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アルビレックス新潟|マッチレビュー

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"スタイル"を掴むまでの試行錯誤。 2015〜19'sアルビレックス新潟

※もちろん全文無料公開です。頂いた投げ銭は就活やJリーグの遠征費用に費やそうと思います! ①J1昇格に寄せて やりました。アルビレックス新潟、J1昇格。アルベルトが築き上げたポジショナルプレー×ボール保持を軸としながら 、”より攻撃的”なチームに変貌を遂げた松橋アルビ。見事、悲願の目標を達成してくれました。 選手・スタッフ・クラブの方々、本当にありがとう! (アルベルト→松橋力蔵で起きたピッチ上の変化については↓) https://note.com/move_action

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    • 『見えた最大値』2023.#26 アルビレックス新潟×浦和レッズ

      スタメン初期配置:4-2-3-1 鈴木 長倉 高木 長谷川 島田 高 堀米 トーマス 舞行龍 藤原 小島 初期配置:4-2-3-1 カンテ 関根 小泉 大久保 岩尾 伊藤 明本 マリウス ショルツ 酒井 西川 前半・天皇杯川崎戦に引き続き劣悪なピッチコンディション。夏場は暑さによって荒れる事があると、グラウウンズパーソン(芝管理のプロ)の方がポストされていた。ここは理解を示したいところ。 ・90分間の話へ。 ・両者とも自らの陣形を崩してまでボールを奪いに行かず、必ずセッ

      • 『"動かす"事でスコアを動かす』 2023.#24 アビスパ福岡×アルビレックス新潟

        スタメン基本陣形:4-2-3-1 鈴木 三戸 長倉 長谷川 島田 秋山 新井 渡邊 トーマス 藤原 小島 基本陣形:4-2-2-2 山岸 ルキアン 金森 佐藤 前 井手口 前嶋 奈良 グローリ 湯澤 村上 前半ゲームプラン ・福岡は4-4-2によるゾーンディフェンスを基調とするチーム。ゾーン1.2.3.問わず、陣形を大きく崩さずにスペース(=新潟のパスコース)を埋める守り方。ボールと人の位置を加味しながらアタックとスライドを繰り返す。 ・非保持下の振る舞いだけを踏まえる

        • 『変化と踏襲』 2023.#23 アルビレックス新潟×湘南ベルマーレ

          スタメン初期配置:4-2-3-1 鈴木 小見 三戸 長谷川 星 高 堀米 渡邊 トーマス 新井 小島 初期配置:5-3-2 大橋 ディサロ 山田 小野瀬 田中 杉岡 大野 キムミンテ 舘 畑 ボムグン ・忙しかったり単純に書く気が起きなかったりで隔週になっているが、noteを使っての試合振り返りは継続する。 ・そんなこんなで今回から箇条書き、こちらの方が多分伝わりやすいし何より楽 ・新潟のボール保持中心に書いていく。 ※湘南目線で各節のマッチレビューを書いていらっしゃる方

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        • 『"動かす"事でスコアを動かす』 2023.#24 アビスパ福岡×アルビレックス新潟

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          『君はどう活きるか』 アルビレックス新潟×長倉幹樹

          長倉幹樹、降臨 夏の移籍市場では伊藤涼太郎が抜けたアタッカー陣に動きを加えるかどうか、個人的には『誰か来たらいいな』程度に願望ベースで考えていましたが見事にJ2の有力株を引き抜いてきました。これがJ1で明確なフットボールスタイルを披露するチームであるという事。現状の立ち位置を表した特徴的なディールとなりました。  詳しい移籍の経緯は有料記事,コンテンツにて深く知る事が出来るのでここでは割愛。特に前者の『Gマガ』の記事では群馬の番記者が運営する媒体ながら新潟の資金力や編成状況

          『君はどう活きるか』 アルビレックス新潟×長倉幹樹

          【サバイバルマッチ】 2023.天皇杯3回戦 カターレ富山×アルビレックス新潟

          https://twitter.com/albirex_pr/status/1678903781281644546?t=5IPQlsvdiLxwWmDawMdG6g&s=19 7/12、天皇杯3回戦vsカターレ富山。1日空いてるし何より中継がないし『ならば遠征するか!』と急に思い立って急にプランニングした富山遠征。 今回はもはや実家帰ってもいいくらいのアウェイ観戦記・それと簡単な試合の感想についてまとめていきます。いつもと少しだけテイスト変えてみる。 ※冒頭部分は行きの

          【サバイバルマッチ】 2023.天皇杯3回戦 カターレ富山×アルビレックス新潟

          『新たな新潟を4局面に分けて整理する』 2023.#20 アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸

          数多くのスター選手を擁するヴィッセル神戸をホームに迎えた、クラブ史上初の金J。スコアは0-1の敗戦、勢いに乗り連勝を…!と行きたいところでしたが勝ち点を落とす結果となりました。 しかし、試合全体の印象としては総じてポジティブ。それが決して筆者の強がりでないことはスタジアムの反応やTwitterのそれを見ても明らかです。きっとこれを読んでいる新潟/神戸/その他のファンの方々もアルビレックス新潟のフットボールに対して良い感触を得たのではないでしょうか。 伊藤涼太郎の海外移籍に

          『新たな新潟を4局面に分けて整理する』 2023.#20 アルビレックス新潟×ヴィッセル神戸

          『新潟は実際に上手くいっていないのか?』 2023.#18 柏レイソル×アルビレックス新潟 レビュー

          ご無沙汰しております。白鳥です。 Twitterをフォローしていただいてる方ならご察しがつくかと思いますが、とある事情でnoteを更新していませんでした。していないというより精神的にできなかった、という表現の方が正しいでしょうか。正直まだ回復してないけど← (推定全治1.5ヶ月) さて、全くnoteを更新しなかった3週間程度の間、新潟では色々な出来事が起こりました。「色々な」とは言ってもその殆どがネガディブな方向に針を振っているものばかり。だって全然勝ってないんだもん。そ

          『新潟は実際に上手くいっていないのか?』 2023.#18 柏レイソル×アルビレックス新潟 レビュー

          『魔法が解ける日が来たって』2023.#16 湘南ベルマーレ×アルビレックス新潟

          一応連敗脱出、しかし勝ってはいない。何とも言えないモヤモヤが残るドローゲームとなりました。今朝の伊藤涼太郎の海外移籍報道もあって、皆さん既に湘南戦が頭から抜け落ちていると思いますがしっかりと振り返っていきます! 強みを見出す新潟湘南は守備時5-3-2の構え。2topが新潟CBに牽制をかけて2IHが中央とサイドのケアを交互する形をとります。このシステムだと中央の『CH(奥野)』の脇が泣き所になりますが、そこは最終ラインからHVが迎撃して自由を奪う仕組み。ボールをサイドに限定で

          『魔法が解ける日が来たって』2023.#16 湘南ベルマーレ×アルビレックス新潟

          『坂道のセンターって基本1人じゃん?』2023.#15 アルビレックス新潟×ガンバ大阪

          ガンバ大阪相手に完敗を喫したアルビレックス新潟。ルヴァン杯での好パフォーマンスをリーグ戦に結び付けられず、現状の最下位相手に痛い痛い痛い痛い痛い(だって最下位やぞ)超痛い黒星。そんな、内容も負ける相手も最悪だった試合について振り返っていきます。 ポヤトス監督のゲームプラン、新潟の試行錯誤徳島時代の対戦時では比較的非保持に重きを置いて新潟を仕留めにかかったポヤトス監督。カテゴリーと率いるチームが変わってもそのスタンスは変わらず、新潟の生命線である『ビルドアップ~前進~崩し』の

          『坂道のセンターって基本1人じゃん?』2023.#15 アルビレックス新潟×ガンバ大阪

          ~見せたぜ新機軸、確実性を掴むために~ ルヴァン杯#5 アルビレックス新潟×アビスパ福岡 マッチレビュー

          えー負けました。つら。 それでも終盤まで見せたフットボールは賞賛されてしかるべきもの。派手さを薄めて偶発性を少なくした事で、確実に相手を押し込みながらいくつものチャンスシーンを作り出しました。ピッチ全体を使い配置のバランスを整えた結果、功→守の切り替えのコントロールや必然性を持ったブロック打開が可能になります。失点の危険性を減らして得点の可能性を高めていく、この取り組みを続ける事でピッチだけでなく結果もコントロールできるようになるでしょう。 もちろん結果や采配・一部の選手

          ~見せたぜ新機軸、確実性を掴むために~ ルヴァン杯#5 アルビレックス新潟×アビスパ福岡 マッチレビュー

          これが、これが新潟式フットボール。2023.#13 アルビレックス新潟×横浜・Fマリノス マッチレビュー

          勝っ…勝った?勝ったぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!! という事で逆転劇を演じた横浜F・マリノス戦を振り返っていきます。良い時は良いと心の底から叫びたい! リスクに向き合う前半まず、試合前に発信したマリノス戦の展望では上記のように『リスクとリターンを踏まえてどのような選択肢をとるか?』という注目点を挙げました。実際の試合でも大まかですが注目点の通りに推移したと思っています。 保持:相手を引き寄せて裏返すビルドアップ 非保持:敢えて『付き合う』プレスでショートカウ

          これが、これが新潟式フットボール。2023.#13 アルビレックス新潟×横浜・Fマリノス マッチレビュー

          ~『狙い通り』を我らの手に~ 2023.#13 アルビレックス新潟×横浜F・マリノス 展望

          リーグ戦3連敗、その中では横浜FCに初勝利を貢献するなど不本意な戦いが続いたアルビレックス新潟。久々にブーイングで意思表示を示したゴール裏、「次見ててくれ!」と訴えたキャプテン堀米悠斗。そんなこんなで迎えた前節柏戦ではメンバー構成と相手の出方もあり、比較的思い通りにゴールへ向かう事が出来ました。結局ネットを揺らせていないので完全に課題が解決した訳ではありませんが、新潟式フットボールの基軸となる攻撃的かつ主体的な姿勢をブレずに発揮できていたと思います。 さて、今節ビッグスワン

          ~『狙い通り』を我らの手に~ 2023.#13 アルビレックス新潟×横浜F・マリノス 展望

          ~『確実性』を携えて三ツ沢陥落へ~ 2023.#12 横浜FC×アルビレックス新潟 展望

          ※(恐らく敢えて)「FCさん」と横浜FCを称する松橋監督に倣って、『FC』という表記を多用していきます。 何故横浜FCを意識してしまうのか?1.昇格同期だから 2022年のJ2リーグではアルビレックス新潟・横浜FC・ベガルタ仙台・ファジアーノ岡山と主な4つによって昇格争いが繰り広げられていきました。仙台が早々に脱落して岡山が徐々に尻すぼみになっていく中で、残ったのは前者2つ。昇格枠をほぼ手中に収めて後は優勝を懸けた一騎打ちに。そこで最終節を前にして優勝を決めたのが新潟でし

          ~『確実性』を携えて三ツ沢陥落へ~ 2023.#12 横浜FC×アルビレックス新潟 展望

          『どっぺり坂工事中』2023.#11 FC東京×アルビレックス新潟 マッチレビュー

          2連敗。気落ちしたけどしっかり振り返っていきます。 ※東京の事象(凌磨のフリーロール→失点)にも言及したかったけど、試合内容とか直近の状況を踏まえて新潟目線の話を9割に構成しています。 ※補強とか言い出すときりがないので「この面子で」表現できる最大値を前提として話を進めていきます! 『2択』で相手を動かす比較的ハイテンションで幕を開けた一戦は開始6分で失点。凌磨や仲川を潰せなかった事で個々の差に目がいきがちですが、そもそものポジションバランスが悪かったように思います。ボラ

          『どっぺり坂工事中』2023.#11 FC東京×アルビレックス新潟 マッチレビュー

          『Dear Albert,再会を前に』 2023.#10 FC東京×アルビレックス新潟 マッチプレビュー

           次節でいよいよ開幕から10試合経過。久々のJ1ですが、この期間で既に良い時も悪い時も両方経験してきたアルビレックス新潟。そんな新潟と次節相まみえるのがFC東京。かつての指揮官との再開は90分をどう描くのか。そんなGW決戦を前に、新潟の現状と4.29の展望を書いていきます。 新潟:新たな局面へ開幕直後に広島,札幌とマンツーマンでのハイプレスに苦しんだ新潟。局地戦で個々の自由を奪うやり方に苦しめられて、思うように相手を動かせずボールも主導権も奪われる試合が続きました。 圧を

          『Dear Albert,再会を前に』 2023.#10 FC東京×アルビレックス新潟 マッチプレビュー