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感情の消火 ~私はもう振り回されない~

イライラ、がっかり、プンプン、もやもや、ズキズキ、ざわざわ・・・
感情の炎に振り回されているって?
あなたを感情から解放します。
消火の仕方、教えます。


初めに


どうも、幸せ追求教師、ニキチャコです!

今回は、感情に振り回され、「どうしたらいいの…?」「自分が嫌になる…」「なんでこんなにイライラするの?」「怒りたくないのに怒っちゃう」「もう嫌!」みたいに困っている人に向けて書こうと思い、筆(PC)をとりました。

そうじゃないハッピーな人にも、役に立つ記事になると思います。

どうしてこの記事を書こうと思ったかというと、それはやっぱり人間関係で困っている人が異常に多いからです。

怒りたくないのに怒ってしまい、夫婦関係悪化・・・
イライラが募って、つい要らないことを言ってしまったー・・・
あの人の言葉、なんだかモヤモヤするぅ~・・・!
あんなこと言われるなんて、傷ついた・・・うぅ・・・

このようなこと、ほぼ100%経験してますよね。
大人も子供も、同じです。
みんな困ってます。
あなただけじゃない。
もれなく「みんな」です。
ニキチャコもその一人です。

しかし、最近はイライラすること、怒ること、もやもやすること、傷つくこと、めっきりなくなりました。
もし、ふっとそのような感情が起こっても、スンって、すぐなくなっていきます。
負の感情に振り回されることは、もうありません。
とてもストレスフリーです。
常に穏やかな心です。

この記事に出会ったことも、また運命。
あなたのお役に立てることをありがたく思います。
読んでくださり、本当に大感謝です。

この記事を読んで、実践してもらえれば、必ず「感情に振り回されない自分」を手に入れられます。

ではさっそく行きましょう!



感情とは「エネルギー」


感情とは何か、説明します。

感情とは、自分が信じていることと、現実に起こっていることとのギャップから生じるエネルギーです。

これだけで分かった方、あなた理科得意ですね?笑

何言ってんだこいつ。
って思った方!
もう少し待ってください。笑
順を追って説明していきますね。

「自分が信じていること」には、色々な名前があります。
例えば、無意識が信じていること=「観念」や「思い込み」「信じ込み」「期待」「正しさ」などです。

無意識が信じていることとは、みんな共通でもっていたり、人によって違ったりしますね。

「固定観念」という言葉の方が、ピンと来る人もいるでしょう。
例えば「お金」という観念と、「汚い」という観念がくっついて離れなくなったら、固定観念「お金は汚いもの」ということを信じていることになります。

「仕事から早く帰ってきた」と「家事をする」がくっつけば、「仕事が早く終わって帰ってきたら、家事をする」という固定観念ができますね。

これは、そう「思い込んでいる」とも言えますし、「信じている」とも言えます。また、それを「期待している」とも言えますし、「仕事が早く終わって帰ってきたら家事をするもんでしょ」という「正しさ」にもなります。


なんとなく見えてきましたか?
この「仕事が早く終わって帰ってきたら家事をするもんでしょ」という固定観念と「そうじゃなかった」現実との差(ギャップ)がそのまま感情となります。

下の図は「佐藤君は傷ついた可哀想な私に優しい言葉をかけてくれるはず」という固定観念と現実とのギャップを表したものです。

感情が起こる仕組み

自分の中の正しさと現実とのギャップ、その大きさがそのまま感情というエネルギーになるのです。

物理学の中の力学、位置エネルギーのようなものです。
観念のラインを0としたときに、それより高ければ高いほど正の位置エネルギー(良い感情)をもつ。低ければ低いほど、負の位置エネルギー(悪い感情)をもつ。という感じです。

この例え、理系の私にはめちゃくちゃ分かりやすいんですけど、どうでしょう?笑


つまり、感情が生まれる原因は、「観念」であり、「思い込み」「信じ込み」「期待」「正しさ」です。


観念の見つけ方「感情という目印」


感情の原因は「観念」であり、「思い込み」「信じ込み」「期待」「正しさ」だと述べました。

※これからはその場に応じて言葉を使い分けていきますね。


原因がわかれば、そこに対処すればいいんです。
まず、何を無意識で「信じている」かを見つければいいんですね。
簡単じゃん!
ってわけにもいかない。

まず、自分が何を「信じている」のかを知ろうとしても、無意識で信じているんだから、自分自身では分からないんじゃないの?

素晴らしい見解。おっしゃる通りです。


ですが皆さんはもう知っていますよね。


火のない所に煙は立たぬ。
つまり「煙を見つければ、火元がわかる」わけです。

今回でいうと煙とは、結果。
つまり、観念から生まれる「感情」を見つければいいんですね。


うわ・・・最悪・・・(がっかり)
なにこいつ!?(イラッ)
ほんっとあり得ない!!(怒)
なんでここでそういうかなぁ~(もやもや)
うっ・・・その言葉きつい・・・やめて・・・(ズキズキ)

そういった感情が発生したところを見つけてください。
感情が発生したということは、そこには、あなたが「信じている」ことがあります。


観念の変え方「正しさを疑う」


妻「なんでこの人(夫)は、はやく帰って来たのに家事もしてないの!?(イラッ)」

隊員「感情発生!観念発見!隊長!ご指示を!」
隊長「・・・(沈黙)」
隊員「隊長!?」

感情が発生し、その原因も分かりました。
今回は、「仕事が早く終わって帰ってきたら家事をするもんでしょ」のようです。

さぁ、どう対処しましょう。

対処の仕方は、「自分が信じていることの逆を信じてみる」です。

「仕事が早く終わって帰ってきたら家事をするもんでしょ」の逆です。
「仕事が早く終わって帰ってきたら、真っ先に休むもの」にしてみます。

ここに、それを信じている人の理由を考えてみるとさらに効果的です。
「だって、仕事で疲れているのに、すぐ家事なんて、さらに疲れるじゃん?まず休んで、一息ついてからの方が速く動けるから効率的なんだよ」とかどうでしょう?

するとどうでしょう。

妻「まぁそんな考え方もあるか・・・」

になるんですね。

「観念が一つある=1」だとしたら「逆を信じる=ー1」で相殺してプラマイゼロ、観念を消してしまえばいいのです。

観念は「正しさ」だと言いました。
これは、今まで生きてきた中で、周りの家族や教師、友達、社会の常識、テレビ放送、ネットニュースなどから得た情報や経験からなる、人生を効率的に生きる方法なんです。これが一番正しいと、信じていることなんです。

「帰ってすぐ家事をすべき」は、子育てで忙しい家庭で、効率よく生きるための正しさですよね。
これは大切な自身の経験から得た宝物です。だから、手放したくないものでもあります。

でも、全く反対の人生を生きてきた人がいるとしたら、その人なりの根拠で、全くの逆を信じているわけです。
正しさなんて人それぞれ。みんなが全く違う人生を送っているわけだから、正しさが違うことなんて当たり前ですよね。

「〇〇が一番正しい」なんて、とても変な言葉だと思いませんか?
正しさなんて人それぞれ全く違うのに、「これが一番!」なんて言っちゃうんです。世間知らずも甚だしいですよね!みんなやってますけど!笑

もちろん「自分が一番正しい!」と信じてもいいです。しかし、その正しさに反することが起きたとき、びっくりするぐらい感情が沸き起こります。
イライライラ~~~!ってなるでしょうね。

生きてきた人生が違うのだから、考え方・見方も違う。
信じているものが違うのだから、観ている世界も違う。

そう理解したとき、自分の正しさなど、無数にあるものの一つだと気づくでしょう。

つまり、観念を見つけたらどうすればいいか。
それは、「その観念の真逆を信じて相殺する」です。
観念がなくなれば、次同じことが起こっても、負の感情が発生することはなくなるでしょう。

真逆を信じて相殺する、これはつまり、自分の中の正しさを疑うことです。

自分が信じている正しさは、無数にある可能性の中の一つであると考え、「本当にそれ正しいの?」と疑ってみてください。

キーワードは「正しさを疑え」です。



負の感情の対処法まとめ


ここまでで

・感情の起こり方と原因
・原因となる観念の見つけ方
・観念の消し方

について、学んできました。
これらをまとめてみると、

感情は、自分の「信じている」ことと現実とのギャップから生まれるエネルギーなので、感情が起こった時に、なぜ起こったのか、自分の中の正しさを見つけ、疑ってみる。そして、その逆を信じてみる。そうすることで、負の感情から解放される。
ということになります。

負の感情への対処法。分かりましたでしょうか。

ここまでわかったらもう実践あるのみです。
煙(負の感情)が上がるのを待ちましょう。
見つけたらすぐ火元(正しさ)を確認です。
火がついていたら水をかけて(真逆を信じて)消火します。

これを繰り返します。

これは練習するたびに、早くなっていきます。
最初は、感情が収まるまで少しかかるかもしれません。
しかし、やればやるほど、真逆を考えるのがうまくなっていきます。
消防士になったと思って、実践経験を積んでいきましょう。

火消しのプロになった時、もう嫌な煙は立たないでしょうね。



補足 人は皆、観たいものを観ている


誤解がないように、少しだけ補足しておきます。

私たちは、無意識で信じているものを世界として認識して観ています。

脳は大量の情報を得ていますが、全てを記憶することやすべての情報を頭に投影することはしていません。
情報の取捨選択をしています。
じゃないと頭がパンクしちゃうんでしょうね。

それが何を意味するか。
「私達は、自分に必要な情報を、意図的に誇張して観ている」ということになります。

例えば、家にある本棚の本の並び順を覚えているでしょうか?
覚えていたとしても、よく使う本のところだけじゃないでしょうか。
これは、自分に必要な情報を取捨選択していると言えますよね。

そして、それらは無意識で行われます。
つまり、無意識で信じていることが優先され誇張されているということです。


「私は、職場で好かれている」と無意識で信じていれば、それに必要な情報が見えます。
「私は嫌われている」と信じていれば、もちろんそれを裏付ける情報ばかり集めるわけです。

怖いですよね・・・

だから、あなたの現実に起こっていることは「あなた」が観たいかどうかは別にして、無意識が勝手に取捨選択して、みせているものなのです。


見せられている「あなた」とはだれか。それは無意識ではない自分です。
いわゆる、今この記事を読んでくださっているあなた。意識の表面にある顕在意識。自我、エゴなどと呼ばれる意識です。

つまり、無意識で信じていることが現実に起こっているが、顕在意識の「あなた」が信じたいことがくい違っている時、その差が生じるわけです。

本当の意味で、自分に起こる現実をどうにかしたいと思うなら、無意識を変えていかなければならないんです。

それは、こつこつと無意識に言い聞かせていくことです。
例えば、「私は好かれている・・・私は好かれている・・・私は好かれている・・・」「ほら!挨拶したら返してくれた!」なんて具合に、理由を見つけれたら最高です。これを繰り返します。
無意識が信じるまで何度も。です。

「あなた」という顕在意識は、無意識の調整役だと思ったらいいですね。
システムのバグを直すデバッガーってやつでしょうか。

その辺のことについては、また今度♪




終わりに


どうでしたでしょうか。
感情のコントロールの方法、分かりましたか?

私はこの方法により、負の感情が生まれることが、めっきりなくなりました。
それと同時に、「あぁ自分ってこんなこと信じてるんだな。こんな正しさをもっているんだな。」と自分をよく振り返ることができています。

そうなっていくと、周りへの見方や考え方も変わってきます。人間関係が、どんどん良くなっていきます。

それには、いろいろな理由がありますが、今回はこの辺にしときますね。
また20000字書かれたらたまったもんじゃない。笑

ただ、実はここからが面白いところで、今回はその前段階でした。
次回はこの続きで、「怒り」「イライラ」「嫌い」「苦手」「がっかり」「傷つく」などの感情について、心を揺さぶられないようにもう少し深掘っていきたいと思います。
ニキチャコの人生史上、最もショッキングな教えが登場しますので、痛気持ちよさを楽しみにお待ちください。笑




みなさんが、負の感情から解放され、なおかつ人間関係で困ることが減り、楽しく幸せに満ちた生活を送れるようになることを願っています。

もし、「なるほど!こりゃあいい!」と思われた方は、同じく感情に振り回されて困っている人たちへ、教えてあげてください。

皆さんの幸せを心から願っています!

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

大感謝です!

幸せ追求教師、ニキチャコでした!ではまた!(^o^)/



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