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昭和の元不登校児&発達障害当事者です。ADHD強めの2Eです。AS強めな夫と一緒に、ハ…

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昭和の元不登校児&発達障害当事者です。ADHD強めの2Eです。AS強めな夫と一緒に、ハイブリッドなグレー息子を育てています。日本麺さん。多趣味で雑食、地雷は多分ないです:-)

最近の記事

ゴノレゴの記事を読んで思ったグレー息子の進路と就労の話

スープストックの件で関連ツイで吉野家の2chネタがちらほら流れて来てた。いろいろ辿ってみていた時にたまたま目にした記事を読んで思いついた事をだらだら連ツイした次第です。 https://ascii.jp/elem/000/000/691/691910/ うちの息子がこういった方面で芽が出るかどうかは分からないし、成功するのはひと握りの才能と運に恵まれた人だとも思う。ただ世の中いろんな仕事があるし、いまは親や教師が知らない様な活動の場面が山ほどある。 自分が寝食を忘れるレ

    • 父も母もASDでADHDだったのかも知れないという話

      自分の父はカメラアイ(ババ抜きとかで場の山に捨てられたカード全部覚えてるとか)や感覚過敏(子どもの頃口の中にお米が何粒あるか数えてたらしい)とか、ASDっぽいエピソードの印象が強かったから、勝手に自分のASDは父由来と思ってたけど、そう言えばADHDっぽい出来事もいろいろあったかも知れない。 視界に酒があれば飲んでしまう、手の届くところにお金があれば自分のでなくても使ってしまう、女がいれば実子であろうとお構いなし。全てのADHD者がこうだとは言いませんが、おそらく父は衝動性

      • 就労についての悩みは尽きませんが

        うちの息子は発達グレー児で今の標準的な学校とは相性が良くないと言われる同時処理&視覚優位タイプ。ついでに軽度の読み書き障害があることが最近わかった。幼少期にASDとADHDの診断がついたので小学校は途中まで支援級在籍。多分この選択で良かったと思っている。今は公立中学の一般級で通級利用。成績はよろしくないけど、中学卒業後の進路はあまり心配していない。公立小中に比べて選択肢が多様なので。 ただ就職はとても不安。うちの子は仕事に就けるのだろうか、それが出来たとして続けられるんだろ

        • 七枚のスカートよりもいいもの

          一応こちらの続き。 ******************************** Twitterで時々見かける通称「青い本」を去年読んだ(ちなみに「白い本」も買ってみましたがこちらは途中まででお休み中)。自分にとっていちばん印象深かったのは、後ろの方の章のトラウマを抱えた女性の成人ギフテッド当事者のエピソードだった。 彼女はギフテッドネスを自分の癒しのために使ったといった様な記述があり、とても共感した。それで良かったんだ、アリなんだと思えた。 自分が派手な暴力こそな

        ゴノレゴの記事を読んで思ったグレー息子の進路と就労の話

          ギフテッドネスって何だろう

          ある人物が丸ごとギフテッド者という訳ではなく、ギフテッドネスという特性が誰かの中にある、という知久麻衣さん(@mcaowork)の説明がとても腑に落ちた。 高IQやギフテッドという言葉からはどうしてもつい、きらきらした何かみたいなものを連想してしまい。暗がりのすみっこが落ち着く自分にはおよそ似つかわしくないと勝手に思ってしまう。 生きづらさや困難を抱えた人がたくさんいると知ってはいるつもりなのですが。 不登校だった自分を否定するつもりはないし、あの時間はかけがえのないもの

          ギフテッドネスって何だろう

          本を朗読してもらえるということは素晴らしい

          Kindleで日本語の本を読む機会はまだ少ないのですが、自分は明朝だとコントラストがきつく感じるのでフォントをゴシックに変えたり(UDフォントが選べないのは残念)、サイズはもちろん背景色も変えられるのは、特にLDの認知特性について知った後なので非常に感慨深い。リーディングトラッカーまである。 自分は試したり調べたりしていなくて知らないだけと思いますが、おそらく何らかの方法で読み上げも出来るんだろう。視覚的な障害のある人だけではなく、認知特性の問題で文字が読めない、読めるけど

          本を朗読してもらえるということは素晴らしい

          うちは公立学校とホームスクーリングの良いとこどりをしているのかも知れない

          洗濯物を干しているとき何だか唐突に、そうか、うちの息子は公立の学校に通いながらホームスクーリングしてるんだと思った。小学校は支援級スタートだったので正真正銘の個別学習、その後息子のペースで一般級での時間を増やしながら、高学年で転籍するまでも半ば個別指導、と言うかこちらのやりたい様にやってきた。 支援級在籍なので一般的なよくできました、がんばりましょう的な成績は付かなかった(主に良い事のみ書いてある文章だけの評価)。宿題は学校と交渉してとかではなく勝手にやったりやらなかったり

          うちは公立学校とホームスクーリングの良いとこどりをしているのかも知れない

          スペクトラムとは何ぞやとずっと考えている

          特性の凸凹についてずっと、イコライザーの様にいろんな軸があり、それぞれの座標によって「出かた」が変わるみたいなイメージを持っている。 9×9マスの6面のルービックキューブだと3軸。キューブの中心から、真ん中で交差する3本のワイヤが、それぞれの面に向かって放射状に伸びている感じ。面の表裏がある特性の強弱を表している。片側が受動的なら反対の面は能動的、といった風にに。 数学のx軸とy軸のグラフに、z軸を加えた3次元のグラフの様なイメージ。いつかどこかで見たことある気がする。これ

          スペクトラムとは何ぞやとずっと考えている

          中1グレー息子の勉強の話 その2

          息子の学力や合理的配慮についてつらつら考えていた時の連ツイ、続きです。 https://note.com/noteformynote/n/n3339bf596f33 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 高校と言えばもうひとつ、入試の合理的配慮について考えている。もしうちの息子が、ものすごく勉強ができる子なんだけど、読字や書字に困難があって実力が発揮できない、とかだったら時間延長やルビ振り、パソコンでの回答などの可否が、進路選択に決定的な意味をもってくると思う

          中1グレー息子の勉強の話 その2

          中1グレー息子の勉強の話 その1

          息子の学力や合理的配慮についてつらつら考えていた時の連ツイを貼ってみます。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 夫、息子の勉強みてくれるのは有りがたいんだけど、教え方がなあ。何で分からんないの、もう忘れたの、昨日説明したでしょと、畳み掛ける。夫も悪意は無いって分かるんだけど。。。たぶん夫は聴覚継次なんだよね。視覚空間の息子はスルースキルばかりが上がっている。学校耐性は付くかもですが。 これを言っては身も蓋もないのかもですが、そもそもうちの息子に教科の勉強は必

          中1グレー息子の勉強の話 その1

          書字にちょっと困難のある息子の話

          発達障害がテーマのテレビドラマ「僕の大好きな妻」を私も視聴している。放送開始前は、ADHD優勢の若いサザエさんみたいな女性が主人公のドタバタコメディだったりしたら、などという様な声もネットで見かけたけれど、ADHDだけでなくASDらしさも表現されていて、今のところ安心して見ていられる。先日の第2話では知花さんがクリニックで障害特性の説明を受けているシーンがあり、「あなたには軽度のLDもあるのでは」的なことを医師に言われる様子を見て、ああ、このくらいでも学習障害があるって言って

          書字にちょっと困難のある息子の話

          不登校はストレス体験だったのかな

          不登校関係のツイを見たり、自分がそうだった頃のことを思い返したりしているからか、何故かふと、朝が来て学校に行かなくては、でも今日も行かれない、と心の中でぐるぐるする気持ちを思い出した。 朝になって両親が起き出してきたら息をひそめてじっとして。出勤する音を聞くと一気にほっとした。 そう言えばそうだった。今はもう軽く「不登校上等、学校なんて行かなくても大丈夫」と軽く言ってるけど、当事者真っ最中の時はとてもそんな気持ちにはなれなかった。 鬱で休職するかどうかの瀬戸際で、会社に行か

          不登校はストレス体験だったのかな

          不登校だった頃から元気になってきた時のこと

          今思うとASDの常同行動だった気がするのですが、うちの父は毎年お盆と正月に母と私を連れて自分の実家に泊りがけで帰省していた。 母方の実家は近所だったので、今回はどちらに行くかといった選択は無し。そしてそれが唯一の家族旅行の形態。他の場所への旅行は一度も無く、外出、外食もほぼ皆無。 それが普通だと思っていたので、中学生くらいの時に友達が親と旅行に行くと聞いた時、何故親と旅行に行くんだろう、キモチワルイ、と思った。口に出してしまったかも知れない。後で自分の家の方が変だと知って驚

          不登校だった頃から元気になってきた時のこと