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効果があった英語トレーニング法 【海外大学院受験】

NIMOです。日本で経営コンサルの仕事を経て、アメリカの大学院 (MBA)に留学に来ています。(自己紹介記事はこちら

今回は英語の習得について、留学に向けた英語対策の経験をベースに書いてみました。

日本にいると英語ってどうしても「勉強」ってなりがちじゃないですか?日本語だけで生きていける島国で、使うための英語を身に着ける必要がないのだからしょうがない。どうしても目標がTOEICとかになって、必然的にトレーニングもそれ用の「勉強」になってくる。

筆者の場合も留学先の学校がTOEFLやIELTSの試験結果を求めてくるのでそれ用の「勉強」をする必要がありました。ただそれだとモチベーションが持たなかったんですよね。なので現地で使えることを目標に、詰め込み型を避け、話す・書くのアウトプット型のトレーニングに重きを置きました。

必要なトレーニングはその時・その人で違ってくると思うので、「こういう方法で留学した人もいる」という一つの参考になれば幸いです。


◆ 筆者の英語バックグラウンド

帰国子女でもなく、留学経験もなしの状態から始めました。

英語との最初の出会いは幼稚園のクラスと、幼稚園~小学校低学年にかけてやった「おうち英語」でした。耳が慣れたのと英語への心理的ハードルを消す意味で良かったですが、小学校も日本の学校だったのでさすがにこれでペラペラにはならなかったです。

その後は普通の中高で、英語の授業を受けた形になります。大学生の頃に3か月ほどアメリカとカナダでボランティア滞在的なものをして、あとは旅行で使うくらいでした。仕事では稀に使うというレベルで、10年間の社会人経験の中で会話が英語だったプロジェクトは通算6か月程度です。

受験前のスコアはこちらです。複雑なことを議論するのはきついなぁというレベル感でしょうか。
・TOEIC:受験前に最後に測定したのが860点程度。
・IELTS:受験開始時に試しに受けてOA6.0。スピーキング単体は5.5でした。

結局、9か月ほどかかってIELTSの必要スコアOA7.0を達成しましたが、正直留学に必要なギリギリのレベルだったので来てからも苦労はしています。

◆ 留学のためにやったこと3点

1. 英語を音読、暗唱する

手っ取り早い試験対策のために一時的に予備校に通ったのですが、そこでアドバイスされた方法が音読でした。とにかく日常的に英語を口にする機会が少なかった筆者にはこれが一番効きました。

音読の何が良かったかというと、まずリーディングだけではなく声に出すのでスピーキングの訓練になることでした。また、文章が書いてあるものを読むだけだったので、多少疲れているときでも無理なく継続しやすかったことです。

筆者の場合はIELTSの試験問題を1日数回読んでいました。その後に単語帳も少し使ったのですが、その時は例文は暗唱するようにしました。覚えて口に出すので負荷は高かったですが、単語の覚えがよくなっただけではなく、英語の流暢さに効いたと思います。

伸びてくると英語の学習って楽しくなりますよね。

2. オンライン英会話を継続する

オンライン英会話サービスはいろいろありますが、結論、好きなサービスを選ぶのでOKだったと思います。続けられることがポイントだと思うので。筆者は月6000円程度のDMM英会話を使いました。

普通にDMMから用意されているニュース記事の教材を使って練習していました。音読した後、疑問点を解消し、教材についているお題に沿って講師とディスカッションをしていました。とにかくいろんな話題の英語を話すことと、単純に話す機会を確保するという意味でよかったです。 

3. ライティングはプロに添削してもらう

特別な訓練を受けたことがない限り、ライティングに関してはネイティブか日本人のプロのアドバイスをもらうのが速かったと考えています。

2つ理由があって、1つはノンネイティブの自分が自分で書いたものを評価できないため、1人では上達しようがないからです。もう1つは、留学で必要とされるアカデミックなライティングの場合、全体構造や書き方のお作法で知らなければどうしようもない部分があるからです(例えば”thesisから始める”、とか。)一定のノリというか、型があるんですよね。

それらのお作法を抑えた上で、自分で書いてみて、ネイティブから添削をもらうのが効率が良かったと考えています。筆者は「ベストティーチャー」という添削サービスを使っていて良かったですが、今の精度であればChatGPTに指摘してもらう形でも上達するのではと思います。

◆ おわりに(何がポイントだったのか)

何が一番しんどいかというと、仕事と生活をしながら英語をやることだった気がするんですよね。結局モチベーションの継続が大事で、「自分に合うものを見極めて楽しくやる」のがポイントだと思っています。

例えば筆者の場合、しんどさが効果を上回ったので予備校から出された単語暗記の宿題はスルーしました笑。それでも一応アメリカで生活できるレベルにはなりましたから、それで良かったんだと思います。何でもいいので「効いてる」と感じるやり方をやり、質・量を最大化するのが効率的と筆者は思っています。

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