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Nakano Nanae
2022年8月21日 12:51
夢の中で、私は時々男の子で、海の見える学校に通っていた。一人目の友達は、夏休みの前に転校してしまった。二人目の友達は、空想上の家族に手紙を書いていた。三人目の友達は、新月の夜について話してくれた。四人目の友達は、「かしこい兎」と呼ばれていた。五人目の友達は、この町のことを何でも知っていた。六人目の友達は、一人目の友達とよく似ていた。七人目の友達は、飴玉みたいな声で笑っていた。七人
2022年8月7日 20:26
”これは君にしかできないことだよ""だから早くあいつらに火を点けて"ぼく一人のためだけにある鉄塔から今日も人体に有害な電波が出ている体温が下がる飲み物ばかり飲むようになってそれからすべてが幻になった美しい人やものが世界から消えていくたびになんだか賢くなったような気がするんだ夜のせいかなそのうち放火事件が起こるこの町でも赤と黄を混ぜればオレンジになるそれだけで生きていけると思っ
2022年8月5日 21:18
誰かが法則を破って軌道から外れたそのうち違う誰かも別の方向へ飛んでいったやがて惑星はひとつもいなくなり太陽も燃え尽きたその塵があつまってまた明日から新しい世界が始まるらしい次に生まれ変わるなら彗星がいい放物線の軌道を描いてさ一度過ぎればもう二度と戻ってこなくてすむように