【練習】4/9 毎日タロット

※大アルカナのみ


【星】の正位置

このカードが正位置で出ることは、自分自身を占う上で珍しいと感じます。

ここ最近、起床時にインスピレーションが降りてくることが多いため、その内容をノートにメモしています。

ノートは元々認知行動療法、日記、なんでもノートの機能を兼ね備えていました。

自分自身の鬱屈した思いや、ままならない感情に向き合いたい時に役に立ちました。

今朝突然
『男は〜女は〜と言ってくる人は、本人の選択でその人生を歩んでいるのであって、それを「変えてあげよう」と思うことは傲慢なこと』

というメッセージが下りてきました。

私はついつい相手に自分の思想を語ってしまう癖があると感じています。
昨今は男女平等の社会を目指していますから、それも相まってついつい熱がこもって一生懸命に訴えるように語ってしまうのです。
しかし、男女の不平等等で自分自身が受けてきたことを「被害者」意識で語ってしまうことは大きな問題があります。
被害者になることは、同様に加害者になることだからです。
このことに最近は気づきつつあり、「被害者」でも「加害者」でもない関係性の構築はどのようなものだろうと学ぶ最中です。

そしてそれは見えない暴力性、「支配」にもつながると感じ、自分自身のしてきたことに恐ろしさを感じました。

私は自分自身の支配に気づき、ともすれば私の育ってきた家庭環境を連鎖させてしまうような人間関係を構築してしまうと感じました。
そして、誇大な自意識が自分の内側に存在することも同時に気づきました。

このことから、私には肥大化した自意識のような要素が自分自身にあることを自覚しました。

今回カードに聞いたのは、
『自分自身に「加害者」になってしまう要素はあるのか』
というもの。

カードは嘘をつきませんから、このように
星の正位置の意味である
「良い心、優れた洞察力、新しい活力、素直、理想の実現」等の意味合いをカードで示してくれます。

私にとっての新しい目標は、育った家庭環境から受け継いだ要素を引っこ抜いて自分自身の自我を確立し、人と良好な関係性を築くことです。

過去、とある鑑定士の方に診ていただいた際
ネガティブなカルマとして、15歳の時に「依存」のカルマを克服している、と伝えていただいたことがあります。

たしかにその時期私は高校受験をすることで地元の人と決別し、新たな人生をスタートさせたいと思っていました。

コミュニケーションや、新たな人間関係の構築の方法が分からず、不安や恐怖から人の後ろにひっついていました。

そんな毎日に辟易し、「もういいや」と新たな人生をスタートさせたのが高校受験のきっかけだったと思います。

しかし、モラハラや自己愛性パーソナリティ障害の人々が行う行為は紛れもなく「依存」です。

「依存」とは女性性の「陰」の要素であり、
距離感の近い人間関係ほど出やすいと思われます。
ここでいう女性性とは、生物でいう性別のことを指しているのではなく、
物事の陰陽のような性質の表現を女性性と男性性というワードで表しています。

私は元々女性性が強く、その自覚が大いにあります。
だからこそ男性性を強くしようとバリバリ働いてみましたが
そもそも男性性の「強さ」を間違えて捉えていたことに気づきました。

男性性とは能動的、攻撃、獲得等の陽の意味合いですが、自分自身をボロボロにしていたのではそれは依存と何ら変わりありません。

真の意味での自立、男性性とは
本当に自分のためになる行動であり、それは自己犠牲ではありません。

真の意味で、というと難しく聞こえるかと思いますが
人間の力には限界があることを知る、ということ、
そして目的の達成のために自分自身の力が及ばない場合、困った時、有事の時などは然るべき判断が取れること、必要に応じて他者を頼れること、
日頃から頼り、頼られるような「持ちつ持たれつ」の関係性を作るにはどのような行動をとる必要があるのか、自らの頭で能動的にこれらを考え、実行していくこと。

男性性が「強そう」な弱い人もいますが、
それはモラハラ、DVを行うことだと思います。
なぜかというと、それは本人にとって幸せな人間関係ではないはずであるからです。

真の意味で幸せを目指すと人は他者と繋がりたいという根源的な欲求には逆らえないですし、
そのためにモラハラ、パワハラ、セクハラ、DV等は
「真に相手の立場に立って考える」ことで相手との良好な関係性を構築し、自他ともに幸せである関係性を構築することに一切繋がらないからです。

育った家庭環境で身につけてきた間違ったコミュニケーション方法、それは新たな環境で自他のすり合わせをし、自分自身を客観的に真正面から見つめ、時には自分自身の冷酷さに絶望し、きちんとそれらを受け入れることが必要と考えました。

ネガティブなカルマとして「無意識に自分を傷つける」「無意識に他者を傷つける」はないと言えるのですが、
そのようなことを鑑定士さんに言われなかったのは
自分自身で気づきを得ることこそが人生という旅路でのミッションだったのかもしれません。

そのことに気づきを得た上でどのような行動をするかは自分次第。

最近やたら直感が冴えているのでタロットを引くのが楽しいです。

ではまた。