雨滴る有楽町【写真30枚】
商業施設、飲食街、オフィスビル、映画館や劇場を有し、銀座の玄関口でもある有楽町
私はこれまでの人生で有楽町と交わることがさほど多くなく、都民にして足を運ぶ回数は少ない方。隣接する八重洲、日本橋、京橋には頻繁には行きますが、なぜか有楽町にお世話になることはありませんでした。
人は誰しもが無意識に距離を置いてしまっている街があると思いますが、私にとってはそれが有楽町にあたります。そんな距離がある街だからこそ、新たな発見や視点が得られることを期待して雨の有楽町に行ってきました。
今回はその撮影記となります。
スナップ撮影者からすると雨の日は撮れ高があり、好まれている印象ですが、私は特に何も特別な感情はありません。
晴れ、曇り、雨の中のうちの一つでどれも暮らしを構成する一要素にしか過ぎず、晴れだからどう、雨だからどうというのはありません。
天候を読む、タイミングや光を読むのもフォトグラファーの大事なスキルなんでしょうが、そこと向き合うよりも一枚でも多く写真を撮りたかったりします。(向き合いたくないだけ)
有楽町には有名な新幹線撮影スポットがあるのですが、雨なのにやたらカメラを持ったおじさまが多いなと思っていたら、なんと今日はドクターイエローの走行日でした。
たまたま通常の新幹線を狙っていたところに颯爽と現れたので、撮ることができましたが、唐突に現れるとさすがにドキッとします。
見ると幸せが訪れるとかなんとか言われてますが、何回見ても幸せは訪れませんねぇ。
そういえば、有楽町地名の由来は「織田信長の弟」からというのが定説なんだとか。
織田信長の弟である織田長益(ながます)は茶道の名人として「有楽斎」の名も持っていました。この「有楽」が有楽町の語源であると言われているのだとか。
この3枚は全て同じ場所、同じ立ち位置から撮影しています。
撮影場所は同じでも切り取り方で得られる情報と街の情景がここまで変化が出るのは写真の醍醐味でもあります。
ここらへんで今回の撮影機材の紹介をしておきます。
カメラはいつものX-T5
レンズは3本の単焦点レンズを持っていきました。
XF18mmF2 R
XF33mmF1.4 R LM WR
XF56mmF1.2 R WR
旧:ぶんか横丁こと有楽町産直横丁
コリドー街の隣に位置していることからコリドー街からの延長戦としてもよく使われる場所だったりします。
記事を読んでいただきありがとうございました。
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