フットボールベアー

1987年生まれのヴィッセル神戸サポ。 学生時代を神戸で過ごして以来ヴィッセルの虜に。…

フットボールベアー

1987年生まれのヴィッセル神戸サポ。 学生時代を神戸で過ごして以来ヴィッセルの虜に。卒業後は地元九州にUターン。複数の職を経て、2016年からフリーライターとして活動。 ヴィッセルのリーグ戦は全試合DAZNで視聴。試合後にはマッチレビューを毎試合X(Twitter)にて投稿中。

最近の記事

ヴィッセル神戸マッチレビュー│J1第3節vsF東京(2024/3/9)

FC東京とのゲームは2‐1で逆転勝利。 負傷者もあり前節から4人を入れ替えて臨んだ試合でしたが、新加入選手の活躍をはじめ収穫の多いゲームとなりました。 【レビュー】神戸のシステムは変わらず433をベースに可変する形を採用。スタメン発表時は442や3CBも予想されましたが、あくまでもベースは変えず。これは昨季からの積み上げを目指す考えと、チームに要らぬ混乱をもたらさないためだと想像します。 特に新加入の広瀬と宮代が初スタメンとあって、2人がプレーしやすい状況を用意したい狙い

    • ヴィッセル神戸マッチレビュー│J1第2節vs柏

      柏レイソル戦は0-1での敗戦。ホーム開幕戦は黒星スタートとなりました。 【レビュー】ネルシーニョ時代から柏の戦い方には、相手の良さを消す狡猾さがあります。井原さんも基本とする戦い方は同じで、この日も神戸の強みをしっかり潰す策を練ってきました。 まず神戸の攻撃の起点となる最終ラインを自由にさせないこと。小屋松や山田が中心となり、初瀬や山川をマーク。楽に蹴らせない意識を徹底すると同時に、前線が良いポジションを取る猶予を与えませんでした。加えて442の2ラインを圧縮し、密集状態

      • 【note限定】ヴィッセル神戸マッチレビュー│J1第1節vs磐田

        待ちに待ったJリーグ開幕。開幕戦、アウェイでジュビロ磐田と対戦したヴィッセルは2‐0の勝利。幸先の良いスタートを切った。 ※本記事は開幕特別号として、noteのみの限定公開となります。 【レビュー】不安を一蹴した汰木のゴールで神戸が先制シーズン初ゴールはこの日LWGでスタメン起用された汰木。セットプレーのこぼれ球をダイレクトで合わせ、ゴール隅へしっかり決めた。 得点:汰木(5) プレシーズンマッチのマイアミ戦、スーパーカップでの川崎F戦でいずれも得点が生まれなかったヴ

        • ヴィッセル神戸マッチレビュー│FSCvs川崎F

          開幕を前に行われたスーパーカップ(FUJIFILM SUPER CUP)は0-1の敗戦。戦前には川崎は繋いでくると予想していましたが、蓋を開けてみればゴミスを起点に長いボールを使用。やはりJ1王者へのマークは厳しく、しっかりリスペクト「された」試合でした。対する神戸も大迫へのロングボールを軸に、対角の佐々木を活用。両者がコンパクトな布陣の中で、タフに競り合うゲームとなりました。 【レビュー】結果から言えば、キーマンは井出でした。彼がIHでプレス役とFW役を務め、大迫や佐々木

        ヴィッセル神戸マッチレビュー│J1第3節vsF東京(2024/3/9)

          ヴィッセル神戸マッチレビュー│PSMvsマイアミ

          2024年シーズンの最初の試合となったインテルマイアミ戦。残念ながら日本国内の放送はありませんでしたが、マイアミ公式チャンネルで試合を観戦しました。 【レビュー】神戸は昨季同様に前線からのハイプレスを志向。大迫が守備のスイッチを入れ、それに連動して後方の選手がボール奪取に動く形です。まず目についたのはボール奪取後のビルドアップ。昨年は奪った瞬間に前に大きく蹴り出すのがベースでしたが、この日はあえて後方からパスを繋ぐようなシーンが目立ちました。サイドの崩しでも3人でトライアン

          ヴィッセル神戸マッチレビュー│PSMvsマイアミ

          【note限定】ヴィッセル神戸24シーズンの補強動向と戦力分析

          1月10日、ヴィッセル神戸は新シーズンへ向けてチームを始動した。前年に悲願のリーグタイトルを獲得したヴィッセル。24年シーズンへ向けてクラブはリーグとACLを並行して戦う過密日程に備えるべく、積極的な補強を進めた。 始動後も移籍市場は開いているため選手の動きはまだ予想されるが、今回は本稿執筆時点(2024年1月10日)での補強動向をまとめた。各ポジション別の戦力分析と合わせて、ヴィッセル神戸のオフの動きをふり返ってみたい。 「2チーム分の編成」を実現したヴィッセル「同レベ

          【note限定】ヴィッセル神戸24シーズンの補強動向と戦力分析