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nori
2024年11月17日 22:57
死が何なのか知っていれば不安に思う事もないだろう師の言葉には納得できる未知の恐怖というやつだろう士が自らそれに立ち向かったのもそれに耐えうる志の表れか…四が死と嫌う者達よこれで幾らか気は紛れたか©nori2011/01/25
2024年11月10日 15:29
家を掃除するのは母の仕事お風呂場の掃除は姉の仕事犬小屋の掃除は僕の仕事街を掃除するのは雨の仕事自然界ではちっぽけな僕も偉大な神の御恵みもやってることは一緒なんだ誰にも感謝されなくてもいい神様の仕事をすればいい明日がどんな天気だろうがそれに感謝して生きるとしよう©nori2010/11/04
2024年10月5日 08:44
淡いブルーの制服と窓から見えるコスモスを合わせて紡いだphotograph紺のスカートと対照的に光る君の笑顔を見るたび僕の胸にも光が射すんだあの頃の君とそっくりな娘をこの腕に抱きしめる同じように照らす光当たり前の日常に満ちあふれる幸せの色©nori2010/09/24
2024年6月30日 08:57
「はじめまして」昨日も言ったあいさつを今日もまた言うんだね「さようなら」今日も交わしたあいさつをあなたはすでに忘れていくの特別な出会いが増えていく「はじめまして」明日も変わらず愛拶をあなたにとっては新しい二人の素敵な出会いだね©nori2010/06/24
2024年6月12日 11:51
夕闇に包まれた帰りの車窓でなだれ込む人の波距離を詰める君と僕発車と停車を繰り返し昨日と変わらぬ線路を走る街灯が照らした帰りの車窓で眠そうに君は船を漕ぐ触れ合う君と僕の右肩近付き過ぎて目覚めた君離れる肩に目覚めた僕©nori2010/10/16
2023年11月22日 17:04
右見て左見て小走りで横断歩道を渡る君その姿に見惚れていたら信号が赤に変わって立ちすくむいつも君は急いでいるのに走って追いかける事はできなかった変えたいのは外から見てるだけの自分戻りたいのは手遅れな恋のはじまり©nori2010/09/14
2023年11月1日 17:04
一日が長過ぎたあの頃は明るくなり出した窓辺を向いてベッドの中で打ち付ける鼓動耳を済ましてただ聴いていた狂い始めたメタファは不規則になったリズムのせい寝返りを打って感じたのは背を向けたのは自分だってことうつ伏せも仰向けもあっていいじゃない向きは変わっても目的は一緒時には自分の内側に閉じこもっても全てと向き合う朝を迎えよう©nori2010/08/2
2023年10月17日 18:44
優しい言葉が欲しいんじゃない誰かに認めて欲しいだけ一人が嫌いなわけじゃない無視されるのが嫌なだけ君を幸せにしたくてそれを生きる理由にしてる自己中でも暮らせるバランス感覚を僕らは“共存”とか言って生きてるんだそんな醜さが出せずに息苦しいのはちょっと邪魔なプライドのせい©nori2010/07/27
2023年5月23日 00:55
努力したってどうにもならない事もあるそれを知ったからこうして慰められる存在する意味が見つけられない時もあるそう思ったからこうして優しくなれる愛すべき人にたとえもう会えなくてもこの言葉を口にしない理由はないあなたに感謝しています©nori2010/01/12
2023年2月27日 17:05
買い置きのガーゼ きれいに揃えて押さえるように指示を出す大人しく座った君にテープを巻いて存在価値を守っている「こんなのかすりキズ」笑う君から目を逸らしたその吐息にドキドキしながら強い私を演じていたい©nori2010/01/04
2023年2月15日 17:06
バスを降りた時視線に入ったのは今にも走り出しそうな君の姿「久しぶり」と声を掛け合う「変わらない」と横目でチラリ長い長い階段の先いくつものドアが待ち構えていて少しバランスを崩す君を僕が横から支えていたいふいに目に止まった芸術作品僕はその価値さえわからなくて絵に映る影を追って首をかしげる君を笑ってた暗い暗い地下道の中僕らはただ出口を探して彷徨うこ
2023年1月30日 11:10
ひとり黙々と歩いている一枚 また一枚と気に入った絵画の前で立ち止まる何時間居ても飽きないそう思うと目が覚めるひとり探していたものは結局一度も手に入らぬまま記憶の中の置き場所へと片付けられる一生変わらないのかそれが嫌で僕は目を開ける©nori2009/09/23
2023年1月20日 09:41
どこに飛んで行くのか分からないいつ消えるのかも分からない不安定なものの中に生きる意味があるような気がしたどんな形になるのか分からない目に映るものが本当なのかも分からない不規則なものの中に僕だけの生き方があるような気がしたどこまでも高く舞い上がるのか一瞬のうちに消えてしまうのかどちらが正しいとかじゃなくてみんな平等だって言っている気がした©nori
2022年10月28日 12:57
「除草剤は撒きたくない」と頑固な君と始める草取り自然と出てくる会話の合間しゃがんだ視線で見つめ合う石ころを退けたらアリ・ミミズ退く私と喜んだ君マイナスとプラスを掛け合わせたら学校と違う答えになった集めた草をひとまとめにしてちょっぴり感じた生きる優越©nori2009/06/08