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わたしが宝物にしている漫画
今日は、随分前からずっとご紹介したかった、わたしの大好きな漫画「せんせいのお人形」をご紹介します。タイトルでよくびっくりされてしまうのですが、最後までお読みになれば、そのタイトルに込められた深い意味がお分かりになると思います☺️
普段、漫画はほとんど読まない私が、人生で初めて課金して、書籍も買い揃えた作品です。(書籍は3巻までしか出ていません。)
漫画なのに、まるで純文学か小説を読んでいるよう
うわーお!違いすぎて分かり合えない!だからこそ、努力して歩み寄る。
(※誤って削除してしまったので再掲します。既にスキ・コメント下さった皆様、本当に申し訳ございません…)
さて、前回は聴覚障害にも色んな人がいて、なかなか分かり合えない、というお話を書きました。
今回は、そんな色々なバックグラウンドをもつ聴覚障害者が集まるとき、一体どうしているのか?について書きます。とても面白いですよ。
私が参加している聴覚障害者の集まりには様々な人がいます。みん
こんなことに困っていました《小学校編》
私は聴覚障害を持っています。右耳は全く聞こえず、左耳(80dB)に補聴器を入れています。コミュニケーションは主に口話(耳で聞いて、口で話す)で、手話は勉強中です。
今回は"自分の聞こえを説明しよう"シリーズの一環として、"こんなことに困っていました"を説明しようと思います。特に小学校のときは、自分で説明する能力がまだなく、自覚も無かったので、気づかれることが少なかったのですが、きっと今の小学生
自分の聞こえを説明してみよう《生活音編》
引き続き、自分の聞こえを様々な切り口から説明することにチャレンジします。今回は《生活音編》です。
"自分の聞こえを説明しよう"シリーズは、目に見えない聞こえをどのように可視化できるのか?という、私のいわば実験です。
今回は身の回りの、聞こえない・気づきにくい生活音を説明してみます。
基本の説明:右耳は全く聞こえません。左耳(80dB)に補聴器を入れています。静かな環境で1対1なら会話ができま
自分の聞こえを説明してみよう《会話編》
さんざん、自分の障害を自分で説明する必要がある、と書いたので、数回に分けて自分の聞こえの説明にチャレンジしてみようと思います。手探りで、色んな切り口で説明してみます。今回は《会話編》です。
基本の説明:
右耳は全く聞こえません。左耳に補聴器を入れています。
私の場合は…
①「静かな環境」
②「おおむね1m以内」
③「私の左側から」
④「普通の大きさの声」
⑤「1対1」
の全てを満たし
どうして理解されないの!と泣いていた大学時代の私を救ってくれた母の言葉
前回は、大学時代、自分が聞こえづらいことを理解してもらえず、「普通に話せている君は聞こえないようには見えない、君だけ特別扱いできない、席を前にはできない」と言われ、泣いた話を書きました。そして、自分で自分の障害のことを、相手に伝わるように説明できなかった自分に落ち度があったと綴りました。
ではなぜ、ただ泣いて怒っていただけだった私が、自分で自分の障害を説明する必要あると思えるようになったのか…
どうして理解してもらえないの!と泣いていた大学時代の私へ。それ、絶対アンタのせいだよ(笑)
このお話は教育に携わる全ての人に届きますように、と願いを込めて綴ります。願わくば、これからの聴覚障害をもつ子供達・若者たちが少しでも明るい未来を歩んでいけますように。
私は5歳のころから感音性難聴です。右耳は全く聞こえません。左耳は補聴器をいれています。補聴器を外した状態では電車や車の音、耳元の大声が辛うじて聞こえます。補聴器をつけた状態だと、1m以内の静かな環境なら1対1で普通に話せますが、2