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【勝手に人生相談 No.451】メイク禁止、門限 過保護な母 ( 東京都・10代女性)


▼ご相談内容▼

10代の女子高生。

母についての相談です。

学校に校則がなく、メイクをして通っています。

先日、母からメイクやカラーコンタクトをして学校へ行くことを禁止されました。私が濃い化粧をして学校の勉強をおろそかにしたり、遊びに行って変な人に目を付けられたりしないか心配しているのだと思います。

私はテスト前は勉強し、危ない地域にも近づかないようにしています。

母に「頭がわるそうだからやめろ」と言われと、傷つきます。門限も午後8時で、友達に比べて早いです。

遅くしてほしいと頼んでも母は聞き入れてくれません。

母のことを友達に相談すると、「過保護」「毒親気味」などと言われます。

普段ご飯を作ってくれますし、感謝もしています。母はどうしたら理解してくれるでしょう。

私がまだ若く、考えが至らないのでしょうか。

東京都・10代女性

▼やまのぼ回答▼

 あなたは、ご自分でちゃんとわかっておられるじゃありませんか。その通りです。あなたは、まだまだお若いからです。

 その若さは、人生にとって貴重な宝物なのです。大切にするべきものなのです。

 親御さんは、あなたが成人するまで、育てる義務と責任があります。過保護とか毒親と非難されようと、そう安々とあなたの思い通りにはさせられないのです。

 ところで、学校になぜ校則や制服などがあると思いますか。

 それは、在学生をいじめるためではありません。むしろ、その逆なのです。学生たちを守るためにあるのです。

 制服を着ることで、世間から学生であると、認知してもらえる大きなメリットがあります。さらには、お友達の制服姿を互いに目にすることで、仲間意識を育み、連帯感を養うためになっているのです。

 また、校則は学校側が責任を負う範囲を確約しているもので、いづれもあなた達にとって、メリットばかりなのです。

 そんな校則がないとのこと。おまけに、メイクまで許されているとのことですが、多分あなたは、とんでもない勘違いをされていると思います。

「校則がなく、自由なんだから、何をしてもいいんだ」と、勝手気ままにカラーコンタクトやメイクを楽しんでいるのでしょう。

 でも、自由というものには、必ず責任が伴います。

 学校はテストのためだけに学ぶところではありません。これから、社会に巣立つために知っておくべきことも学ぶべき場所なのです。

 お若いあなたには、まだ責任が取れないことってたくさんあるのです。
まだまだ、毒親の過保護気味に、甘えているべきでしょう。

 それこそ、あと何年もしないうちに、社会人という、自己責任を伴う自由が待っています。いまは、焦ってケガしないように、親御さんの愛情に甘えておきましょう。

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.452】三重県・50代男性のご相談です。「人間関係断ち切ってしまう」を、予定しております。

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