【衝撃】2023年1月に読んでよかったおすすめ本5選
今年の年間読書目標は60冊。本好きロックな営業マネージャーです。
月5冊の本を読めば目標クリアですが、すでに1月は5冊の本を読み終えることができました。
どの本も1人の男として生きる上でも、サラリーマンとして働く上でも、多くの「気づき」がもらえる良書だったので、自信をもって紹介していきます。
書籍選びで苦悩されている方は、ぜひ参考になさってください。
今いる場所で突き抜けろ
カル・ニューポート氏の著書「今いる場所で突き抜けろ」。タイトルに惹かれて読んでみました。
本書では「やりたいことなんて幻想だから早く目を覚ませ!」といった、夢追い人を全否定するようなキャッチコピーから始まります。
SNSを駆使して稼ぐインフルエンサーたちが、「好きなことをやろう」「まだそんなつまらないことやってるの?」と、会社員を煽るが故に「好きを仕事に…」みたいなキャッチコピーがあふれかえる世の中になりました。
「好きなことで稼げる」、確かに誰もがそんなことができたら夢のようでしょう。
しかし、現実はそんな人は一握り。ほとんどの人はその「やりたいこと」だけを追い求めてしまうことで、不幸な人生を歩むことになってしまいます。
「本当にやりたいこと」というのは、目の前にある仕事を一生懸命に取り組むことで見つかるというのが本書の主張です。
だからこそ、「今いる場所突き抜ける」ことがまず一番にやるべきことでしょう。
やりたいことを探し求めて彷徨っている人に捧げたい一冊です。
スタートアップ的人生(キャリア)戦略
LinkedInの共同創業者であるリード・ホフマン氏、「アメリカ最高の若手起業家」の1人に選ばれたベン・カスノーカ氏が書き下ろした一作。
本書では、会社員こそ自分の人生をスタートアップ企業のような事業戦略を立てて、生き抜いていくべきとの主張がなされています。
自分を「小さな会社」と考えて、スタートアップ企業のように「キャリアを切り拓く」という考え方が参考になりました。
急成長してるスタートアップの事業戦略と、順風満帆な人生を送る個人のキャリア戦略は驚くほど似ている。
キャリアパスがエスカレーター方式ではなくなった今、とても大切な考え方だと思います。
キャリアも投資と同じで、リスクとチャンスをうまく振り分けて、「分散型のポートフォリオ」を持っておくことが重要ですね。
自分のキャリアの手綱を握るには、雇われ人に慣れきってしまった思考から抜け出し、起業家としての自覚を持つことから始まる。
労働者でありながらも、起業家のようなマインドを持ち、自分のキャリアを作っていく。今その覚悟が求められていると強く感じます。
読み応えのある一冊です。
シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか
Windws95に「ドラッグ&ドロップ」と「右クリック」を実装したことによって、その両機能を世界に普及させたという実績をお持ちの中島氏の著書です。
ブロックチェーン開発に欠かせないSolidityを自らの手で使いこなし、Web3の世界を実体験している著者だからこそ書けた書籍だと思います。
特に、ブロックチェーン上であらゆる手続きを自動化してしまう「スマートコントラクト」は、あらゆる中間マージンを駆逐する可能性があるというのも衝撃的でした。
ものすごい技術なだけに、「ガス代」を払わないと動かせないなどの課題はあるものの、そこまで遠くない未来に、中間マージン収益が中心の産業は、マネタイズのポイントを再検討したり、新しいビジネスモデルへの変化を求められる時がくるかもしれないですね。
Web3における様々な技術によって、今までは見えていなかった「本当の価値」が透明化されると、社会にとって価値のないサービスは駆逐され、必要とされる価値のあるサービスだけが生き残るようになります。
そう考えると、どの企業にとっても「売上」や「利益」だけではなく、「社会的価値」に重きを置いてビジネスをしないと、本当に厳しい時代が来るのかもしれません。(すでに来ていますよね…)
Web3はこれまでの常識を変える大きな可能性があるものの、大きな課題は、金儲け目的の詐欺など、リスクになるものが横行しているという点。
Web3が現在、幻滅期を迎えているのもそれが最も大きな要因。
まず、知っておくべきは、世の中にうまい儲け話はないということ。Web3やNFTを詳しく理解するなら「金儲け」は抜きにして、まずは「試して知る」ということが大切なのでしょう。
Web3の現状がよく理解できる一冊でした。
ザ・マジック
オーストラリアのテレビ作家のロンダ・バーン氏の著書。『ザ・シークレット』『ザ・パワー』という本も有名ですよね。
2023年の1冊目は、この「ザ・マジック」との出会いから始まりました。
人生において「ありがとう」という言葉が、どれだけ人にかけがえのないものを与えてくれるのかを説いた一冊。読んでいるだけで「ありがとう」があふれてきました。
本年は、感謝することを毎日の習慣にして「ありがとう」の気持ちを、ちゃんと言語化して示していきたいと強く感じました。
そして、新年のはじめにやったことは、「感謝したいこと10のリスト」と、「叶えたいことの10のリスト」を作ったこと。
他者にも自分にも感謝することを大切にして、自分の人生の目標に少しでも近づける1年にしていきたいと思います。
すべてに「ありがとう」と感謝できる人は、仕事も健康も富も引き寄せる。
とても心が温かくなる作品です。
地政学が最強の教養である“圧倒的教養”が身につく、たった1つの学問
第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務められ、世界のスタートアップに投資するエンジェル投資家でもある、田村耕太郎氏の著書です。
ベストセラーの『頭に来てもアホとは戦うな!』など著書が多数あります。
地理で起こることのほとんどが決まってしまう、という地政学。本書では「地理的な運命」を今の人類が乗り越えることは難しいと主張されています。
我が国、日本は地理的にも恵まれているのに、少しずつ衰退している現状にも警鐘を鳴らしてるのが印象的でした。
地政学には、経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学といった、あらゆる学問が詰まっています。
経済大国から少しずつ遠ざかっていく日本に住む一人として、地政学をしっかりと叩き込んで、自分だけでなく大切な人たちを守れる力を身につけておきたいと思いました。
まとめ【衝撃】2023年1月に読んでよかったおすすめ本5選
というわけで、新年明けてから読み込んだ本を紹介させていただきました。
紹介した本を振り返りさせてください。
①今いる場所で突き抜けろ
②スタートアップ的人生(キャリア)戦略
③シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか
④ザ・マジック
⑤地政学が最強の教養である
2月も引き続き、良書をインプットしてアウトプットしていきたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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