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「ああ、日本人には売りません。」日本人であることの利点と弊害

海外で生活していると名前の前に「日本人」というタイトルが付く瞬間をよく目の当たりにする。

日本人という印象が良い時もあれば悪いときもある。


カナダで家を借りるとなったとき、犯罪証明書やクレジットカードの履歴を掲示する必要があったりするが日本人というだけでそれらを免除してもらったことがある。「日本人はみんな期限を守る、素晴らしい!」ってね。


ところ変わって動物愛護の国、オーストラリア。


一家に一ペット、いや一人一ペット、一歩外に出れば人間と同じ数くらい犬がいる。
そして日本と比較すると犬猫の販売が猛烈に、強烈に、厳しい。


犬を飼いたければまず認定されているブリーダーに連絡するところから始まる。(日本でみるようなペットショップはない)
ブリーダーとの面談をパスし、希望の犬と一時的に生活、犬は一旦ブリーダーの元へ戻る。後日ブリーダーから「合否」が届き不合格だった場合はその犬を飼うことは出来ない。(動物も扱いは養子と同じ)


そして私はブリーダーとの面談さえパス出来ない。パートナーがオーストラリア人だとしても私が日本人の時点で「ああ、日本人には渡せません」で、終了。お帰りくださいとなる。
日本のペットショップ事情は海外でも有名で、ショーケースに生き物を入れて売れなければ殺処分または保護管理局行き、そんな残酷なことやってる国から来た人に動物は渡せません、とのこと。上記は紛れもない事実で私は否定できませんでした。


そしてもう一つ、小児ドールに関して最近事件が起きたのをご存知でしょうか。


オーストラリア人が日本から輸入した小児ドールを所持していて逮捕されました。こういった事件は別にレアではありません、カナダやイギリスなどの主要国では大麻同様に持っていたら捕まります。
治療が必要と判断されもれなく病院に搬送です。それと同時に小児ドールの主要輸入国として MADE IN JAPAN と世界ネットで報道されています。


日本人として出来ることは何だろうかと今一度考えなおしてみる。

さっそく行動してみたのは署名、性的同意年齢という存在を26歳にして初めて知りました。

性的同意年齢引き上げの署名はこちらから
 http://chng.it/GFGszPMfbY


主要諸国の平均年齢16歳に対して日本は13歳。小学校卒業したばかりの子供に同意が得られると本気で思っているのだろうか、

そして自分に出来ることは本当にこれだけなのだろうか、だとしたら悲しいし悔しい。

政治体制や仕組みに文句だけ言って何もしない中年になるのだろうか。


そうはなりたくない、でもどうしたらいいのか正直言ってわからない。


20代です、選挙権が与えられています、誰の名前を書けばいいのでしょうか。
生活に関わるとても大切な情報なのに、どこで情報を得ればいいのでしょうか。


知ろうとしなくても入ってくる情報はたくさんあるのに、大切なものは知ろうとしなければ知りえない。何なんだ、この世界。


お礼に元気玉を送らせていただきます。