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凄い人or素敵な人の違い?


最近、凄いと素敵の言葉のニュアンスに
違和感を感じ、あらためて深掘りしてみた。

今、私は24歳です。

まず辞書で調べると。

凄い
1 ぞっとするほど恐ろしい。非常に気味が悪い。「―・い目でにらむ」
2 びっくりするほど程度がはなはだしい。
並外れている。
素敵
1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。
2 程度がはなはだしいさま。

このことから

凄いの意味は
「驚くほど優れている」
「程度が普通を超えている」
「恐ろしい」
などがある。
 
恐ろしくなるほど
並外れている時であれば、
好意的な物事にも
好意的でない物事にも、
使う事ができる。

凄いはもともと
「恐ろしい」というニュアンスがあり。
「ぞっとするほど」と言い
換えられるのもそういう意味から、
良い意味でも
悪い意味でも使われている。

逆に「素敵」の意味は
「心が惹かれ、気に入る様子」
「程度が普通を超えている様子」
などがある。
 
主観的な評価で、
自分の感覚に合っていて、
それを気に入れば客観的な評価に
関係なく使う事ができ、

素敵には相手の好意的な感情が
入っているのである。

相手に向けて凄いという言葉を使う時は
並み外れた能力に対して
どこか自分と乖離していて、
違う生き物の
恐ろしさのニュアンスを
含んでいる時に、
人間は使っているのだと思う。

素敵という言葉を程度が並み外れている
のには変わりがないが、
相手に対して好意的である
証明をしているのだと思う。

会社の人材や、組織に置き換えて
考えてみると、
どちらが必要な人材であるだろうか?

能力的には凄くても、
リーダーになりきれない。
人徳がない人は凄い人なのかも知れない。

逆に上手く人を味方につけ、
組織にシナジーを生み出しているのは
素敵な人なのではないかと
最近思う。

若い時は人間、ある種
自己実現のため、客観的データや
能力にこだわり、凄いを誰しもが
目指すものだと思う。

しかし、忘れてはいけないのが
周りを見る能力や、行動、
全体を考えれる視野だったり、
周りの育成など、
素敵という言葉に含まれる
ニュアンスを大事することが

結果 世の中や、会社、組織にとって
必要な人材なのではないかと思う。

「凄いけど、、、」ではなく、

「凄いのに、、、」と言われる人材へ。

「凄いのに素敵」を目指して。


日々行動する何か変わるかも知れないと
思った夜でした。

今日もnoteを読んでいただき
ありがとうございます。