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    鹿島アントラーズの2024シーズンの試合ごとに書いている雑感をまとめました

  • 鹿島アントラーズを分析する

    鹿島アントラーズを分析したものをまとめています

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    カシマスタジアムで試合観戦するのに読むと便利だよー!、って記事をまとめました

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    試合観戦の時に撮った写真をただアップしたものをまとめました

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カシマスタジアムのもつ煮をほぼ全て食べ比べてみた

こんにちは、タケゴラです。 このたび、2021年10月1日で私が応援している鹿島アントラーズは30周年を迎えます。めでたいですね。私が応援しているのはそのうち20年弱くらいなのですが、その間にもアントラーズは多くの感動と興奮を私に味わせてくれました。これからの10年、20年もアントラーズが感動を与えてくれるクラブであること、クラブとしてより発展していくことを期待しています。 さて、堅苦しい文章はこのくらいにして。アントラーズのホームスタジアムであるカシマスタジアムの名物と

    • FC東京戦の雑感

      ストロングを尖らせる柴崎の左サイド起用今節、鹿島はスタメンを入れ替え、チャヴリッチを先発起用した。ただ、入れ替えたのはそれだけではない。ボランチの左右も入れ替え、柴崎を左、知念を右に置いていたのだ。 これには鹿島の現状のストロングをさらに尖らせたい狙いがあるように思える。今の鹿島の必勝パターンは、「左で作って、右で崩す」。左サイドで組み立てに変化をつける安西と降りて起点となる優磨を中心にボールを前進させ、そこから逆サイドに展開。大外に張っていた師岡や濃野を活かし、一気にス

      • 松村優太の期限付き移籍について

        現状使われない理由この記事を読んだ時に、この先ポポヴィッチが監督でいる中で松村が出場機会を得るのは、正直かなり難しいだろうなと思っていた。自分が使われてない中で、なぜ使われてないのかについて突き詰めずに、自分のストロングをアピールすることを押し通そうとするところは、現状の鹿島のスタイルではあまり受け入れられないだろうな、と思ったからである。 松村が現状使われていないのは、2列目としてのタスクをこなせていないからという理由に尽きる。今の2列目の選手に求められているのは、時間

        • 横浜F・マリノス戦の雑感

          オープンな展開を好まないマリノスマリノスの強みはやはり何と言っても前線のブラジル人トリオであろう。スピードがあり、独力でゴールを奪えるエウベルとヤン・マテウスの両ウイングと、ゴール前で強さを誇る昨季得点王のアンデルソン・ロペス。この3人をフルに活かすべく、ある程度の形が整えばサイドに張ったウイングたちに早めにボールを預け、そこから一気にスピードアップしてゴールに迫るのがマリノスの黄金パターンだ。 ただ、前半のマリノスはそのパターンを見せることがあまりなかった。むしろ、後ろ

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          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          勝敗を分けた鈴木優磨への対応この試合、勝敗を分けたポイントとして挙げられるのが、札幌があまりにも鈴木優磨を自由にさせすぎた、ということだろう。 札幌の守備は基本的にマンツーマンで守り、前から相手を捕まえにいく姿勢を取っている。そのため、自分たちのマーカーがハッキリしてる時は強いし、足元のプレーだけで打開してくるような相手にも強い。だが、反面マーカーが浮くような感じになると、そこの受け渡しはあまり得意ではないし、自分たちの背後に出たボールへの対応にはかなり脆さを見せてしまう

          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          ヴィッセル神戸戦の雑感

          放置してしまった出しどころロングボールを蹴り合う中で始まった立ち上がり、最初のセットプレーでチャヴリッチにゴールが生まれた鹿島としては、これ以上ないスタートとなった。 だからこそ、18分の失点は非常にもったいなかったし、あれで主導権は完全に神戸に渡ってしまった。その失点シーンを振り返っていきたい。神戸はシンプルな裏抜け一本でゴールに結びつけてきた。最後尾に降りた扇原のロングパスに右サイドから斜めに抜け出した武藤が受けて、そのままフィニッシュ、である。 このシーン、簡単に

          ヴィッセル神戸戦の雑感

          ガンバ大阪戦の雑感

          前半に主導権を握れた理由前半で得点が奪えなかったから。この試合で鹿島が勝点3を得られなかった要因を挙げるとすれば、これに尽きるだろう。前半自分たちが主導権を握り、いくつもチャンスを作った中で、決め切ることができなかった。最後のクオリティの部分がスコアに響いてしまったと言える。 ただ、その中でなぜ前半に主導権を握り、チャンスを多く作ることができたのか?、ということについて考えてみたい。これには、まずガンバ側の守備における姿勢が影響している。ガンバはプレスの強度こそ高くなかっ

          ガンバ大阪戦の雑感

          浦和レッズ戦の雑感

          鈴木優磨の質的優位を活かした速攻最初のシュートチャンスをゴールに結びつける。鹿島が試合の主導権を握ることができることの多い必勝パターンが、この難しいアウェイゲームで炸裂した。 先制点の得点シーンは今節の鹿島が狙っていた形だった。相手の攻撃を引っ掛けると、そこから素早く縦を突いた攻撃に移行。相手のネガトラを優磨がサイドに開いて受け手になることで機能させないように追い込み、逆に彼のところで鹿島は起点を作る。そこから手薄な逆サイドに展開することで、一気にスピードアップして相手ゴ

          浦和レッズ戦の雑感

          鹿島アントラーズの2024シーズン前半戦を振り返って

          結果について19試合で11勝4分4敗の勝点37の2位、首位とは勝点差2。ここまでは上出来と言っていいだろう。順位や首位との勝点差は今季のリーグ全体が混戦模様なこと、昨季の上位陣が思ったよりも勝点を積むのに苦労している部分に助けられている面もあるが、今のところ優勝争いについていくのに最低限必要な試合数×2のペースにわずかに届かないぐらいで付いていくことができている(ちなみに、次のガンバ大阪戦で勝つとそれに届く)。 正直、勝点を落とした試合を考えるともっと積めたのでは?という

          鹿島アントラーズの2024シーズン前半戦を振り返って

          アルビレックス新潟戦の雑感

          空転し続けたプレッシングポポヴィッチのこのコメントが、この試合上手くいかなかった理由を一番端的に示していると言える。今節の鹿島は高い位置からのプレッシングがとにかく空転していた。 そもそもボールを保持することに長ける新潟相手になぜプレスを積極的に仕掛けていったのかを考えてみたい。理由としては、新潟を高い位置で窒息させたかったのだろうし、押し込まれる状況で守備を強いられるという相手の土俵でやりたくなかったのだろう。自分たちのアタッカーのクオリティを高い位置で相手にぶつけるこ

          アルビレックス新潟戦の雑感

          ランコ・ポポヴィッチ監督の83のことば

          監督就任、2024シーズン始動から6月1日の横浜F・マリノス戦までの発言をまとめてみました。 2023年12月1 2024年1月1/9 チーム始動日 2 3 1/21 新体制発表会 4 5 ー柴崎岳をキャプテンに指名したことについて 6 1/29 宮崎キャンプ中 7 8 ー知念慶のボランチ起用について 1/30 練習試合徳島戦 9 2024年2月2/9 PSM水戸戦試合前会見 10 11 12 13 14 15 16 17 1

          ランコ・ポポヴィッチ監督の83のことば

          This is Popovic Antlers

          3度目の雪辱戦だ。リーグ戦の第17節を年一回のホーム開催である国立競技場で迎えた鹿島アントラーズ。4連勝を賭けた一戦は、昨季、一昨季とシーズンダブルを食らった横浜F・マリノスが相手だったが、今季ここまで川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸と昨季ダブルを食らった相手をホームで打ち破っているポポヴィッチアントラーズは、今節も3得点を奪って見事な逆転勝利。またしても、昨季越えられなかった壁を乗り越えてみせた。 鹿島のボランチを動かすマリノスとはいえ、全てが順調だったわけではない。立

          This is Popovic Antlers

          #広島ナイターから朝9時までに東京帰るチャレンジ

          5月15日 21:00こんばんは、タケゴラです。こちらは今年オープンしたエディオンピースウイング広島。いやー、素晴らしい新スタジアムで勝つのっていいですね。 本来なら、このまま夜の街に繰り出して祝杯をあげたいところなんですが、ここで自分には問題がありました。 仕事のため、明日の朝9時までには東京駅に戻っていないといけないのです。 というわけで、ここから自分が取れる選択肢は一つ。試合後すぐにスタジアムを出て、東京へ帰る。これです。 広島ナイターから翌朝東京に帰れるのか

          #広島ナイターから朝9時までに東京帰るチャレンジ

          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          秩序を崩さない札幌札幌の試合への入り方によって、テンションとしては中々上がらない試合になった。札幌は自分たちの秩序を崩さずに時間を進めることを優先していたように思える。降格圏に位置しており、残留のためには上位にいる鹿島から勝点1でも掴み取りたいというのもあるだろうし、ケガ人が多くベストな陣容で戦えないというのもあるだろう。 普段の札幌はオールコートマンツーマンで高い位置からプレッシングを掛けるし、守備陣もどんどん迎撃に出てくる。攻撃では数的優位を保ちながらボールを保持しつ

          北海道コンサドーレ札幌戦の雑感

          ヴィッセル神戸戦の雑感

          狙われた中で守り切ったサイド神戸は立ち上がりから打開の糸口をサイドの空中戦に見出そうとしていた。サイドにロングボールを蹴り込み、武藤や佐々木に鹿島のサイドバックと競らせるようにさせ、そこでの質的優位から鹿島を押し込んでいく。ゴールキックなどでは大迫もサイドに流れていたことから、鹿島のセンターバックとは直接勝負せずに、自分たちの優位な展開を作り出そうとしていた。 ここでまず決壊しなかった、というのが今節の鹿島にとっては大きかった。右サイドの濃野はもちろん、左サイドの安西を中

          ヴィッセル神戸戦の雑感

          サンフレッチェ広島戦の雑感

          良さをぶつけた先制点まずは開始早々試合を動かした先制点のシーンを振り返っていきたい。このシーンは鹿島の現状のスタイルで活きる個々の良さを凝縮したものをぶつけることができていた。 コーナーキックの獲得に繋がるシーンでは、まず中央でボールを相手が持ったところに知念が襲いかかり、プレーエリアの広さとボール奪取能力の高さを活かしてインターセプト、ここにすかさず名古が加わってセカンドボールを回収する。彼の縦パスを受けた優磨は広島の選手たちが対応に迷うようなギャップでボールを受け、即

          サンフレッチェ広島戦の雑感