現代は、「元気です!」と言うウソが蔓延している 〜経営者の死亡が倒産の主因の時代〜
経営者の死亡が倒産原因
商工リサーチのデータによると、2024年1月から10月まで倒産原因で最も多いのは代表者の死亡です。
この2要因で349件(同17.1%増)と、9割近く(88.1%)に達する。
代表者の死亡は、後継者難倒産全体の55.5%を占めており、代表者の死亡は、前年対比34.7%増です。
経営コンサルタントの私が、何故、経営戦略・戦術以外に、健康のことを語るかという理由が、この「現役経営者の死亡」です。
先日、虎ノ門ヒルズの経営ミーティングで、ある若手の優秀な投資家のお話の冒頭に「いつ死んでもいいように、これからの事業を取り組みたい。」と強い意志を感じた口調で会話が始まりました。
初対面であった私は、聞いた瞬間に「若いのに・・・」と驚いたのですが、彼はこう続けました。
「この1年で親しい友人(全て経営者)が7人亡くなった。全員50代でした。」
こうした背景が、ミーティングの冒頭の言葉だったのです。
こうした話は、そこかしこで聞くようになった。
(商工リサーチのデータは、経営者の死亡年齢がないので詳細は分かりませんが)
つまり、社会に貢献する経営者という重責において、健康管理は経営者としての能力の大切な課題ということです。
そこで、経営コンサルタントとしての使命として、健康や未病対策を長年に渡り勉強してきました。
もちろん、国内外の超一流の科学者、医者、権威のある研究者からの情報と知識に基づくものです。
経営コンサルタンは、一言で言えば、リサーチ(調査)能力が命です。
私は、新卒でアクセンチュアという外資系コンサルティング会社に入社しましたが、社内のマニュアルや情報の膨大なことに驚いたものです。
企業実務で実績のない若輩コンサルタントが、上場企業の社長・重役(50代以上)に指導・勧告出来るのは、社内に世界中の一流企業や上場企業の調査データ(事例)が膨大にあるからです。
未病対策についても、むしろ視野が狭くなりがちな専門家では、本当の病の原因にたどりつかないことは、ありがちなことです。
何故、「経営者は病に倒れるのか」も、綿密な調査を10数年間行い、やっとたどり着いた科学的知識があります。(注:科学は進歩するので、現在の最高・最良の知識も変化し続けます)
何故なら、大手メディア、政府、官僚からでてくる健康に関する情報は、出鱈目だからです。
何故、そう言い切れるかは、この商工リサーチのデータ(死亡)が示しているとも結論づけられます。
あるいは、一般の方との何気ない健康話や毎日調査対象としているSNSでの情報を、くまなく調査すれば「間違った健康」情報で世間は溢れていることが分かります。
「元気です」と言うウソ
「元気ですか?」というのは、日常の挨拶としての普通の会話です。
健康コンサルタント的見方は、例え相手が「元気ですよ!」と答えても、50歳以上では、全くそのように見えない事例は半数以上に上ります。
顔色、顔の皺、肌の艶、目の輝き、髪の毛の艶、手指の劣化、背中の曲がり具合、顎の皺、体全体から発せられるエネルギー量など、あった瞬間に観察しただけで、「全然、元気そうでない」と分かります。
あなたは「元気です」という嘘をついているのです。
毎日、自分の鏡に映る姿を見ていても、決して分かるはずがありません、少しづつ変化しているからです。
身近な家族や友人も、「老けたなあ」「病人みたい」と思っても、容姿に関することなので、決して口に出すことはないでしょう。
私も、「この人、このままだと病に倒れたり、最悪寿命が短いなあ」と思うことはありますが、決してそのことには触れません。
相手から健康についての質問や相談が直接ない限り、口に出すことない。
もちろん、こうしたSNSでのコメントとして、非科学的な反論めいたことがあっても絶対に議論しません。
しかし、科学的な知識の視点からは、自らが「こう考える」「こうに違いない」と断言してみたところで、何の価値もありません。
病の原因が正しく把握されていなければ、自論としての(非科学的)健康知識があっても、必ず病に倒れるか、最悪死に至ることになるからです。
一般で言う、元気というのは「病に臥してない」という意味に過ぎません。
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