アニメ 漫画 映画 本とか好きなものの感想を書いています。

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    映画や漫画、歌とかゲームの感想を書きます。NetflixとSteam大好き!

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自己紹介をしてください

自分らしい時なんてものは存在しなくて、その時の気分が自分を形作っている。仕事をしているときも友達と騒いでいるときも親といるときの自分も自分でない。それじゃあ私はいったい誰で、なんなのか。 私は、あるときは真面目であるときは適当だ。人からは暴力的だと恐られ、博愛的過ぎると気がかりに思われることもある。とてもネガティブで常に最悪の状況を想定して動いている、と同時に楽観的でもあって人間はその叡智と善性を持って困難を跳ね除けることができると信じている。 私は、目に見えないものを信

    • どろっとしている

      ぼんやりしている。すべての解像度が低くて、よくわからない。 手で払いのけたコバエがいつまでもそこにいる。 触れたものすべてがギトギトしていて、何度も服で拭う。拭った服がズタズタに腐り落ちていく。腐り落ちた服だった物体にコバエがたかる。 服に触れると崩れていくので私はバンザイのポーズで立っている。しかしよく見ると、私の両手はとうになかった。どうやら服と一緒に腐り落ちてしまったらしい。 よくよく見ると、腐り落ちた服だった物体は私の皮膚で、肉で、骨で、私の一部だった。 よくよくよく

      • 不意に耳元で虫が鳴く

        「なにが夏真っ盛りだ。こちとら鬱真っ盛りだ」 闘病アカウントがそう呟いているのを見て、タイムラインを遡る。どうやら毎年呟いているらしく、彼(彼女)にとっての風物詩なのだと知る。 せっかくの休日だったのに暑すぎてダウン。1日中寝て過ごしてしまう。 軽い熱中症だったのかもしれない。薄く頭痛もしたし口が乾いて仕方なかった。熱中症の症状に過眠があったのでおそらくそうだったのでしょう。 休みの日にダウンするのと、仕事の日にダウンするの、私は圧倒的に前者のほうが良いのだけどみんなはど

        • ハイウェイ・トゥ・ヘル

          私は自他共に認められる偽善者だ。落ち込んでいる人間がいれば励ましの言葉を投げかけて、怒りに震える人には耳を傾ける。落とし物は交番へ届ける。道端でうずくまっている人間がいれば早足で駆けつける。 そうしたほうが良いと思えばすぐにそれをする。私は、いまこの瞬間の心に従っている。ある人たちはこれを支配と言って、さらに偽善者と付け足す。 偽善者だろう。私は生まれたときから終わりまでずっと偽善者だろう。 借り物の言葉で傷口を癒やす言葉を考えている。トイレの壁に書かれた我儘なサインで憂鬱

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          タフな奴

          暑い、熱い。朦朧とする。陽炎が揺れる。空が近い。太陽が過稼働している。焦げた鉄板の上を歩く……等など猛暑にやられて思いつくばかりの夏の日の表現を思い浮かべる。 舌を出した犬。求婚し続ける虫。どこまでも伸びる車の排気音。開け放した窓から入る田舎臭い風。 火を使う気になれなくて、買ってきたパンをひたすら噛じる。値引きされたパン屋さんのパンは時間が経っても柔らかい。食べごたえがある。 ジャムは2種類用意する。ブルーベリージャムといちごジャム。いちごジャムはレギュラーメンバーでブル

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          にちにち日曜日/デッドプール

          余計なこと言ったときのオタクのニチャニチャ口調みたいなタイトル。 現職は連勤がない代わりに穴開き出勤が多い、休日も同様だ。まとまった休日がないのが嫌だという人もいるかもしれないが、自分のような計画性のない人間はまとまった休日があると一生映画を観続け干乾びてしまうので点々とオフ日があるほうがバイオリズムが乱れなくて助かる。 とは言うもののYoutubeの広告でデッドプール&ウルヴァリンが流れまくるので結局『デッドプール』『デッドプール2』を観る。 いまをときめく、もうかなり

          にちにち日曜日/デッドプール

          なめらかな関係

          関係を築いて関係値をそこそこに上げていくことは必要だ。 仕事であればある程度仲良くなっていれば関係値を消耗して理解を得ることもできる。関係値を上げることは自分の身を守ることに繋がる。 私は意図的に人と関係を築くことにしている。それは私の人間的素養とか基礎教養のなさからくる防衛本能が働いてのことだ。社会というのはとても残酷で、能力が劣る人間は自然と淘汰されていく運命にある。 私は、自分がとても非力でか弱い生物だということを知っている。だから、なんとかして群れに入り込んで助けても

          なめらかな関係

          ムービー・オブ・ザ・デッド

          私の映画史はゾンビ映画に始まる。いまはもう懐かしいレンタルビデオ店で新作落ち旧作品が10本で800円だった時代。私は床を這いずる屍に魅了されていた。二足歩行する屍たちは、ときに走り、ときに喋り、ときに狩りをして、ときに仲間を作った。 彼らは生者の血肉を欲した。若々しい女性に覆いかぶさりその美貌に躊躇することなく首筋に顔を埋める。今際の際の叫び声とともに持ち上げられた屍の顔は健康的すぎるほど赤いペンキで塗りたくられていて、力任せに破いたビニール袋のような皮膚と筋が屍の口元から

          ムービー・オブ・ザ・デッド

          邪魔はさせない

          あまり書くことがないな、とnote記事を読み漁っていたら似たようなぼやきから記事を書き始める人の多いこと多いこと。みんな同じなんだね安心しました。それはそれとして毎日書け。 スランプです。書くことがないこともそうだが、書いても書いても上手く書けな~いとキーボードをほっぽり出してしまう。同じような言い回しや同じような内容で書いていて納得がいかなくなってしまう。納得がすべてにおいて重要はこれ真実で、どれだけ歪を孕んでいようと書き手である私自身が納得していれば右上の「公開に進む」

          邪魔はさせない

          のあ先輩はともだち。なのか?

          もはや記事投稿に間があることが常になってしまった。こんなんじゃいけない、もっと真面目にやりなさい。 この数行で目標の執筆文字数を稼いでるぐらいなんだからあまりにもやる気がない。 恋愛系とか結構読むんですか! みたいなことを意外性と共に指摘されたのですが、恋愛・ロマンスは混沌とした世から続く不動のジャンル、キングオブキングです。本人に強い興味がなくとも、胸焼けするようなフレーズと目下を痺れさせる光景は世に溢れまくっている。スーパーに行ったら野菜売り場がお店の顔と言わんばかりに

          のあ先輩はともだち。なのか?

          意外に恋愛系の漫画や小説は読んでいる

          前回の記事は14日に投稿したのですが、しっかり投稿していなかったみたいで下書き状態になっていた。トホホ、ちゃんと確認しようね。 そしてこの記事は前回の記事の翌日に投稿する予定だったが怠惰が限界に達してしまい17日に投稿することになった。 紙の本を読む気にならなくてKindle本巡りをする。 Kindleは一部の本に法外なポイント還元を設定しており、1冊買って還元されるポイントを使って次々と本を買うわらしべ長者的買い物が楽しめる。 セールなんかをやっていると旬の漫画や小説がポ

          意外に恋愛系の漫画や小説は読んでいる

          紫色の靄がかかったみたいな

          10日も間が空いてしまった。真面目にやりなさいよ。 夏に片足、半身を突っ込んだような日が続いている。熱い暑い。飲んだ先から汗になって出てくる。もう全然寒くない。カラカラに乾いている。干乾びているからなのか何を書いても味がしなくなってしまった。書かない言い訳みたいだが実際味がしないのだ。書いても書いても、文字を重ねて文章を作っているはずなのに、積もりに積もったのは消しゴムのカスで、文章を書いているはずだったのに消すことばかり熱心になっている。 このなんてことない文章にさえ、も

          紫色の靄がかかったみたいな

          なにも覚えていない

          記憶力がそこらで飼われている犬猫よりも乏しいため、記事を書こうとするたびに「なんかこれ前も書いた気がするな……」と恥の記録を遡って書いたかどうか確認する作業をしている。私は多種多様な人格を有しており、それらの人格が自由気まま勝手に記事を書いている。ということにしているため書いた記憶がないのは当然なのだが、本当に身に覚えがない記事などがあったりするため油断ができない。同じ内容の感想文が書かれる日は近い。いやもうあるかもしれない。 書く力と文章を作る力が日に日に弱くなっている。

          なにも覚えていない

          また髪の話してる

          最近は仕事も慣れてきて同僚と歓談する機会も増えてきた。無意味に息を吐き出す瞬間は大事にしていきたい。内容は些細なもので風通しの悪さから温室と化している店内が夏には灼熱地獄へと変わることへの恐怖。断続的過ぎる客足が増えることの期待。内容がどうであれ未来について話し合うことができるのは今が平和なことの証拠でもあるので悪いことではない。 どういう流れからその話題に移ったのかあまり覚えていないが髪の毛の話になった。本当に当たり障りのない会話しかしていないな。 私の髪の毛は大変厄介で

          また髪の話してる

          映画『ブルー・ベルベット』

          死んでるようには生きたくはない。他の人間とは違うことがしたい、と抜かしつつ結局決まった習慣と毎日を繰り返す。同じ時間に起きて、同じ飯を食って、同じ体勢で小便をする。同じ時間に横になって寝返りの回数を数えてみるといい、いつの間にか朝になっている。違うことと言えば映画の内容と靴下の柄ぐらいだ。 月末は各映像サブスクサイトで視聴期限が近い作品がリストアップされる。 最初はふ~んこれ観れなくなるのか、ぐらいの気持ちだったのがリストアップされている作品群を眺めていると段々「これ観れな

          映画『ブルー・ベルベット』

          1時間あったらなにする?

          仕事が休みなので家事をした。私の家事の大部分を占めるのは洗濯である。 尚部屋の掃除もろもろは家事には含まれないとする。 家には洗濯機がないので徒歩15分ぐらいのところにあるコインランドリーに1ヶ月分の洗濯物を担いで向かう。いまはなんてことないがこれが冬になると雪の中をキログラムはあるカバンを背負い、息を切らして坂道を登ることになる。昭和のスポ根漫画である。 いまどきコインランドリーなんて使うやついるのか? と都会派の方々は思うかもしれない。行きつけのコインランドリーはそこそ

          1時間あったらなにする?