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頼まれてもないのに。その54(令和六年大相撲春場所を振り返る)
今場所を期に、しばらく大相撲について語るのはやめようと思います。
純粋に楽しむには不純物が多すぎて。
今まではエンタメのため、空気悪くしないため、人の楽しみを奪わないため、それなりに目をつぶってきたこともいっぱいあったけれど、もうそろそろそういうのいいかなって。
私は内部の人でもなんでもないから、表に見えてる一部の中でも、さらにほんのわずかの部分しか見てないただの素人です。
一部だけ見
頼まれてもないのに。その46(大相撲の話題おかわり:勝負師である前に人として)
喉にささったまま、どうしてもとれない小骨のようなもの。
お相撲ネタでもう一つどうしても書いておきたいことがあります。
八百長とガチについて。
昨今の風潮として「ガチこそがすばらしい。ガチこそが人に見せるべき真の姿」という声がより高まっているように感じます。
ガチ=真剣勝負。
あらかじめ言っておきますが私だってここぞの一番にはガチの取組が見たいです。否、ガチの取組でなきゃだめに決まっ
頼まれてもないのに。その44(令和4年大相撲秋場所を振り返る)
37歳10か月!
なんでこんなに元気なの? 序盤、中盤、終盤といっさいの息切れなし。それどころか終盤さらにギアがあがり、加速していく。
玉鷲、2回目の優勝。おめでとうございます。
前回は関脇で13勝2敗、今回は平幕で13勝2敗。前回は3年前になるんですね。大きなケガもせず、筋肉のハリもとくに衰えず、それでもここ数場所に限っていえば後半戦の失速が目立ち、さすがの鉄人玉鷲も寄る年波には勝てな
頼まれてもないのに。その43(令和4年大相撲名古屋場所を振り返る)
今回序ノ口の取組から幕内の結びまで、初めて最初から最後まで通しで相撲を見ることができました。14日目です。Abema大相撲さんありがとう。
この日はまさかの12時45分取組開始でした。することのなかった土曜日、6時間ならギリギリお付き合いできます。
え、朝から国技館にいれば通しで見られる? いやいや逆です。国技館観戦ってのはとにかく忙しいの。食堂に続くお昼のちゃんこの長い列に並ばなきゃいけ
頼まれてもないのに。その42(令和4年大相撲夏場所を振り返る)
5月場所。場所前に相撲とは全く関係のない大きな出来事がばたばたとあったせいでしょうか、そっちに気を取られているうちにぬるっと始まり、そのままぬるっと終わってしまった感。
今場所からようやく観客の定数を増やせたと思ったら、これまでなりを潜めていた指笛やら手拍子やら声援やら、どうやらそういう人たちまで戻ってきてしまったようで。
終わってみれば横綱照ノ富士が12勝3敗という成績で7度目の優勝とい
頼まれてもないのに。その41(令和4年大相撲春場所を振り返る)
大相撲春場所。大阪では3年ぶりの有観客開催ですというアナウンスにきょとんとしてしまいました。落ち着いて思い出そう。2年前は大阪開催ではあったものの無観客、そして去年はコロナ禍の真っただ中で移動ができず東京開催。いかんいかん、どうもこの生活が長く続きすぎて何がなんだかわからなくなってきているみたい。
コロナ禍前はほとんど気にしてなかったのに、ここ数場所来とても気にかかるようになった終盤戦の力士