努力よりも大事なコト

幕末の名著「言志四録」に学ぶ
東洋の生き方学 No.1

言志録 第一条
『成し遂げたいこと＝可能性』

心から成し遂げたいと思うことがあれば、
その可能性や実力は、
既にあなたの中に備わっている。
あとはそれに気づき、ただひたすら信じるだけ。

言志録 佐藤一斎著 第一条 引用
【原文】
凡そ天地間の事は、古往今来、陰陽昼夜、日月代る代る明らかに　四時錯に行り　其の数皆な前に定れり。人の富貴貧賤、死生寿殀、利害栄辱、聚散離合に至るまで一定の数に非ざるは莫し。殊に未だ之れを前知せざるのみ。譬えば猶お傀儡の戯の機関巳に具れども、而も観る者知らざるがごときなり。世人其の此くの如きを悟らず、以て己の知力恃むに足ると為して終身役々として東に索め西に求め、遂に悴労して以て斃る。斯れ亦惑えるの甚しきなり。
【訳文】
世の中の総てのことは、ある法則のもと絶えず移り変わっている。
多くの人は"その法則"を知らずに、自分の実力や能力が足りないと言って、
ついには疲れ果てその一生を終えてしまう。
努力は大切だが、その前に天地宇宙を貫く"その法則"を知ることが大切ではないか。

皆さん
「言志四録」ってご存知ですか？

坂本龍馬や西郷隆盛、勝海舟 などなど
有名な幕末の武士たちの"バイブル"とされていた本なんです！

あまり有名ではありませんが、
幕末の志士たちはこの言志四録に学び、
明治維新を成し遂げたと言っても過言ではありません！

言志四録の中には

『変化の大きい時代の生き方のエッセンス』

が沢山詰まってます。

時には心を軽くさせ、時には心を熱くさせる
そして時には心を明るくさせる。

そんな言志四録から
この変化の時代を生き抜く知恵を
皆さんと学んでいければと思っています。

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