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にみり
2021年12月21日 19:06
全話約23000字で完結(1話約900字)希望のある歌詞と、どこか切なく揺れるメロディ。若者に流行りで人気のミュージシャンが作った卒業ソング。それが体育館に響きはじめると、俺はその場に立っていられなくなって外へ出た。「冬賀先生?大丈夫ですか?」心配してくれた同僚の声も聞こえてないフリをして足早に部室へと戻った。俺はそこで大きく息を吸ってゆっくり吐き、「よく頑張った、自分。」
2021年12月25日 01:29
全話約23000字で完結第3話約2000字第1話〜2話までのあらすじ高校教師の俺、冬賀隼也は放送部の顧問。放送部の部長である女子生徒、有栖サナと俺は、恋仲になった。しかし、俺は彼女を本当に愛してなどいない。憎む相手の娘である彼女を利用し、復讐を計画するために近づいた。一方、彼女の方は、俺を信じて疑わず思惑通り、俺に好意を寄せる。第3話の今回は、俺の「過去」が徐々に明らかになってい
2021年12月25日 23:28
全話で約23000字第4話約3000字。少し長めですが後半はほんのり甘ずっぱぁい描写です。1話〜3話までの話のあらすじ高校教師である俺 冬賀隼也は放送部の女子生徒 有栖サナと偽恋愛を続けている。憎む相手の娘である有栖を利用し復讐をするためだ。有栖はそれを知る由もない。俺の愛する妻と娘を失った過去の経緯とは?そして、4話は、俺が知らなかった妻と娘の真実が分かっていく中、あ
2021年12月31日 16:37
全話約23.000字第6話約 2.500字1話〜5話までのあらすじ俺は、誰もが想像もしないような復讐を絶対に達成させる!計画は滞りなく、進んでいる。もうすぐだ。もうすぐだ…。高校教師の俺冬賀隼也は、復讐のために近づいた女子高生有栖サナと偽恋愛を続けていた。有栖はそんな俺に微塵も疑いを感じていない。亡き娘、柚良が生前に通っていたピアノ教室で同じく学ぶ小田拓真と崎田真子。この2人
2022年1月3日 16:42
全話約23.000字第7話約1.800字1話〜6話までのあらすじお前らを死より辛い地獄に突き落とす!高校教師の俺、冬賀隼也は、勤務先の女子高生、有栖サナと偽恋愛をしている。有栖一家に復讐をするためだ。そんな俺を疑うことなく有栖サナは、 一途に俺を慕う。しかし、復讐の決意は変わらない。必ず愛する妻と娘の仇をとる!俺は、生前の妻 冬賀麻美と娘の 冬賀柚良がピアノ教室で交流のあった
2022年1月7日 01:41
全話約23.000字8話約3.600字1話から7話までのあらすじ高校教師の俺、冬賀隼也は生徒の 有栖サナの一家に復讐をするために、有栖と偽恋愛を続けている。俺は、完璧に演者を成し遂げた。有栖は、未だに俺の偽りの愛に気づいていない。純粋に俺に好意をよせる有栖。高校卒業と同時にいよいよ、復讐の時が来る。有栖サナの父親でありアリス永生総合病院の院長である有栖浩介は、俺の愛する妻、冬賀麻
2022年1月9日 16:56
第9話(最終話)「あぁーーーーーーーっ!!!!」有栖は、注射器を握った腕を振り下ろした。俺の胸にそれを‥‥ぐっと力を込めて、勢いよく、刺した‥‥‥。そう、それでいい。それで‥‥。「うっ!うぅーーっ。」「隼也さん、さよなら‥‥‥。」++++++++++《ゆ‥‥ら‥‥。あさ‥‥み‥‥。パパだ‥‥よ。恋しくて、恋しくて、逢いたくて、逢いたくて、やっときたよ‥‥。》‥‥‥‥