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170.白虎隊記念館の家老肖像画 “ねつ造 ”発覚!

26.「白虎隊記念館の家老肖像画 “ねつ造 ”」発覚!


 
2005年7月6日。福島県会津若松市の民間博物館「白虎隊記念館」に長年展示されてきた会津藩家老の肖像画が、孫の写真の模写に「ちょんまげ」を描き足しただけの偽物であったことが、家老の子孫の指摘でわかった。

同館では、「本人の肖像などが残されていなかったため合成したようだ」として「ねつ造」を認めた。
同日、この肖像画の展示を取り止めた。

この偽物と指摘されたのは、会津藩家老だった内藤信順(別名、内藤可隠、1802年〜1868年)の肖像画だ。

信順のひ孫で、青森県在中の内藤信俊さん(86)によると、肖像画の下敷きとされたのは、信俊さんの姉が、40年前に同館に提供した父・信男さんの写真だった。
戊辰(ぼしん)戦争の記念行事で、1998年に同市を訪れたとき、父の肖像にちょんまげの“加工”が施され、曾祖父として展示されているのに気付いたという。
この時は、親類から「事を荒立てるだけ」といわれ、抗議を思いとどまった。しかし、「やはり、いい気持はしない。これでは父親がかわいそうだ」と思い直し、撤去を求めたという。

同館には、戊辰戦争で自刃した会津藩少年兵士「白虎隊」の関連所蔵品1万5000点が展示されており、訪れる観光客は年間10万人とのこと。信順は、この戦争で新政府軍の侵攻を受け、同市内の泰雲寺で家臣ら18人とともに自刃した。しかし、なぜ?
現在は、福島教育委員会の指導を受け、同館にはこの肖像画はないが、
当時の館長が、孫の写真をもとに専門家に肖像を描いてもらったという。

白虎隊記念館「白虎隊」をはじめ戊辰戦争関係の史料やジオラマなどを展示



 白虎隊記念館|観光・体験|会津若松の公式観光情報サイト【会津若松観光ナビ】 (aizukanko.com)



27.サイトに写真を無断掲載! 肖像権侵害で35万円支払命令下る~


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2005年9月27日。無断で撮影された写真をインターネットサイトに掲載されたとして、東京都内の30歳代の女性が、サイトを開設している財団法人「日本ファッション協会」(東京都江東区)などに、330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であった。

石井浩裁判長は、「無断掲載は肖像権の侵害」と述べ、慰謝料など、35万円の支払いを被告側に命じた。

判決によると、問題のサイトは、街を歩く人のファッションを写真で紹介しており、女性は2003年7月、銀座で歩いているところを無断で撮影された。


その後、別の掲示板サイトでこの写真をもとに女性を中傷する書き込みが行われた。判決は、「ファッションを紹介する公益性は認められるが、本人が特定できる全身写真を掲載する必要はない。」と述べた。


日本ユニ著作権センター/判例全文・2005/09/27 (translan.com)http://www.translan.com/jucc/precedent-2005-09-27.html

 ファッションスナップの無許諾掲載は肖像権侵害で違法なのか | ファッションと法律を考えるFASHIONLAW.JP




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