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タフな奴

暑い、熱い。朦朧とする。陽炎が揺れる。空が近い。太陽が過稼働している。焦げた鉄板の上を歩く……等など猛暑にやられて思いつくばかりの夏の日の表現を思い浮かべる。
舌を出した犬。求婚し続ける虫。どこまでも伸びる車の排気音。開け放した窓から入る田舎臭い風。

火を使う気になれなくて、買ってきたパンをひたすら噛じる。値引きされたパン屋さんのパンは時間が経っても柔らかい。食べごたえがある。
ジャムは2種類用意する。ブルーベリージャムといちごジャム。いちごジャムはレギュラーメンバーでブルーベリーは時々ピーナッツクリームと打席を交代する。いちごジャムを塗ったパンは焼いたハムやベーコンと相性が良い。食べると上機嫌でアメリカとかイギリスの国家を歌いたくなる。
米は塩っぱいものが合うけど、パンは甘いものも塩っぱいものにも合うのですごい。覇権炭水化物なだけはある。

運動をするとき気をつけているのは呼吸をすること。過集中で息をすることを忘れてしまうから。これを書いていても度々呼吸を忘れて目眩がする。
目眩は大げさかもしれない。ただ意識が徐々にズレていく感覚はある。
集中力を高めるということは、集中力をコントロールできるということだ。(これって小泉構文ですか……?)集中力を高めるのに運動が効果的と言われるのはそういうこと。私はいまだにこの暴れ馬を手懐けられていない。たぶん、彼の頭をゆっくりと撫でる日はこないでしょう。

寿命が伸びます