【詩】海の町の嘘

君の町の海は宝石みたいに輝く緑色で
この町の海は見慣れた灰色
知らない人が人気者になって
すぐに忘れられていった
少しだけ信じていたあの予言が
当たっていた世界のことを考えてみる
「小説は読まない。だって全部嘘だから。」
そう言いながら 私の話はいつも聞いてくれたね
全部嘘かもしれないのに





この記事が参加している募集

私の作品紹介

眠れない夜に

読んでくださりありがとうございます。 サポートしていただいた分は、作品や文章の制作(材料・資料代など)に使わせていただきます。 よろしくお願いいたします。