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ランコ・ポポヴィッチ監督の83のことば

監督就任、2024シーズン始動から6月1日の横浜F・マリノス戦までの発言をまとめてみました。


2023年12月

1

鹿島アントラーズという偉大なクラブからオファーをいただき、心の底からうれしく思いますし、非常に光栄です。今シーズンはヴォイヴォディナで素晴らしい時間をクラブ、選手たちと過ごしており、他のクラブに行くことは正直考えられませんでしたが、このオファーを受ける決断をしました。アントラーズという偉大なクラブで仕事ができることが、私にとってこの決断をした一番大きな理由です。ヴォイヴォディナの会長、強化部長、選手たち、チームにかかわるすべての方々に対し、私の決断を尊重してくれたことに心から感謝しています。アントラーズサポーターの皆さん、スタジアムに足を運びたいと思ってもらえるような、魅力あふれるエネルギッシュなチームを、フットボールを見せたいと思います!一緒に戦いましょう!

監督就任リリースのコメント

2024年1月

1/9 チーム始動日

2

気付いたことは町のあちこちにエンブレムがあった。鹿嶋という町と良い関係を築けている。彼らの情熱を感じている。

スポニチ

3

全てを出し切ろうとする姿勢は絶対です。例え結果として負けることがあっても、敗者としての姿は見せない。仮に負けたとしても、勝者だってことを見せられるようなチームを作っていきたい。勝者としてのプレー、トレーニングを積み重ねていく。

スポーツ報知

1/21 新体制発表会

4

(これまで指揮した日本の)各クラブで日本人選手のまじめさ、能力の高さは見てきたが、鹿島に来て選手が見せてくれた意識の高さは、抜きんでている。互いに要求するレベルも高く、練習に取り組む意欲が段違いに高い。欧州はキャリアのある選手は指導初日からフルパワーとはいかないが、ここは違う。キャリアがある選手が若手の選手にピッチ内であるべき姿を見せているのが鹿島の日常。

日刊スポーツ

5

ー柴崎岳をキャプテンに指名したことについて

ガク(柴崎岳)が鹿島アントラーズに帰ってきたことが、どれぐらい鹿島にとって重要であり大きいことかを、我々鹿島に関わる全ての人が認識しています。

彼は彼らしく、自分の姿でチームを引っ張ってもらいたいです。キャプテンマークを巻かなくても、(鈴木)優磨、ナオ(植田直通)と、キャプテンと同じ資質、リーダーシップを持った選手たちがいます。鹿島で長いキャリアを築いて、タイトル獲得の経験ある選手たちが、今の若手たちに鹿島のユニフォームに袖を通すのは、どういうことかを示してほしいです。ガクだけでなく、選手全員がキャプテンのつもりで、チームを引っ張っていくことが重要だと思います。

ガクは全てを背負わず、これまで見せてきた姿勢、プレーをしっかり見せてくれればと思います。

サカノワ

6

私はプロセスをすごく大切にしてきました。成功は一夜で掴めるものでも、作れるものでもありません。もちろん、このクラブに来たからには、求められているもの、果たさなければいけないことは明確です。必ずタイトルを獲ると約束します、と大きなことを言うタイプではないですが、タイトルを獲得するために日々を過ごしていく、全力を尽くす。そして目指すところがタイトルである。それだけはハッキリと伝えたいです。

サカノワ

1/29 宮崎キャンプ中

7

正直に、オープンにコミュニケーションを取ること。誰でもミスはあるし、意図的にミスをするわけじゃない。ミスをしたから悪い選手、悪い人間だってことはもちろんない。ミスをした後にどうカバーしていくのか、フォローしていくのかが一番大事であって、そういう話をしています。『そこでミスはいいんだ』『その後にトライしないことがミスなんだ』ってことも、口酸っぱく言っています。

 だからそういった部分もしっかりピッチの中で見せてくれればと思いますし、そういう信頼関係が結ばれていったら、萎縮せずに、固くならずに、ミスを怖がらずにプレーすることに繋がると思います。選手には正直に、オープンに自分の考えていることを言って、『ミスしてもいいんだよ。その後ちゃんとやれよ』と。どうカバーするのかって話をしています。

サッカーダイジェスト

8

ー知念慶のボランチ起用について

知念はテクニックがあって、フィジカルの強さもある。フォワードですから常にハイプレッシャーの中でプレーが求められている。そこでは早い判断が必要ですよね。ボランチでプレーできる要素はしっかり持っている。ゲームの流れを読んでプレーできるのも知念ですから。彼の能力があれば、十分できると私は思っています。

サッカーダイジェスト

1/30 練習試合徳島戦

9

こういう試合を勝っていくことが大事。我々は鹿島であり、結果を求めて戦わないといけない。

スポーツ報知

2024年2月

2/9 PSM水戸戦試合前会見

10

公式戦と同じだと捉えています。闘う、勝者のメンタリティを持つチームであるべきです。選手たちに伝えましたが、私たちのなかで、フレンドリーマッチ、トレーニングマッチは存在しません。テストマッチという意味はあるかもしれません。我々は常に試されています。だからこそ、全てを出し切らないといけない。そういう考え方で臨まなければいけない。これまでしてきたことを全力で出し切る試合にしたいです。

サカノワ

11

我々は毎試合、どんな試合であっても重要だと考えているし、すべての勝利が重要だとも考えている。

PSM水戸戦試合後コメント

12

試合中のミスを振り返っても、意図がないミスやアイデアがないミスではなくて、精度が足りなかったというミスが多かった。そこに意図やアイデアがあれば、そのミスはまったく問題ないと思っているし、アイデアがあるのであとは精度を高められればというところなので、成長につながるミスだと考えている。

PSM水戸戦試合後コメント

13

「知念選手が素晴らしかった」という話をいただいた後に、「いや、素晴らしくなかった」というのは、ジェントルマンとして恥ずべきことなのでそれは言えないが、今言っていただいた通りだと思う。私もそう評価している。知念選手はまず選手としてのクオリティが高い良い選手だということ。私の持論では、良い選手はポジションに関係なく、どこでもプレーできる。

PSM水戸戦試合後コメント

14

どんな時でも、我々がどんなプランなのか、何を背負って戦っているのか、どういうサポーターのために戦っているのか、それは1秒たりとも忘れるな

名古屋戦MATCH DAY

15

われわれがここまで準備してきたこと、積み上げてきたことのすべてがうまくいった試合ではなかったですけれど、しっかりと攻守にわたって、やってきたことを見せたかなというふうに思います。選手たちには非常によくやったと言いたいと思いますし、本当に90分間通して、粘り強く、我慢強く、賢く戦えたというふうに思っています。

名古屋戦試合後コメント

16

「チームが個を輝かせる」ということはいつも話しているが、チームのために戦う中で、チームが個を活かすということを見せることができた。

名古屋戦試合後コメント

17

アントラーズがどのようなクラブなのかは十分に理解しているし、それは就任当初から話してきた。勝つために何をしなければいけないのか、どう戦うのかを常に考えながら準備してきた。このようなクラブで指揮を執れることは私にとって光栄なこと。ただ、クラブの伝統と歴史を作ってくれた方々に、我々は内容と結果で恩返ししなければいけない。

名古屋戦試合後コメント

18

ー「ロッカールームで選手たちにブラボーと伝えたか?」という質問に対して

まだ言っていないが、今から言いに行こうと思う。それにふさわしいプレーと姿勢を見せてくれたと思う。我々がやりたかったことをしっかりとやり切ってくれたので、本当に今日はブラボーと言いたい。

名古屋戦試合後コメント

19

今まで習慣になっていたことを変えて新しいことにチャレンジするのは時間がかかるし、簡単ではないが、選手たちは私が求めているものをしっかりと受け止めてチャレンジしようという姿勢を日々見せてくれている。

名古屋戦試合後コメント

2024年3月

20

今日、ホーム開幕戦を迎えたわけだが、本当にファンタスティックな雰囲気を作ってくれたのもファン・サポーターの皆さんだと思っている。ファン・サポーターの皆さんには本当に感謝したい。ファン・サポーターの皆さんががあれだけ詰めかけてくれて、声援を送ってくれているので、そこでプレッシャーを感じてかたくなってしまったら意味がない。楽しんでプレーしてほしかったと思う。

C大阪戦試合後コメント

21

我々がライン間を使えずにいた。今週のトレーニングで狙っていたことは、そこでアドバンテージを作ること、起点を作ることだったが、やはり最終ラインからスピーディにボールを動かせないと、相手の嫌なところを効果的に使えない。

C大阪戦試合後コメント

22

ー「交代策の意図は?」という質問に対して

我々はどんな試合であっても最後まで諦めず勝ちを目指して戦うチーム。そういうメッセージを発信し続けなければいけないと思っている。私からのメッセージはまさに明確で、「最後まで戦うんだ」ということ。もちろん我々の選手にもそうだし、ファン・サポーターの皆さんにもそう。そして、相手チームの選手にもそういうメッセージを発信した。

C大阪戦試合後コメント

23

ラッキーなことに私は海舟と過去に3年間一緒に仕事してきたので、彼の特長が分かっていたのでセンターバックに彼を入れた。そして後ろからのボールの流れをテンポアップさせ、リズムを作れるようにした。そこはもう彼の力なしにはもちろん成功しなかっただろう。

C大阪戦試合後コメント

24

ー「鈴木優磨のトップ下起用」について聞かれて

彼はプレーだけでなくキャラクターも含めて、日本でも数少ない選手だと思う。もっと言えば、ヨーロッパでも彼みたいなキャラクターの選手は少なくなっている。彼をトップ下で使った狙いは、我々が狙っていたライン間で起点を作って、背後を取っていくこと。ボールをライン間で失わずにしっかりと受けられる選手である優磨が、あそこでボールを受けてくれるからこそ、相手を1枚引っ張り出せて、その相手が開けたスペースを3人目が取っていくことができると思った。

C大阪戦試合後コメント

25

私は現役時代にセンターバックだったので、どういう攻撃がディフェンス陣にとって守りづらいのかをよく理解しているつもり。やはり相手が自分の目の前から動かずに足元でパスを受けるだけだと目の前の選手に対応すればいいだけなので、これ以上簡単なことはない。ただ、流動的に動きながら、動きの出し入れをしてくる攻撃は、やはりディフェンスとしては1番嫌だったし、1番守りづらかった。スペースを作る動き、スペースに入っていく動き。これが連動してシンクロされると防ぎようがなかった。これが私がセンターバックをやっていて感じてきたこと。

C大阪戦試合後コメント

26

絶対に一瞬たりとも忘れてはいけない、我々は鹿島だということ、俺たちよりも貪欲で、勝ちに対してハングリーなチームは存在しないことを、しっかり示そう。

町田戦MATCH DAY

27

苦しくなった時、鹿島のエンブレムを見ろ。チームメイトの姿を見ろ。全員で鼓舞しあって戦うぞ。

川崎F戦MATCH DAY

28

ー試合後に選手たちに向けて

今日、寮で私が言った言葉を君たちに忘れてほしくない。自分たちの力を信じてほしい。そして、この鹿島というクラブでプレーできるのは当たり前ではないということ、喜びを感じてほしい。だから我々が、自分たちの全力を出し切ることが、サポーターをハッピーにすることでもある。

川崎F戦MATCH DAY

29

我々は前節、ファン・サポーターの皆さんにアウェイで素晴らしい雰囲気を作ってもらった。大声援を送ってもらったにも関わらず、高いレベルでのプレーができなかった。我々のすべてを出し切れなかったという意味で、「我々は皆さんに借りを作ったよ」という話を選手たちにしていた。

今日、このスタジアムに足を踏み入れる前にファン・サポーターの皆さんの姿を見て、本当に鳥肌が立ったし、涙が溢れてくるくらいに皆さんの熱さや愛情が伝わってきた。

川崎F戦試合後コメント

30

我々が川崎Fに力で上回られたからビハインドを負っているわけではない。我々を苦しめているのは、自分たちが原因だ。いいプレーができているから、後半もつづけていこう。そして、より冷静に落ち着いてプレーしよう」という話もした。

川崎F戦試合後コメント

31

カシマスタジアムの大きな魅力は、やはりこの雰囲気だと思っている。今日は川崎Fのファン・サポーターの皆さんも非常にいい雰囲気を作っていたし、我々のファン・サポーターも本当に選手を鼓舞するような、後押しするような力強い声援を最後まで送りつづけてくれた。非常にいい雰囲気でフットボールをできるのが、Jリーグの大きな魅力の一つだと感じている。

川崎F戦試合後コメント

32

勝っていけば、修正もしやすい。勝ちながら、うまくいかなかった部分をしっかりと修正していきたい。

川崎F戦試合後コメント

33

トレーニングでの意欲、君達の情熱、上手くなりたいという気持ち、すごくいいものをこの一週間に見せてくれた。最高の舞台はサポーターが整えてくれているからな、今日も。それを見せる舞台は整ってるぞ。彼らが何を望んでいるのか、ハッピーになりたい、我々がハッピーであれば彼らもハッピーだぞ。俺たちの幸せ、自分たちの力を見せられる幸せ、それを彼らに届けよう。

磐田戦MATCH DAY

34

今日の相手のパフォーマンスが我々のなかにあるものを引き出してくれて、いい試合だった。

磐田戦試合後コメント

35

ー土居聖真と知念慶をボランチで先発起用したことについて

ファンタジスタと言ってもいいくらい、攻撃的な選手2人がボランチとして並んでプレーするのは、アントラーズに関わる人のなかで誰一人として思っていなかったのではないかと思う。その2人が並んで非常にいいプレーを見せてくれた。

磐田戦試合後コメント

36

個人名をあげてほめることはしたくないが、パレジについてはここで言及したい。トレーニングへの意欲が素晴らしく、試合でもチームのために自分の力を見せてくれる。全員の見本になるようなプレーを見せてくれた。最後、ガス欠になりそうなチームにターボをかけてくれたのは彼。

磐田戦試合後コメント

2024年4月

37

今日は水曜日、水曜日だけどあれだけのサポーターが今日も来てくれているぞ。中には仕事を休んだサポーターもいる。そして、飛行機代、宿泊代、飛行機代だけじゃなくて旅費にかかる費用も、彼らは自分で出している。それでも、スタジアムに駆けつけて俺たちに力を貸そうとしてくれている。俺たちは彼らに対するリスペクトを絶対に見せなければいけない。じゃあ、そのリスペクトは何なのか。最後まで自分たちの力を全力で一滴残らずここで出し尽くすこと。最後までやり切ること。やり切ったら勝つのは今日も俺たちだ。

福岡戦MATCH DAY

38

自分たちに矢印を向けて修正していかなければいけない。全員がやるべきことをしっかりとできれば、アントラーズはどこにも負けないチームだと思っている。

福岡戦試合後コメント

39

この瞬間に我々の最大値を出せなかったら何も意味がない。出し惜しみをするな。しっかりこの瞬間に全員が全てを出し切ろう。一つにならないといけないのはこの瞬間だからね。勝つために、誰かがミスしても誰かが必ずリカバーする、全員がそういう意識を持ってしっかり戦おう。

京都戦MATCH DAY

40

鹿島のスピリットを絶対に忘れないように。苦しくなっても我々のサポーターが力を貸してくれるからな。鹿島スピリットを示すのは我々だぞ。我々の姿でそれを示していくんだ。

京都戦MATCH DAY

41

このホームのスタジアムであのような雰囲気をつくってくれて、最後の苦しい時間も応援を止めずに背中を押し続けてくれた。我々の背中を押し、最大値を引き出してくれたのはファン・サポーターの皆さんだと思う。

京都戦試合後コメント

42

ここからはメディアの皆さんに聞きたいのですが、もしあのままゴールが決まらずに終わっていたら、皆さんはどんな記事を書くつもりでしたか?おそらく記事の内容はネガティブなものになっていたと思います。ゴールが遠い、何戦勝ちなし、という内容の記事になったと思います。しかし、「われわれは鹿島だ」というキャラクターをピッチの上で体現できたと思います。自分たちの出せるものを一滴残らずピッチの上で出し切る。これが私が求めていることであり、選手たち全員が今日は本当に全力で出し切ってくれたと思います。これはわれわれがホームであろうと、アウェイであろうと、連戦であろうと、毎試合見せないといけないものです。やらないといけないことだと思います。

京都戦試合後コメント

43

ープロ初ゴールを挙げた濃野公人への評価について

私の試合前の彼への評価と、今日の試合後からの評価は変わることはない。ひとつだけ言いたいのは、今日の試合後にインタビューを受けすぎだということぐらい(笑)。

京都戦試合後コメント

44

ーチャヴリッチについて

チャヴリッチに対してのファン・サポーターの皆さんからの大きな声援とチャントがなければ、前半で代えていただろう。私が背中を押す力よりも、ファン・サポーターのその力のほうが強いことを改めて実感した。ただ、皆さんの声よりも、彼に聞いてほしいのは私の声。彼は皆さんがチャントを歌うたびに感謝の思いを示してるが、私がサイドライン沿いで叫んで、指摘しても、見向きもしないのだから(笑)。

京都戦試合後コメント

45

ーチャヴリッチについて

今は彼を本来置きたいポジションでプレーさせていないのは、そういったように順応させるため、チームのやりたいことをしっかりと刷り込むため。彼にも理解させるためにそうしているところも大きい。だから、チームでの役割、彼がやらなければいけないことを彼自身も理解してプレーすることで、本来のポジションに戻ったときにより大きな力を出せる、そしてチームにもたらせられると考えている。彼の力が一番活きるポジションでプレーをさせていないのには、そういった意図がある。

京都戦試合後コメント

4/16 ルヴァン八戸戦試合前会見

46

ーサブ組の選手たちに対して

(関川)郁万やナオ(植田直通)や(鈴木)優磨のクオリティを見せてほしい。ただ、ピッチでプレーするクオリティだけではなくて、それぞれがリーダーとして、勝者のメンタリティを持ってほしいと思っています。

名前を挙げた3人は若手にも非常に良い影響を与えてくれていると思う。彼ら3人がいるから若手の能力も引き上げられている。彼ら3人に肩を並べる選手が出てきてほしいと思っています。

サッカーダイジェスト

47

この試合は、初めて試合で組むメンバーだったので、うまく行かないことがあるという想定はしていた。長年やっていたかのような、あうんの呼吸で戦えれば、それに越したことはない。私はそこまで悪い出来ではなかったと思っている。

ルヴァン八戸戦試合後コメント

48

まず、強いチームになるために、この4失点は許されない。やってはいけない失い方をしてはいけない。そういう事をなくしていかなければならない。

我々がこれまでやってきたことは、ボールを奪ったところから早く展開していくこと。ここ3週間ぐらい、ハードな日程だった。リカバリーを優先していたので、普段よりも戦術の部分ができていなかった。

鳥栖戦試合後コメント

49

ーハーフタイムに選手たちに向けて

走れなくなったら自分で手を挙げてみろ。すぐに交代でチェンジするから。

G大阪戦MATCH DAY

50

これがアントラーズのあるべき姿。ただ、今日だけ見せることができても意味がない。継続していかなければいけない。

G大阪戦試合後コメント

51

プレッシングの精度を上げていくことは、時間が必要になってくる。1試合で精度の高いプレッシングがチームとしてできるようになるわけではない。

G大阪戦試合後コメント

52

まだまだ、我々は完成されたチームではない。ただ、ここまでのプロセスには手応えを感じている。

G大阪戦試合後コメント

53

ー「鈴木優磨のパフォーマンスに元気がないように見えたが?」という質問に対して

優磨は絶対に疲れない。90分経つ頃にも彼がサイドバックのところまでカバーして、スプリントしていた。

彼がピッチにいることで、周りに勇気を与えている。優磨はそういう存在。

G大阪戦試合後コメント

54

ー「濃野公人に意識づけさせていることと、あまり言わないようにしていることは?」という質問に対して

言わないようにしていることは、ここでは言えない。

彼が大学から加入して、まだ経験という面では足りない。彼の1番の良さは攻撃の部分。彼に守備に専念してくれと言うこともできる。ただそれは彼にとって良くない。見せてくれているもの、クオリティは素晴らしい。その彼の良さを消したくない。活かしていきたい。彼に求めていることは、積極的に前に行って自分の良さを出して欲しいということ。

ひとつ注文をするとしたら、より賢くプレーをするということ。状況を見ながら前へ出ていくことを求めている。ただ、周りの選手たちが彼の足りない部分をカバーしてくれているし、示さなくてはいけないことをチームメートたちが教えてくれている。海舟だって彼を何度もカバーしていた。

G大阪戦試合後コメント

2024年5月

55

今日はGWでサポーターもたくさん入っている。彼らがどんな気持ちでスタジアムに来ているかわかっているよな。我々にとっても今日全員で全てを出し切って、ゴールデンデイにすること。みんなにも自分たちの良さ、力、強さっていうのをしっかり示して楽しんでもらおう。

湘南戦MATCH DAY

56

ー鈴木優磨について

もちろん、優磨も1人ではプレーできませんし、優磨を輝かせるのもチームです。チームが下を向きそうになったとき、チームに活を入れたのも、その姿勢で引っ張ったのも優磨でした。そういった意味で、彼が良いプレーを続けている間は私は替えない、というメッセージでした。優磨がそのメッセージを受けて、自分の力を過信して、あぐらをかいているような感じでプレーしていたら、今日のゴールはなかったと思います。

湘南戦試合後コメント

57

大事なのは我々次第だということ。今日、自分たちがどれだけ積み上げてきたことをしっかり出せるか、そこが一番大事だと、我々次第。そして、勘違いしてほしくないのは、自分のことだけ考えるのではなく、全員のことを考える。みんなのことを考える、チームのことを考えるということ。ひとつになろう、ファミリーのような関係をつくろう、一丸となってという話をずっとしてきた。君たちが今までに犠牲にしてくれたものというのは十分わかっている。毎日毎日、どういう姿勢でトレーニングに取り組んでくれたかわかっている、だからこそピッチの上で我々の姿を見せよう。ピッチの上でしっかりファミリーの姿を見せよう。ピッチの上でチームで戦っている姿をしっかり見せよう。だからこそ、全員がチームのために戦うことも忘れないように。

柏戦MATCH DAY

58

試合を振り返ると、失点する場面まではしたたかに賢く、共通理解をもってプレーすることができていた。今シーズンの中で、一番良くできていたかもしれない。

柏戦試合後コメント

59

連戦で選手の疲労を考えて交代をしたが、代わりに入った選手がやるべきことをうまくできなかった時間帯があった。彼らが悪かったというわけではなく、このような流れの試合で自分の役割を果たすこと、スタートで出ていた選手のやっていたことをそのままやるのは難しいということだと捉えている。

柏戦試合後コメント

60

この試合は、結果として負けていたらネガティブなことを言われていたかもしれないが、負けていたとしてもポジティブなことがあったと思っている。そのくらい、失点までの時間帯は良いものを見せることができたし、試合の大部分で見せたパフォーマンスには満足している。

柏戦試合後コメント

61

私は勝つことしか考えていない。勝つためにどう戦うのかしか考えていない。

柏戦試合後コメント

5/11 東京V戦試合前会見

62

ー全体練習に合流した柴崎岳について

自分の体を彼自身が一番よく分かっていますし、彼自身が『いける』と感じたタイミングが、決断する時だと考えています。復帰して試合を闘えるという手応えがなければ、急いで試合に使っても、それはいいことにつながっていきません。彼自身がどう感じているかが、非常に大切です。ただ、まだベンチには入っていませんが、彼も(チームに欠かせない)“先発メンバー”です。

サカノワ

63

ー試合後の選手たちに向けて

采配の責任はもちろん自分にある。勝たせることができなかった私の責任だ。非常に残念なのは今日、今この瞬間この時間にみんな笑顔になれている、なることができた試合だった。相手に3-0でリードして、そのまま試合を終わらせて、勝点3を取って、全員で喜びあってということができる試合だった。自分自身に問いかけてほしい、本当に今日出し切ったのか?同点に追い込まれる前に、自分たちがやれなかった、やり切れなかったこと、やり残したことはなかったのか、本当に?

東京V戦MATCH DAY

64

プレッシングのところで出ていく強度を出せない、いいタイミングで出ていけないのであれば、スペースを空けてしまうことになる。出ていけないのであれば、スペースを消す判断ができていなかったので、うまく相手に使われてしまった。もう一度言うが、それも含めて私の責任だと考えている。

東京V戦試合後コメント

65

ーハーフタイムに選手たちに向けて

今日君たちが見せてくれているのも、我々がやってきたことをやれれば、どこが相手でも問題ないことを証明しているからな。ただ、まだ終わりじゃないからな。俺たちがどういうチームなのか、君たちがどういう選手なのか、それをしっかり示し切ろう。賢く。

広島戦MATCH DAY

66

鹿島アントラーズのあるべき姿を見せた試合だった。選手たちを誇りに思う。

広島戦試合後コメント

67

就任当初から口酸っぱく、疲労が溜まったときにどう試合を進めていくか、より早い判断でボールを動かしていくということを伝えていた。選手たちが今日、自分たちのプレーで証明してくれた。これがアントラーズのあるべき姿だと思っている。今日は本来の姿を見せることができたという嬉しさがある。

我々がその日できる最大限の力を出し切る。その意識を共有できた。

広島戦試合後コメント

5/18 神戸戦試合前会見

68

試合に勝っても得るものは(勝ち点)3ポイントで変わらない。常に目先の試合が最重要だと思っている。もちろん目先の試合だから最重要だが、それ以上の捉え方をしていない。

スポニチ

69

前節(広島戦)は全員が最高のプレーを見せてくれたと思うけど、今日はあの試合を全員で超えていくぞ。チームとしての強さを今日しっかり見せよう。神戸は去年チャンピオンになった、タイトルを獲った。今年タイトルが欲しいのは俺たちだろ。君たち欲しくないのか、タイトルが?欲しかったらピッチに出て、全力を出して、相手を上回ってしっかり勝とう。

神戸戦MATCH DAY

70

ー試合後の選手たちに向けて

今日、アントラーズに関わる全ての人たちの夢を、感動を与えてくれたのは間違いなく君たちだ

神戸戦MATCH DAY

71

まず最低限やらなければいけないことは、ピッチに立ったら自分の力を出し切ること。これは就任初日から伝えてきた。今日はそれができれば結果を得られることを体感できた。
90分間を通して、全員が一つの方向を向いて出し切ってくれた。本当によくやってくれた。

チャンピオンになりたければ、この試合は本気で、この試合は手を抜いてという考えはあってはならない。そういうスイッチは存在しないし、普段の生活や日々のトレーニングから見せていかないといけない。それを選手と日々話してきたが、その意味でも満足したものを見せることができた。今日は間違いなくアントラーズに関わるすべての人が誇りに思う戦いを見せられた。

中田(浩二)小笠原(満男)、柳沢(敦)など、過去のタイトルを獲得してきた選手たちにも当時の強さを思い出させるような部分があったと思う。彼らも今日は誇らしく思ってくれていると思う。

神戸戦試合後コメント

72

ー無失点での勝利について

チームにとって非常にいいことで、ハヤ(早川友基)にとってもいいことだった。

神戸戦試合後コメント

73

我々のやり方で無失点で終えられたのは非常に大きいし、あれだけのインテンシティを見せられたのは、選手たちがよくやったという言葉しか見つからない。賞賛されてしかるべきかなと思う。

神戸戦試合後コメント

74

試合間隔があいていると、自分の力を出すのに時間がかかるし、それは当たり前だと思っている。それを理解したうえで、先発メンバーを決めた。今日、先発に使ったメンバーは今まで出場機会が少なかった選手たちだが、トレーニングでいいプレー、いい姿勢、あるべき姿勢を見せてくれていたからこそ、この試合で起用した。

ルヴァン町田戦試合後コメント

75

ーハーフタイムに選手たちに向けて

後半、ウチが示さなければいけないのは、相手に一瞬たりとも「同点に追いつけるな」「勝てるな」「逆転できるな」と思わせないこと。しっかりウチのプレーをやって、先に1点取るのはウチだぞ。

札幌戦MATCH DAY

76

非常に良かったのは、この日程を言い訳にすることなく、自分たちのやるべきことを意識して試合に入ってくれたし、ピッチの中でも示してくれた。疲労がなかったとは言えない。体も軽くはなかったと思う。その中でも、我々ができることを全員でやることができた。集中して戦ってくれた。本当に素晴らしかった。

札幌戦試合後コメント

77

アントラーズでプレーするにあたり、うまくいかない日もあるし、思い描いていた結果にならないこともある。その中で欠いてはいけないことは、その日持てる力を全力で出し切ること。それはクラブとして、必ず見せていかなければいけない。選手たちはその姿をしっかりと見せてくれた。

札幌戦試合後コメント

78

ー名古新太郎について

宮崎キャンプから取材されている方々は、われわれがどういうチームを作っていきたいのかのプランはご存じだと思いますが、FWだけでなく2列目も点を取っていくチームです。彼らがボールを運ぶだけのチームでしたら相手にも怖さはないですし、勝っていくチームにはなれません。日本では「この選手は守備は良くて、だけど攻撃はな」という評価の選手は多くいると思いますが、私は攻撃も守備もハイレベルで、自分のハイパフォーマンスを見せられる選手を求めています。彼らがチームのために戦うことで、そのときに調子の良い選手が試合を決めてくれる。チームのために戦うことで個が輝き、日替わりで試合を決める選手が変わっていく。そういうチーム状態になることが理想だと思っています。チャッキー(チャヴリッチ)に関しても、今日の試合でスライディングを何回やりましたか?(仲間)隼斗やモロ(師岡 柊生)がチームのためにどれだけ守備の面で走って、戦ってくれましたか?名古が2ゴールを決めたことは、確かに彼が素晴らしかったのですが、ただ彼がゴールを決めたのもチームがあったからこそであり、全員があるべき姿を見せたからだと思います。

札幌戦試合後コメント

79

何試合、負けていないのかっていうことは、まったく興味がない。

札幌戦試合後

2024年6月

80

全ての試合を決勝戦だと思って戦えるかどうか、この試合も同じだぞ。この試合も決勝戦だと思って戦おう。これは我々にとってはファイナルだ、決勝だ。そして、私が知っている君たちの姿、君たちの力を見せてくれ。自分たちがチームのために、チームメイトのために戦える、その姿を見せてくれたら君たちはナンバーワンだ。その姿をピッチで見せよう、今日。

横浜FM戦MATCH DAY

81

ーハーフタイムに選手たちに向けて

俺たちは鹿島だ、チームで戦おう。

横浜FM戦MATCH DAY

82

日本の皆さんには激しすぎると思われるところもあるかもしれないが、私は他者へのリスペクトを欠かしたことはない。お互いにリスペクトを忘れずに、相手チームとレフェリーも含めて試合を進めていくべきだと思う。それに対して我々が見せるべき答えは、攻守において見せて、相手を上回って同点に追いつく。そして、追加点を奪って逆転すること。それが我々の出せる答えだと伝えた。

横浜FM戦試合後コメント

83

あと最近、知念選手によく言っていたのが、ボールを奪ったあとにスペースがあったら持ち出せということ。相手のセンターバックを食いつかせて、空いたスペースを使おうと話していた。今日まさにピッチ上で表現してくれてうれしかった。

横浜FM戦試合後コメント

遠征費とスタグル代に充てるので、恵んでください