大阪府コロナステージ指標 4月の推移

画像1 【ダッシュボード(4/30vs3/31)】4/30のステージ指標の数値を3/31と比較した。3月末時点でステージ4の指標が3つであったのに対し、4月末時点では6つとなった。また各指標を見ると、医療提供体制の4つはすべてステージ4であり、過去最悪水準にまで悪化した。また感染状況を示す3つの指標もステージ4になっており、「人口10万人あたりの新規感染者数」は全国最多の数値となっている。
画像2 【病床使用率】ここからは各指標の推移を分析していく。赤枠内が2021年4月を指す。4月は全体&重症者ともに上昇の一途をたどっている。その間に確保病床数を増やしているが、悪化傾向は収まらず、過去最悪水準にまで達している。
画像3 【入院率】療養者数に対する入院者数の割合を示す入院率。数値が低いほど、療養者に十分な医療が提供できないことを表すが、4月は26%⇒10%にまで悪化した。100人中90人は「入院待ち」か「自宅&宿泊施設療養」となっている状況であり、深刻な状況となっている。
画像4 【人口10万人あたりの療養者数】4月は一貫して増加を辿っている。これまでの第1波~第3波とは比較にならないペースで増加しており、ピークとなる頂点がいっこうに見えない。
画像5 【陽性率】4月上旬は上昇したが、その後は8%台前半で推移した。
画像6 【人口10万人あたりの新規感染者数】”第4波”は感染者数がこれまでと比較にならないほど増加。30日中16日が1000人以上の感染者が確認された。500人以下は5日(火)の1日しかなかった。
画像7 【感染経路不明率】新規感染者数の増加とともに感染経路を追いきれなくなり、4月は65%前後で推移した。
画像8 【直近1週間の累計/前週1週間の累計】直近1週間の新規感染者数の合計数の前週1週間のそれの増加比を示す。4月はほとんど1倍を超えていたが、ここ6日間は1倍前後を行ったり来たりした。「1」を上回る=感染者数は増加し続けていることを示しているので、早く「1」を下回らなければならない。

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