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単位を落とす不安anan(4年目)

もうすぐで大学の単位を全て取り終える。

とはいっても前期の単位を一つも落とさなったらの話。

一つでも落とすと後期に持ち越すこととなり、卒業できるかびくびくしながら半年間過ごすことになる。

それはもちろん避けたいが、多少のプレッシャーがあった方が人は強くなれるとから、一つくらい落としてやってもいい。(強がり)

世の中は受験に関しては、将来にかかわるセンシティブなもので、かなり重きを置いているように見えるが、いざ大学に入ってからは、何をしていようが、それこそ単位を落としたり退学したりしようが、あまり関心がないような気がする。

アメリカの大学は入るのは簡単で卒業するのが難しいと言われているが、僕も絶対にそっちの方がいいと思ってる。みんな大学をふわふわ捉えすぎている。

かくいう僕も、大学に入ってからは大学は二の次で、それ以外のことに熱量をかけていた時期が長かったが、結果的には卒業まであと一歩、というところまで来ている。

僕は一体大学で何を学んだのだろう?

多分大学で一番鍛えられたことは、この単位習得がかかったテスト期間のプレッシャーに打ち勝つことだと思う。

世の中は単位を落として留年、などのケースがあっても笑い話で済ませているが、渦中にいる人間は、そうならないよう必死にプレッシャーと戦っている。

もはや何がそんなにこわいのか、なんのために勉強しているのか。

そんなことはどうでもいいからとにかく単位が欲しい、と思ってしまうのが大学生の性なのである。

僕は単位がとれるか不安でテストの前日に一睡もできなかったことがある。今まで眠れなかったことなどなく、不安という感情をうまく避けながら生きてきたつもりだったが、単位を落とす不安は避けきることができなかったのだ。

たかが一大学の、たかが一教師が下した評価なんて気にすんなよ、と強気な自分は言っているのだが、不安な自分が、でもさーこわいじゃんよー、とぐちぐち言って聞く耳を持たない。

やや脱線してきた気がするが、このテスト期間の不安な気持ちも、あと少しで去ってしまうとなると少し寂しい気もしてくる。

東京に行く同級生を列車と平行しながら見送るあのシーン。

単位を落としてしまうかもしれない不安くーん、東京に行っても頑張れよー!

、、、お前なんか東京に染まって二度と帰ってこなければいいのに。

一つアドバイスを送るとすれば、そういった不安とはできるだけ関わらないことである。

もし不安がこっちに顔を向けさせようとしてきたら、足で顔面蹴飛ばして、強制的に東京行の列車に詰め込めばいい。

そして不安に向かってあっかんべーをして「バーカ!お前この島じゃそこそこイケてたかもしれないけど東京行ったら、ただの芋クソだからな!二度と帰ってくんなよバーカ!」

と言ってやればいいのである。

すいません、何が言いたいのかまとまりませんでした。

テストは自分を追い込み過ぎず、適当なくらいがちょうどいいから頑張ってね。



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