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ヴィッセル神戸 記事まとめ

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#マッチレビュー

2024 J1 第19節 ガンバ大阪 × ヴィッセル神戸 レビュー

レビュー 前半戦折り返し、3位ガンバ・4位神戸の上位対決となった一戦。まさか前年王者の神戸を順位で上回った状態で迎えることになるとは思わなかった。4連勝中のガンバはスタメン変更なしも、アラーノ・ネタラヴィがベンチに名を連ね、いよいよメンバーエントリーも大変な争いに。一方の神戸も、スタメンは3試合連続で同じ顔触れとなっていた。  ガンバはキックオフ後最初のゴールキックから繋がずにロングボールを蹴っていた。降りしきる雨の影響を踏まえて、自陣で繋ぐよりはリスクの少ない選択肢を取ろ

【note限定】ヴィッセル神戸マッチレビュー│J1第1節vs磐田

待ちに待ったJリーグ開幕。開幕戦、アウェイでジュビロ磐田と対戦したヴィッセルは2‐0の勝利。幸先の良いスタートを切った。 ※本記事は開幕特別号として、noteのみの限定公開となります。 【レビュー】不安を一蹴した汰木のゴールで神戸が先制シーズン初ゴールはこの日LWGでスタメン起用された汰木。セットプレーのこぼれ球をダイレクトで合わせ、ゴール隅へしっかり決めた。 得点シーン:汰木(5') プレシーズンマッチのマイアミ戦、スーパーカップでの川崎F戦でいずれも得点が生まれな

明確だった「やりたいこと」、多すぎた「できなかったこと」。J1第29節 横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸を読み解く【マッチレビュー】

試合結果および主なスタッツ横浜F・マリノス 0-2(前半0-2) ヴィッセル神戸 得点者 [横浜FM]なし [神戸]大迫勇也(23分、PK)、武藤嘉紀(43分) 警告 [横浜FM]角田涼太朗(62分) [神戸]扇原貴宏(32分)、初瀬亮(61分)、ジェアン・パトリッキ(80分) ハイライト

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残念な結果、ほんの少し良かった過程。 2023.04.29 ヴィッセル神戸vs湘南ベルマーレ マッチレビュー

開始時の立ち位置と嚙み合わせはこちら。 ■神戸の湘南対策  雨のため屋根がしまったノエビアスタジアム神戸でキックオフ。神戸はボール保持は4-3-3、非保持は4-4-2(4-2-3-1)の可変式で臨む。非保持のシーンでは両WGが献身的に守備に戻り、SB+ボランチ+WGの3枚でサイドを封鎖。中央は2ボランチのスライドで塞ぎ、湘南のボールホルダーからパスの選択肢を奪い取っていた。湘南のゴールキックを除いてハイプレスに出るシーンはほとんどなく、前節マリノス戦で見せていた即時奪回か

『そして、次のフェーズへ』2023.#7 ヴィッセル神戸×アルビレックス新潟 マッチレビュー

首位相手にスコアレスドローで勝ち点1GET。ただ、試合終了間際には小島のゴールキック→跳ね返される→新井と早川が交錯→抜け出したパトリッキ→1vs1を制します。 これはもう終わったと目の前が真っ暗になりましたが、まさかのVAR介入で大迫の踵がオフサイドラインに当たるという判定となりゴール取り消し。九死に一生を得る形となりました。先週はVARで退場者を出して(これが勝敗を殆ど決めた)今週は失点が帳消しと、短期間のうちに機械判定による功罪の両方に触れる形となった新潟。 VAR

負けたのは個人かそれともチームか J1第6節vsヴィッセル神戸 マッチレビュー

上位対決での京神ダービー。 去年残留を争って泥にまみれていた2チームが、まさかの形で対戦することとなりました。 両者とも好調な一方で、好調にたどり着いた過程は別物です。 京都は新戦力の加入とフィットで。神戸はメンバーに変化少なく組織力の洗練で。手応えを伴った好調です。 「なぜか分からんけど好調でええわあ」と違い、苦しんだ時期を超えたことに深みと価値があります。 神戸はスタッツでも圧倒的。 「我々は攻守に歯車が噛み合っています」 そんなメッセージが伝わってきそうです。4連勝

セカンドボールの拾い方

ヴィッセル神戸0-1浦和レッズ 開幕3連勝と良い滑り出しをした神戸はホームに浦和を迎えての一戦。浦和は前節に待望の初勝利をC大阪からもぎ取った。 意外にもこの試合は両チームともにビルドアップには拘らず、中盤を省略したロングボールを多用する試合となった。セカンドボールの拾い合いでの激しいコンタクトや目まぐるしくボールが行ったり来たりする試合展開は見応えがあった。 ビルドアップへの抵抗感両チームともにプレスからのショートカウンターを1つの武器にしていることは周知の事実であった

「試されるメンタル」2023 J1 第3節 ヴィッセル神戸 × ガンバ大阪 レビュー

※全文無料で読めます。  記事の購入は、一杯おごっちゃるか~ぐらいのお気持ちでお願いします。  初勝利が欲しいゲームでしたが結果は4-0の大敗。残念な時間帯の失点が多く難しいゲームになってしまいました。これでガンバは2分1敗で未勝利のまま3戦を消化。今日の試合を観返すと、チームとしてコンセプトは変わっても変わらない部分の影響もまだまだ大きいと感じています。  プレビューはこちらから。 メンバー神戸:佐々木→大崎、本多→菊池。    菊池は今期初スタメン。 ガンバ:半田

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2023.2.25 J1第2節 北海道コンサドーレ札幌 vs ヴィッセル神戸

札幌は北海道での開幕戦。ホームスタジアムにヴィッセル神戸を迎えます。 前節はキムゴンヒが務めた1トップに荒野が入ります。荒野がいたCHのポジションには馬場が入りました。また菅野が足に違和感があるということでベンチ外、クソンユンがゴールを守ります。 神戸は酒井が調整のために外れたほか、イニエスタやサンペール、マテウス・トゥーレルなど期待されている人たちが開幕からメンバー入りできていません。しかしこのゲームの神戸についてはメンバーよりも4-4-2でゲームに臨んだことのほうが大きい

敵陣でのボール奪取率が最高となった試合:いまさらマッチレビュー 川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸(9月29日)

 ビデオは見直しているのだけれど、レビューが大量に溜まっている。今日は9月29日の川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸戦の「いまさらマッチレビュー」  この試合、フォーメーションや戦術云々と言うより、個の力の対決が面白いと思えた試合だった。ジェジエウ対大迫でジェジエウが劣勢に立たされるなど、これまで個の力でも優位に立ってきたフロンターレが苦しむ局面が数多くあり、その中でも3対1で勝った試合。  いまさら試合展開を振り返っても仕方ないので、自分のレビューで取り続けているスタッツ

対策の向こう側へ【Jリーグ】ヴィッセル神戸vs浦和レッズ

前節、FC東京に逆転勝利し3連勝としたレッズはアウェイでヴィッセル神戸と対戦しました 神戸とはACL圏争いをしていて3ptリードされている状態です。レッズとしてはここで勝利して勝点で並びたいところです。 神戸はこの夏に大型補強。古橋がセルティックへ移籍したものの、大迫と武藤の代表クラスの選手を獲得、更には元バルセロナのボージャンも獲得しています。 スタメン 神戸はミッドウィークに川崎戦があったことも影響し、メンバーを4人変更。郷家、佐々木、山川、サンペールが新たにスタ

フットボールの魅力とは:速報レビュー 川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸

今日は仕事を早く切り上げて等々力で川崎フロンターレ対ヴィッセル神戸戦を観戦。当初は9月9日に予定されていたこの試合、チケット発売時刻をうっかり忘れてしまっていて、元々はチケット入手に失敗してしまった。 それがワールドカップ予選との関係で日程が変更になり、再販売でなんとか入手に成功。去年の等々力の試合ではイニエスタは欠場したから、危うく去年に続いてイニエスタを見損なうところだった。 ただ、仕事の関係で21時からアメリカとビデオ会議をしなければならなくなった。さすがに等々力緑

2021.9.18 J1第29節 ヴィッセル神戸 vs 北海道コンサドーレ札幌

神戸がホームに札幌を迎えます。札幌は1週間ぶり、神戸は2週間ぶりのゲームで、両チームともコンディションを調整する期間が十分にありました。負傷者以外のメンバーはベストと言えると思いますが、札幌は小柏、福森、チャナティップ、深井らが離脱中。神戸は山口が外れています。 ゲーム構造神戸はプレッシングを行う札幌の背後に生じる1on1関係に圧力をかける狙いを、チームで共有していたようです。キーパーから前線の大迫と武藤にボールを当て、個人的に打開することをきっかけに札幌を崩そうとします。

【似たもの同士だけど】明治安田生命J1 第25節 ヴィッセル神戸-鹿島アントラーズ レビュー

戦前鹿島アントラーズ ・現在3位 ・前節は徳島ヴォルティスに3-0で勝利 ・ミッドウィークの天皇杯はV・ファーレン長崎に3-1で逆転勝ち ・長崎戦から中2日で迎える ヴィッセル神戸 ・現在5位 ・前節のサンフレッチェ広島戦は悪天候のため中止に ・ミッドウィークの天皇杯は終盤の失点で、名古屋グランパスに0-1の敗戦 ・名古屋戦から中2日で迎える スタメン ・鹿島は前節から1人変更 ・ボランチにディエゴ・ピトゥカが入る ・神戸は前節から2人変更 ・セル

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