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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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#コラム

"Jリーグ17万人無料招待"の活用アイデアをファンベース視点で考えてみる

いよいよ、今週の金曜日からJリーグの2024シーズンが始まる。 自分は、開幕以来ずっと浦和レッズのサポーターでシーズンチケットも27年目。この時期になると毎年、ワクワクドキドキしすぎて落ち着かない。 そんな、2024年のJリーグだが、サポーター的にちょっぴり引っ掛かることもある。 それが、こちらの案内… 昨年も行っていた、大規模無料招待を今年もリーグ主導で行うらしい。 この無料招待については、しっかりと施策理由があるらしく、リーグ側で2023年度の「to Cマーケティ

なぜ人は“今あるもの”を数えるのか

私の読書記録によると、「自己啓発本にはおおよそ同じ内容ばかり書かれている」と気づいたのは、社会人4年目になった26歳の頃だった。 20代を通して、私は自己啓発本にハマっていた。きっかけは、大学3、4年生のときの就職活動だ。私は、「就活が不得意」な学生であった。曲がりなりにも文学部で、文芸創作ゼミに所属していたため、文章はまあまあ書けるほうだったのだと思う。エントリーシートなどの書類選考で落とされることは少なかった。 致命的にアウトだったのが面接だ。今でこそ、「面接は相手の

信頼関係と言うけど信用関係とは言わない #信用と信頼は違う

信用と信頼は違います。 英語で、信用は「CREDIT」で信頼は「TRUST」と書くように、信頼関係とは言いますが、信用関係とは言いません。 信用取引とは、その人の預金残高や保有資産、過去の取引実績、担保など何かしらの裏付けから取引を行うもので担保など裏付と引き替えに相手を信じることです。欧米から生まれたクレジットカードはそれを象徴したもの 信頼とは、感情や人間性やヒトとの繋がりに基づいて信じること。村社会などに象徴される集団主義にひも付いています 信頼は、信用とは逆に

過剰包括世界に反抗する不便益マーケティングの可能性

はじめに 現代において社会における便益性の向上は目を見張るものがあります。 より自分たちの生活が豊かになり、時間の創出や仕事の生産性への寄与は計り知れないものがあります。 しかし、この便利になりすぎた世の中においてそれが当たり前になってくると便益よりも逆機能への注目が集まりそれが悲観的な社会へと働きかけられているものと考えています。 不便益とは 一方で不便益性というものは、人に意味の価値を与えるときがあります。 たとえば、キャンプやアウトドアです。 わざわざ、安全、便利

「チームで戦う」と語るチームほど「チームで戦えてない」問題。

最近サッカーやNBAを観ていて考えるのが「連携」である。チームで戦うスポーツは1人の力だけでは到底勝つことは出来ないので、選手同士連携してプレーをせざるを得ない。 映像で観るようなサッカーやNBAのような試合で、選手同士の連携は当然練習する。どの選手がいつ、どこに、どう動いて、どんなプレーをするのか。相手の状況に応じてどんなプレーを選択するのか。選択肢は無数にあるが、状況に応じて適切な選択が出来るようにNBAの選手であっても繰り返しトレーニングしていく。トレーニングをする時

失敗の捉え方で、企業の成長が決まる

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 変化の激しい時代をどう生き残るのか? 未曾有の災害やパンデミック、ついには戦争など、近代史をみても稀にみる出来事が立て続けに起こっています。そんな中で企業経営に携わるみなさんは毎日のようにこの質問を自身に投げかけているのではないでしょうか。 先日人気のポッドキャスト番組である「COTEN RADIO」で財閥の歴史編を聞いていたところ、とても面白いエピソードが紹介されていました。 日本を代表する財閥のひとつ、住友。とあるグループの

最初の読者である「私」が、ちゃんと頷けられるものを

短い物語を書いている。 「ご自愛」の連載小説とはまた別で、1500字〜2000字程度の話だ。内容もガラッと違っていて、今回はちょっぴり悲しい物語だと自分では思っている。 ようやく納得のいく結末ができて、これからブラッシュアップを進めていく状態。 ブラッシュアップに向けて頭から読み返したときに、「うわあ、これ悲しい話だな」と感じて、少しだけ嬉しくなった。 * ーーいやいや、書いた本人が「悲しい物語」だと感じるのは当たり前なのでは? そう思うんだけど、改めて読んでみた

車社会の終わりの始まり 都市を緑化し車道を歩道に取り戻そう

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 銀座や有楽町の真ん中を突っ切る首都高KK線をご存知でしょうか。正確には高速道路ではないのですが(東京高速道路株式会社線)、両端が首都高と接続されてそのまま通行可能であり、事実上一体化して見えることから便宜的に首都高と呼びました。 いま、このKK線を廃止して遊歩道にしようという再開発案が出ています。モデルケースとしては、ニューヨークのハイラインやパリのプロムナード・プランテでしょうか。どちらも鉄道の廃線跡を遊歩道として再整備したもの

300文字の短編小説をNFTにして売ってみた。

先日、短編小説をNFTにしてオークションに出品したという記事を書きました。 あれから3日経ち、オークションが終了したので結果を報告させていただきます! ○落札価格は?僕は今回「COMSA」というNFTマーケットプレイスを利用しました。 僕がCOMSAを使った理由は、現時点でほとんど唯一「オールオンチェーン」のNFTが作成できるプラットフォームだったからです。 「オールオンチェーン」とは作品そのものもブロックチェーン上に記録されるNFTのことなのですが、詳しく知りたい方

ファンベースマーケティングを活用して取り組めばnote独自のマネタイズMAPが完成する!

noteを発信メディアのコア(核)にすることで、集客やマネタイズ目的のためのnote運用を目指す人にとって、効率良く効果を発揮するファンベースを築くことが可能だという話をお伝えしたいと思います。(^_^)b 要するに前にも書いたことがあるけど、noteを軸にしたファンベースマーケティング戦略、の話ということですね。 上記のリンク記事では、noteにおいてコンテンツマーケティングを応用することでnoteの利点を上手く活用しつつ、自分独自のキャラクターを際立たせながら自分の強

noteにおけるライティングのテクニックをセールス用のソレと勘違いするとダメって話。

今回の記事では、ライティングのコツとかテクニックを駆使して、何らかのオファー(購入者に対する条件などの提案)を行い、販売商品やサービスを購入してもらうために作成する文章と、noteにおける文章術とは違いますよねっていう話をしたいと思います。😄

有料
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「書く」という、心の調律

以前、仕事で声楽の先生にインタビューした経験がある。地域で開いている体験レッスンを実際に受けて、その様子をレポートする内容だった。時間は60分程度。 発声練習に半分以上の時間を使った後、実際に一曲歌ってみる。ポイントを指摘していただく。課題曲は「ハナミズキ」だったと思う。 あらゆる方法で発声練習は行われた。中でも印象的だったのは、鼻の付け根を少し摘みながらガマガエルみたいな声を出す方法と、お腹に力を入れながらどこまでも低音を出し続ける方法。先生はこう言ったのだった。 「

「打席に立つ数を増やす」への違和感

ビジネスの世界ではよく「まず打席に立て」「打席に立つ数を増やせ」という言い回しが使われる。勝負の機会を作らなければ成功はもちろん、次の学びにつなげるための失敗すら得られない。 つまりビジネスシーンでは「客観的な結果が出る舞台に立て」という意味で打席の比喩が使われている。 しかしいち野球ファンとしては、自分の意思で打席数をコントロールできるかのような言い回しには違和感を覚えることが多い。実際のプロ野球選手たちはまず打席に立つために血の滲むような努力をしているからだ。 野球

なぜ「お茶が好き」と言えないのか。

好きだという自覚がなくとも熱中できたり,考え続けることができたり,気分が最悪な日もお茶を点て続けたりできる。1日の過ごし方を考えることは,1日のどこにお茶の時間を設けるかを考えることであり,プライベートでもお茶がきっかけの人々と会っている。 しかし,別に「お茶が大好きです」と話したことはない。少なくとも,自分からそのようなポジション取りをしたことはない。 ではなぜ現代茶道を(学士から修士まで)論文の主題にしたかというと,茶道を手放しで好きだと言えないことに対する疑問が根底