑ってそして、こうして去ることができるコータローは、やっぱりすごい選手だったなと思った。いろんな選手がいる。青木がいて、そしてコータローがいる。それこそが、野球の素晴らしさなのだ、と。

      • 【10/2広島戦◯】青木の好きなところ、がむしゃらなところ。

        いつかこんな日が来ることはわかっている。誰もが引退の日を迎える。それは、青木だって同じだ。青木だって、引退をする。わかっていたけれど、わかっていたつもりで、やっぱりわかっていなかったことを、私は痛感する。 カツオさんは、マウンドで青木が来るのを待っていた。泣きそうな表情が、なんだか子供みたいに見えた。二人はそこで抱き合って、しばらく動かなかった。おじいちゃんたち泣いてるよ。と、言いながら、私はまた泣いた。 いつも思うのだけれど、ほんとうに寂しいのは、去る方より見送る方だ。

        • 秋の始まり、必要なさよならのこと

          秋なんてうそじゃないかぜんぜん涼しくなんてならないじゃないか。と、ノースリーブを着て扇子であおいでソウルの夜の街を歩き回っていた。ところがその一週間後、あれ、涼しい。と言って、その酷暑のソウルで買った長袖の白いブラウスをいそいそと取り出した。秋というのは忙しい。私は季節の中で夏が一番好きなのだけれど、そんな私でも夏の暑さにたまに嫌気がさしてくるので、ほかの人にとったらもはや親の仇みたいな感情がわいても仕方がないとも思う。まあなにはともあれ、そんな夏で疲れ果てた体にやってくる秋

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        マガジン

        • 東京ヤクルトスワローズ観戦エッセイ
          初月無料 ¥380 / 月
        • 旅のキロク
          17本
        • ランニング日記
          150本
        • 【2021年5月まとめ】ヤクルトスワローズ観戦エッセイ
          19本
          ¥400
        • 【2021年3月〜4月まとめ】ヤクルトスワローズ観戦エッセイ
          30本
          ¥400
        • 【2020シーズン】ヤクルトスワローズ観戦記
          103本

        記事

          むすめと離れた席で、野球を見る。【8/17広島戦◯】

          今年も夏が駆け抜けていった。 私の忙しさ(というか慌ただしさ)はおそらくずっと変わっていないと思うのだけれど、なんだか年々、仕事と子どもたち周りのあれこれの用事が増え、夏のスピードが上がっていく。あるいはそれが、歳を重ねるということなのかもしれないけれど。 私の中で野球は夏が本番で、とにかく夏の夜の神宮が好きなのだけれど、それもなかなか行けないままここまで来てしまった。観戦エッセイも滞りまくっている。noteから「更新されてませんよ!」と通知が来る。(本当にごめんなさい。

          むすめと離れた席で、野球を見る。【8/17広島戦◯】

          【7/9阪神戦●】期待じゃなくて、信じること。

          修行だ。 と、何度思ったかわからない。私は大切なことをいつだって、ヤクルトたちから学んでいるのかもしれない。忍耐とか、根性とか、宇宙の秘密とか。そう、ヤクルトは宇宙である。 「毎試合毎試合初回に失点していたらリズムも作れない。」と、たかっつぁんが言う。ここのところ、たかっつぁんは子どもたちのテストを見た私みたいな顔をしている。なんでこんな悪いのとか、なんでこんな初歩的なミスするのとか、問題よく読んだ?とか、前も言ったやん?とか、それだけはやっちゃだめって言ったやん?みたい

          【7/9阪神戦●】期待じゃなくて、信じること。

          【6/14オリックス戦◯など】奥川くんの涙と、宇宙規模の話。

          あの日、急にマウンドを降りた奥川くんを見ながら、「急に実家に帰らなきゃいけなくなったとか、そんなんじゃない?」と、ヤクルトファンの先輩は言った。まさか、怪我なんて、そんなこと信じたくない、という風に。 でもそこから約2年、奥川くんは1軍のマウンドに戻らなかった。日を追うに連れ、怪我の状態が明らかになり、そして時間はどんどん過ぎていき、「奥川くんがいないヤクルト」で、戦う日が2年続いた。 自身も怪我とそして手術の経験があるたてさんは言った。「本人はもう、めちゃくちゃ辛かった

          【6/14オリックス戦◯など】奥川くんの涙と、宇宙規模の話。

          【6/5-12交流戦】ターニングポイントはあとからわかるもの。

          「旅に出ている間はだいたい負けてる。」が、いつもの流れである。ところが先週は韓国にいる4日間、ヤクルトはなんと3勝1敗という成績だった。帰ってきてもなんだかんだと好戦を続けている。 「6月、なんかめっちゃ勝ってない?」と、ニュースサイトを見ながら息子に言うと、「そーなのよ。めっちゃ勝ってるの。でも、こんだけ勝っても、最下位なの。」と、息子が言う。「まじで!?」と言うと、「うん、しかも、個人成績見ても、本塁打も打率も打点も今1位はヤクルトの選手だけど、最下位なの。」と、重ねて

          【6/5-12交流戦】ターニングポイントはあとからわかるもの。

          【5/30ロッテ戦△】うまくいくときは謙虚に、うまくいかないときは必要以上に悲観的にならないように

          山田哲人のホームランを見るたびに、ああ生きててよかった。と、大げさでなく思う。

          【5/30ロッテ戦△】うまくいくときは謙虚に、うまくいかないときは必要以上に悲観的にならないように

          【5/23横浜戦●24中日戦○など】 連敗中の負け方、勝ち方

          0-4で負けている試合。ところがそこから、むねちゃんがホームランを打ち、サンタナがそれに続く。「二者連続ホームランなんて、久々に見たんじゃない!?」「楽しくなってきた!!」と、家の空気まで一気に変わったのを感じる。 そのあともヤクルトは、てっちゃんがヒットを打ち、そこにむねちゃんが続きさらに1点を返した。てっちゃんのヒットは、なぜだか胸を打つ。存在がもはや、ドラマティックになってきた。 だけどこれは、ドラマではなく現実だ。ヤクルトたちは、誰かを感動させるためではなく、勝つ

          ¥300

          【5/23横浜戦●24中日戦○など】 連敗中の負け方、勝ち方

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          【5/18阪神戦●】土曜日、気のおけない友人たちと、飲みながら。

          打者の打ったボールが、きれいなカーブを描いて、スタンドに入っていく、その瞬間の、なんというか芸術的な美しさも、スポーツの楽しさの一つかもしれない。 と、私はもう何杯目かもわからない日本酒を飲みながら熱弁していた。土曜日、14年ばかりの付き合いになる友達の家で、信じられないくらいおいしい手料理と、ビールとワインと日本酒を、気のおけない女友達といっしょに飲みながら、めちゃくちゃごきげんになっていたのだと思う。なんせ、昼間っから飲み続けていたので。 すると特に野球に興味がないと

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          【5/18阪神戦●】土曜日、気のおけない友人たちと、飲みながら。

          ¥300

          【5/12巨人戦○】母の日の観戦

          18時ちょっとすぎに神宮の前に着くと、「あ、ながぴ(長岡くん)の登場曲だ!」と、むすめが言った。 「え?まだ試合始まったばっかなのに?もうそんなに打順進んだの!?」と、スマホの速報を確認すると、なんと長岡くんの打順は2番になっていた。「にばん!!!!」と、私は思わず叫ぶ。 部活帰りの息子とは、神宮の中で待ち合わせしていた。「現地集合」なんて、神宮へ通い始めた頃は考えもしなかったのに。ほんとうに、子どもたちはあっというまにおっきくなってしまう。 三塁側内野席、といういつも

          ¥300

          【5/12巨人戦○】母の日の観戦

          ¥300

          【2024バリ日記day9】調子のいい私vs調子のいい菌。そしてバリまとめ

          懐かしのマニラ空港。まあ、一週間前に来たばかりだけれど。あのときは乗り換えるだけだったので1時間ほど時間を潰せばよかったのだが、今日はこの憎めないが調子のいい菌(いつまた痛くなるかもしれぬと恐れている)を抱えて、9時間のトランジットである。 いつもは9時間もトランジットがあれば一旦外に出てその国に入国することが多い。なので今回も本当はそのつもりで、色々と交通手段やら早朝から開いているホテルの朝食なんかを調べていた。 国際線のフィリピンエアラインが到着するのは第1ターミナル

          【2024バリ日記day9】調子のいい私vs調子のいい菌。そしてバリまとめ

          【2024バリ日記day8】憎めない菌

          夜中、めちゃくちゃ頭が重くて目が覚める。私は基礎体温がめちゃ低いので(よくないと思うけど。)36℃後半とかでかなりしんどいのだ。37℃超えるともう、しぬ。と、思う。熱を測ったわけじゃないけど、とりあえず、解熱剤を飲む。薬はすぐに飲むタイプである。 なんとかもう一度寝て(体調不良には睡眠が一番と信じている)、7時頃再度目が覚める。するとどうしたことでしょう。頭の重さはすっかりなくなっている。とりあえず4万円でもらったお薬を片っ端から飲み(薬はすぐに飲むタイプである)、もう一度

          【2024バリ日記day8】憎めない菌

          【2024バリ日記day7】病院へいくの巻

          週末だけホテルで開催されているヨガレッスンに、朝から参加。ちなみにこういうレッスンの予約とかも、ホテルのアプリからチャットでできて、めちゃくちゃ便利。話すより文字の方がずっと理解しやすい。(とはいえ、できるだけコミュニケーションも取るようにしている。私の皆無な英語力を0.1くらい上げたい旅でもあるので。) 8人くらいかな、日本人はいなかった。ほんとうに会わない、日本人。先生のヨガ英語がさっぱり聞き取れないが、見様見真似でやってみる。考えてみればヨガってものすごい久々にやった

          【2024バリ日記day7】病院へいくの巻

          【2024バリ日記day6】スパと、すばらしきレゴンダンス。不完全な完成のこと。

          昨日に引き続き、ジムへ行く。まあ歩いて2分だし、ダンベルだけだけど、ダンベルだけだからこそ、さくっと行けて良いかもしれない。足を少しと、肩を少し。 終わったら、ホテルの前のランドリーにまた洗濯物を出しにいく。なんせフロントに預けてピックアップをお願いすると、受け取りの時にホテルにいなきゃいけないので、それよりは、自分で持っていってその場で支払い、完成したらホテルのフロントに預けてもらうのが使いやすい。と、気付いたからです。次からはそうしよう。 また3日分ほどためた水着やら

          【2024バリ日記day6】スパと、すばらしきレゴンダンス。不完全な完成のこと。