たまやまめふく

無為なるさまよい人。自分でいうのもなんだけど、たぶん悪い人じゃないよ。 大相撲と野球が…

たまやまめふく

無為なるさまよい人。自分でいうのもなんだけど、たぶん悪い人じゃないよ。 大相撲と野球が好き。本も気の向くまま読んでます。米とお味噌は日本の宝。 ツイッター:tamaya75 アメブロ:https://ameblo.jp/tamaya75/

マガジン

  • 頼まれてもないのに。

    原稿用紙4~5枚くらいを目安に、そのつどなんとなく思いついたテーマで短文を書いています。誰にも頼まれてないのに、ほんと何のために書きためているのやら。そんな駄文の数々をお読みいただき、いつも本当にありがとうございます。

  • 住んでりゃ部屋は散らかるものよ

    毎日の生活で目にしたこと気になったことなどをテーマに400~800字程度で書いてみてます。ジャンルかまわず手広く浅く。

  • レビューとしては使えない私の読書録

    本を読む。そのつどいろんなことを考える。だけど明日には忘れてしまう。 せっかくの足跡やっぱり残しておきたい。 ここにある読書録は「その本が私たちに伝えたいこと」をまとめたものではなく、「この本を読んで私があれこれ連想したこと」をただひたすら書き連ねていったものです。 ですから皆さまが本を選ぶ際に参考にするレビューとしてはあんまり参考にならないと思います。 ですが皆様の発想のヒントとして、ブレーンストーミングの一助として、何かのお役に立てることもあるかもしれません。 本を読むことのほんとうのたのしみ。冒険、迷い道、発見。 分かち合えたらうれしいです。

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2020/12/13-14(月)住んでりゃ部屋は散らかるものよ

昨日のエントリを書くことで「まさかこんなところでこのマガジンにつけたタイトルとつながるとは」と我ながら驚いています。 原稿用紙にして2枚以内、400文字から800文字という限定の中で日々の思いつきを書き留めてみようという試みに、『住んでりゃ部屋は散らかるものよ』というタイトルをつけてマガジンにしたのは当時のふとした思いつきにすぎません。でもつけた当初からこのタイトルが私はとても好きでした。 そう、散らかるんです。日々充実した暮らしをしている人でも、大して何もしてない人でも

    • 頼まれてもないのに。その54(令和六年大相撲春場所を振り返る)

       今場所を期に、しばらく大相撲について語るのはやめようと思います。  純粋に楽しむには不純物が多すぎて。  今まではエンタメのため、空気悪くしないため、人の楽しみを奪わないため、それなりに目をつぶってきたこともいっぱいあったけれど、もうそろそろそういうのいいかなって。  私は内部の人でもなんでもないから、表に見えてる一部の中でも、さらにほんのわずかの部分しか見てないただの素人です。  一部だけ見れてない人間のくせにわかったふうに論ずるなと言うのであれば、もうそれは「お前たち

      • 2024/2/28(水) 誰の味方にもならない人は嫌われる、だけじゃなく、

         有害。  ああ、結局のところ私って、せっかく近づいてくださった人たちに嫌われるためだけに文章書いてるんだろうな。  自分の意見を正直そのまま書くことは、ただの分断をもたらすだけだと。  人に嫌われたくなければ自分の意見を言わないこと。  今いる居場所に見合ったことだけ言っておくこと。  文章とは、意見とは、剣であり、暴力なんだわ。誰が何と言おうとね。  それを見聞きする側に受け止められる強さが備わっているかいないかの話でしかない。  いやんなっちゃう。  中立国の話。

        • 頼まれてもないのに。その53(令和六年大相撲初場所を振り返る)

           令和六年。  まだひと月しか経っていないのだけれど。  なにがあっても角界だけは前向きな話題にあふれ続けていてほしいと切に願います。  大相撲ファンとしてうれしいことまずは二つ。  横綱照ノ富士の堂々たる帰還。圧倒的強さをもってしての9回目の優勝。  そして初場所後の大関琴ノ若誕生(※琴櫻襲名は5月場所以降とのこと)。  感動は与えるものじゃなくて結果のひとつ。  毎日毎日を人一倍必死に生きている人が時々もらえるご褒美に、私たちが共鳴のおすそ分けをいただいているだけ。

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        2020/12/13-14(月)住んでりゃ部屋は散らかるものよ

        マガジン

        • 頼まれてもないのに。
          55本
        • 住んでりゃ部屋は散らかるものよ
          645本
        • レビューとしては使えない私の読書録
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          2023/12/29(金)年末だし2023年を振り返ってみようかと思う。

           年を取れば取るほど一年が短く感じられるようになるといいます。ここ数年、そして昨年まではそんな感じだったのに今年だけはとても長い一年に感じられました。数年前の出来事だったかなと振り返ったことが今年の出来事だったり。どうしたのかな私の時間感覚。バグったか。来年以降どうなるか。  今年はお相撲の感想だけは定期的に、あとは読んだ本のレビューを不定期にアップしてはいたものの、ほとんど更新できませんでした。  しなかったのではないと思います。気持ち的にできなかったのです。  私のTw

          2023/12/29(金)年末だし2023年を振り返ってみようかと思う。

          頼まれてもないのに。その52(令和五年大相撲九州場所を振り返る)

           ああ今場所優勝したあのお相撲さんね、あの子は霧島だよ。昔のしこ名もいい名前だったけれど、誰が見たってもうあの子の名前は霧島だね。  しかも2回目の優勝、大関として初優勝の場所が九州場所だっていうのもにくいめぐり合わせだね。日本シリーズの優勝チームにもあやかって今夜は虎斑霧島で祝杯をあげさせていただきましょうよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー  というわけで大関霧島の2回目の優勝おめでとうございます。  13勝2敗。後半しり上がりによくなっていったのが印象的でした

          頼まれてもないのに。その52(令和五年大相撲九州場所を振り返る)

          レビューとしては使えない私の読書録 その5(『ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト』森永卓郎著・フォレスト出版)

          <本の基本情報> ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト 森永卓郎 2023 フォレスト出版(三五館シンシャ) <私の評価> ☆お気に入り度(1-5)    4  ☆おすすめ度(1-5)     5 ☆とくに誰に読んでもらいたい?  日本の有権者全員  ☆本の印象  読みやすい本です。  ジャンルとしては経済本ということになるかと思いますが、今の日本経済が実際には誰に牛耳られているのかという暴露本ということになるのでしょう。もちろんここに書いてあることが真実な

          レビューとしては使えない私の読書録 その5(『ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト』森永卓郎著・フォレスト出版)

          頼まれてもないのに。その51(令和五年大相撲秋場所を振り返る)

           今春のWBCだけでもおなかいっぱいだったのにここへ来て世界陸上とラグビーW杯という私の好きな大会がさらに立て続けに開催されてしまいましてもう今年はなんという当たり年なんでしょう。北口榛花のやり投げ見ました?開幕戦のフランス対ニュージーランド戦見ました?イングランドのヘディング見ました?今週末はサモア戦ですよ次とその次絶対勝たなきゃ日本。  ……ということで見事に挟まれちゃいましてね秋場所。  ほんと申し訳ない。見逃している取組も今回たくさんあります。  でもそういいつつ、見

          頼まれてもないのに。その51(令和五年大相撲秋場所を振り返る)

          レビューとしては使えない私の読書録 その4(『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳・ハヤカワepi文庫)

          <本の基本情報> わたしを離さないで カズオ・イシグロ 著 土屋政雄 訳 2008 ハヤカワepi文庫 (Kazuo Ishiguro, 2005, NEVER LET ME GO) <私の評価> ☆お気に入り度(1-5)    4  ☆おすすめ度(1-5)     4 ☆とくに誰に読んでもらいたい?  この本に出会えた人に。出会うべき時、本に呼ばれた人たちに。    ☆本の印象  映画にもテレビドラマにもなっている有名なお話ですのでほぼネタバレ状態で読まれる方も多いと

          レビューとしては使えない私の読書録 その4(『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳・ハヤカワepi文庫)

          2023/8/25(金)なぜかパンを焼き始める

           数週間前から唐突にパンを焼き始めました。  きっかけは自分でもよくわかりません。  カットして冷凍庫にストックしてあった業務スーパーのパンを食べきり、また買いにいかないとなーとぼんやり思ってたところ、降ってきたんですよね「自分で焼けばいいじゃん」という声が。  いやはやなんなんでしょうね一体。  パンを焼くこと自体は全く初めてではないのですけれどその時は炊飯器でパンを焼くというレシピを使っていました。このレシピ、こまごまと手間もかかるうえ半日潰れるのが地味に面倒で、わ

          2023/8/25(金)なぜかパンを焼き始める

          頼まれてもないのに。その50(令和五年大相撲名古屋場所を振り返る)

           それにしても今場所の土俵はよくすべりましたねえ。  あのすべりをものにした力士が賜杯を手に……とか思ってみたりしましたけどあんまり関係なかったようですね。  連日の猛暑の中、みなさまお疲れさまでした。  横綱照ノ富士の連覇と3関脇同時大関昇進という二大看板を掲げての名古屋場所、残念ながら横綱は腰痛の悪化で4日目から休場、3関脇のうち大栄翔と若元春は終盤完全に精彩を欠きいずれも9勝6敗の星に終わるという中。  豊昇龍、ついに初優勝です。12勝3敗での優勝決定戦を制しての優

          頼まれてもないのに。その50(令和五年大相撲名古屋場所を振り返る)

          レビューとしては使えない私の読書録 その3(『世界地図の中で考える』高坂正堯著・新潮選書)

          <本の基本情報>  世界地図の中で考える  高坂正堯  2016 新潮選書 <私の評価> ☆お気に入り度(1-5)    4  ☆おすすめ度(1-5)     3 ☆とくに誰に読んでもらいたい?     大学進学を目指す高校生 ☆本の印象  よほどのきっかけでもなければまずはとっつくことのない本。しかしある程度の文章を普段から読み慣れている人でしたら平易に感じられると思います。  グローバル化した世界の中で過去起きてきたこと、そして現在進行形で起きていること、これらは果たし

          レビューとしては使えない私の読書録 その3(『世界地図の中で考える』高坂正堯著・新潮選書)

          蒸し暑い初夏の夕暮れ、風鈴の音が聞きたくなって、きらきらとした丸いガラスに癒されたくなって、でも風鈴で近所トラブルになった話も聞くし……ああそうだとAppleMusicを検索して風鈴の音を探し出した。 なんとも味気ないこと。でもきっとこれが今風、令和の夏。

          蒸し暑い初夏の夕暮れ、風鈴の音が聞きたくなって、きらきらとした丸いガラスに癒されたくなって、でも風鈴で近所トラブルになった話も聞くし……ああそうだとAppleMusicを検索して風鈴の音を探し出した。 なんとも味気ないこと。でもきっとこれが今風、令和の夏。

          2023/6/22(木)大人の頭で死を考える

           ついに意欲まで無為にむしばまれてしまい、一つ一つの考えをまとめたところで何の価値もないというところまで落ち込んでいる今日この頃ではあるのですが。  それでも私が生きているということは、まあ、まだやることがあるってことでしょう。   人はなぜ生まれてきたのか。  思春期ほど考えそうな青臭いテーマではあるのですが、私はあえていいたい。  30になるまではそんなこと一切考えなくていいからと。  とにかく勉強してたくさん体動かしていろんなもの見聞きして、自分の能力の天井まで勉強

          2023/6/22(木)大人の頭で死を考える

          頼まれてもないのに。その49(令和五年大相撲夏場所を振り返る)

           横綱照ノ富士が土俵に帰ってきました。  両膝の手術を経て4場所ぶりの土俵。場所前の巡業の様子など表に出ている情報を見る限り「出れる状態に仕上がっているから今場所は出ます」という感じでした。ですのでそこまでの大きな不安はなかったとはいえ。  横綱の場合無理に出場すれば復活場所が即引退場所になってしまうことも多々あるものですから一抹の不安は常にありました。もしこの取組でなにかあったらどうなるんだと。  でもまあ……なんでしょうね、不安になる取組はいくつかありましたけれど、終わっ

          頼まれてもないのに。その49(令和五年大相撲夏場所を振り返る)

          2023/5/12(金)コロナ禍とウクライナ侵攻が暴き出してしまった日本の姿

           2020年までの私とそれからの私と。  あれ以来かなり変わっちゃったなあ、ずいぶんと嫌なことばかり呟くようになっちゃったなあと申し訳なく思う日々が続いています。  人の本性ってのは良い時には見えてこなくて、良くない時にこそ明らかになってしまうんだってのを、この3年間、まざまざと突き付けてくれました。  お医者さんクラスタ。  最初のほうはよかった。皆がみな手探りだったし、とにかく少しでも有効な手段があるなら片っ端から試していこうと。その中の一つがmRNAタイプのワクチンの

          2023/5/12(金)コロナ禍とウクライナ侵攻が暴き出してしまった日本の姿