記事一覧
中通クルーズの構造と批評性
2024年5月3日から5日まで全4公演が開催された中通クルーズ。
本当は初日と千穐楽に行く予定だったけど、都合付かず、中日の夜公演と千穐楽に足を運んだ。
中日夜と千穐楽では、自分の観る立ち位置が違っていて、前もって購入していた千穐楽と、回り回って急遽行く事にした中日夜とでは、中日夜は、どちらかというとニュートラルな感覚で観た。先入観無しで観たので、中通クルーズと言う作品の流れと、やはり、チクリと
満足は感性を低下させる
人間というものは満足した状態になると感性、または感受性が低下してしまうのではないかと思うようになった。嫉妬や満たされない思いがあった方が文章がスラスラと書きやすい。
満足に安住するとあとは下がるだけという恐怖から現状維持に走りやすくなり、頭が硬くなっていく。
満たされない思いを適度に保つ事が自分には必要ではないだろうか。
自分とはソリが合わない奴がいるとする。奴がいる事で皮肉にもエネルギーが
蔵出しブログ。文楽について
2013年1月6日のブログ
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文楽について。…
偉そうなタイトルである。しかし、実際そんなに文楽を聴いているとはいえない。
それでも初めて文楽に触れたのは、多分、1997~1998辺りだと思う。
国立小劇場で「曽根崎心中」が最初だったな。吉田玉男さんの徳兵衛と、吉田簑助さんのお初との切ないラブストーリー。お初の足に、床の下に隠れていた徳兵衛が触れる場面はエロチシズムさえ感じた。思わすドキッと
蔵出しブログ。西浦田楽 2013
ようやく西浦田楽について書きます。
午後九時過ぎから、観音堂境内の舞庭から眺める山あいから月が上り始めて始まります。
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地能が三十三番。はね能が十一番。しずめ。が四番で朝の日の出前まで行なわれる農祭りであり神事であります。旧暦一月十八日に毎年あり、今年は二月二十七日に行なわれました。
地能は、観音菩薩の奉納の舞や、悪霊祓の舞など神事芸能です。楽器は太鼓と笛、曲目によりササラも入
観能記蔵出し。マクロとミクロの味方健師の卒都婆小町
2016年4月8日のブログ。
マクロという巨大なものとミクロという微小なもの。一見、対立する概念に見えるものであるが、一方、同じものの見方の違いに過ぎないとも言える。
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このブログでは卒都婆小町を取り上げ、狂言や仕舞は次回のブログに回しま
蔵出しブログ。上方落語第3期の始まり
2018年12月13日のブログ。2021年9月
いっぱいで上方落語第3期は終了します。
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上方におけるタカハシ上方落語第2期は、10月8日の桂文五郎さんの三十石で終了。
秋田で成金と桂三河さんの高座を挟んで、再び上方でのタカハシ上方落語第3期が開幕。
開幕最初の高座は、奇しくも桂文五郎さん。
これは狙っていたものではなく、たまたま。
この会にしたのは、桂春若師匠と桂 阿か枝さんの高座が
蔵出しブログ。上方落語第2期は伊勢河崎輝輝亭から
2018年10月9日のブログ。
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今日の夕方までの予定を決めあぐねていて、とりあえず午前中に3件目の西成宿に行くと、チェックインの時間より早かったので大きい荷物を預けて新今宮駅に向かう。さて、チェックインの時間までどうしようと考え、ふと伊勢に行こうかと思った。去年の6月に伊勢を離れてから行っていない。
上方落語第2期を今日で終わりにしようと思っていました。どうしても伊勢に行かなければとも
観能ブログ蔵出し「能の見方〜感覚の呼吸」
2013年1月11日のブログ
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見所…みどころではなく、けんしょと読みます。能楽堂の観客席の事を指します。
能楽堂って、舞台に向かい合う正面と、左斜めから舞台に向かい合う中正面。そして、舞台から見て右横で橋掛りに接する脇正面の三方に囲まれています。
俺が好きな席は、脇正面。それも橋掛り寄りの一番後ろの席。
何故かって?
そりゃ、通ぶれるからさ!と言いたい所なんだけど、様はそこが安い席だっ
観能蔵出し。能から離れられなくなった時〜松本恵雄師との一期一会
2011年11月8日のブログを再掲。
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何故、能を観続けているのだろう。
まさか、ここまで能との付き合いが続くとは思いも寄らないことだった。
そもそも能に行き着いたのなぜだろう。元々、普通にロックが好きな少年だったのが、自分でベースを弾くようになり、多重録音に凝り始め、自分で、作曲モドキを始めた。
そこで、単にオシャレだとJAZZを聴き始めたが、よくわからんと悩み苦しみ、クラシックを
この辺りの見所の者を復活
元々は能好きで、アイコンも、「この辺りの見所の者」だったんです。しかし、観能する機会が秋田に帰郷してから減り、上方落語モードに移行していたので、「この辺りの見所の者」は封印していました。
ようやく観能モードに戻って来たので、来月から上方落語モードはひと段落して観能モード、クラシックモード、ジャズモード、ロックモードに移行します。上方落語は湯沢よしもとサンサン寄席と秋田県内に上方落語の会があれば足を
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