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#北海道

X-T5 で新春のエゾリスを撮る

X-T5 で新春のエゾリスを撮る

2024年はじめての撮影は、エゾリス。可愛い姿を撮影した。
この記事で伝えたいことは、以下のふたつ

(1)X-T5の動物瞳AFの性能について

 エゾリスがいるところは、当然のことながら木々が生い茂っている場所。大きな松があり、そんなに明るくない場所。むしろ暗めの場所と言って良いが、そんな中でもX-T5の動物AFは健闘していると思う。

エゾリスをファインダー内に捉えると、一瞬というわけでもない

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北海道遺産シリーズ(23)〜土の博物館「土の館」

北海道遺産シリーズ(23)〜土の博物館「土の館」

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。
 
24個めの紹介

 上富良野町にある「土の館」は、創業大正6年(1917年)に岩手県から入植した菅野豊治さんが興した菅野鉄工所をルーツとするスガノ農機株式会社が所有・運

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北海道遺産シリーズ(22)〜路面電車(函館市、札幌市)

北海道遺産シリーズ(22)〜路面電車(函館市、札幌市)

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。
 
23個めの紹介

「広域に渡る遺産」馬文化に続く、路面電車。
北海道には、札幌市と函館市で路面電車が走っている。どちらも明治後期の馬車鉄道として開業、大正時代に電車に

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北海道遺産シリーズ(21)〜北海道の馬文化(ばん馬、日高のサラブレッド、北海道和種馬など)

北海道遺産シリーズ(21)〜北海道の馬文化(ばん馬、日高のサラブレッド、北海道和種馬など)

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

22個めの紹介。

 北海道遺産には、特定の場所や建物などに依存しない「広域に渡る遺産」というジャンルがある。モール温泉、路面電車、ジンギスカン、屯田兵などなど。その中の

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X-T5 でスナップ クラッシックネガ縛り

X-T5 でスナップ クラッシックネガ縛り

 クラッシックネガは、一見すると渋くて、素敵!と思うのだけど、いざ使おうとすると、大げさな感じとなってしまって、何かを表現したいときに使うのは結構難しいと感じる。

ただ、この街を、撮る場合は、ピッタリハマると思った。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

X-T5 で野鳥を撮る

X-T5 で野鳥を撮る

 以下の記事のように、野鳥を撮るのはやめたはずだが、いまでも風景など撮影中に可愛い野鳥をみると、どうしてもシャッターを切ることも多い。
X-T5には、鳥の瞳を認識する機能がついていて、野鳥に設定すればAFが鳥に合って、追尾してくれる。これは便利なので、ついつい撮影枚数も多くなっている。

 とはいえ、X-T5で、野鳥を撮影するような望遠レンズを持っていないので、あまり参考にならないかもしれないが、

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北海道遺産シリーズ(18)〜パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)

北海道遺産シリーズ(18)〜パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

19個目の紹介

 1990年にアメリカの音楽家(肩書は、指揮者、作曲家、ピアニスト、教育者)であるレナード・バーンスタインさんによって、創設された。
若手音楽家の教育

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北海道遺産シリーズ(17)〜旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群

北海道遺産シリーズ(17)〜旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

18個目の紹介

 国鉄士幌線は、大正14年(1925年)に開業し、昭和62年(1987年)に廃止されるまでに沿線の木材や農産物などを輸送する大事な役割を担っていた。

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北海道遺産シリーズ(16)〜旭橋

北海道遺産シリーズ(16)〜旭橋

北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

17個目の紹介

旭川は”川のまち”だそう。川が多いということは橋の数も多く760にのぼるそうだ。札幌市の橋の数のデータが見つからなかったので比較はできないが、多いことに

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北海道遺産シリーズ(11)〜小樽の鉄道遺産

北海道遺産シリーズ(11)〜小樽の鉄道遺産

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

 12/74個めの紹介。
 
 北海道は石炭の産地としての歴史がある。明治12年(1879年)に今の三笠市のあたり、幌内で官営炭鉱が開業した。北海道の内陸である空知地方

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北海道遺産シリーズ(10)〜小樽みなとと防波堤

北海道遺産シリーズ(10)〜小樽みなとと防波堤

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった

 11/67個目の紹介は、日本国内で初となるコンクリート製の防波堤。場所は小樽港。明治時代の北海道近代化の一翼を担った、北海道の玄関口。開拓本府が置かれた札幌から一番近い

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北海道遺産シリーズ(9)〜開拓使時代の洋風建築(時計台、豊平館、清華亭など)

北海道遺産シリーズ(9)〜開拓使時代の洋風建築(時計台、豊平館、清華亭など)

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。

10/67個目の紹介。今回は少々大作。開拓使時代の洋風建築。

開拓使とは、明治2年(1869年)に設置された、北海道の近代化を担うための行政の組織。明治15年(188

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北海道遺産シリーズ(8)〜根釧台地の格子状防風林

北海道遺産シリーズ(8)〜根釧台地の格子状防風林

 北海道にだって歴史がある。そんな歴史をたどり、未来へ紡いでいく北海道民の宝物。そんな北海道遺産を自身の足(車)で巡り紹介しようとおもう。なお、記事作成にあたって、『北海道遺産 完全ガイド』北海道新聞社 を参考にさせてもらった。
 
 9/67個目の紹介。
 北海道遺産は有形無形の区別なしに選定される。従って、見ることができる期間が限定されていたり、文化的なものが遺産とされていたり、そこへ行けば必

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車中泊で撮影旅 そしてマナー

車中泊で撮影旅 そしてマナー

 車中泊という武器を手に入れたので、少々遠い撮影地にも時間さえあれば行くことができるようになった。そこで夏休みを利用して一泊二日の道東撮影の旅へ出た。

 前回の車中泊からの改善点は以下の通り。

車内に小さくてもテーブルがあったほうがよい。

購入したGENTOSのランタンが明るすぎて眩しかった

オートキャンプ場だと少額だがやっぱり費用がかかる

1については、ホーマック(DCM)で小型のアル

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