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子どもがタバコを吸っていたらどうする?

これまた昔の20年ほど前の話ですが、仕事である研修を受けたんです。講師は元教員のカウンセラーの先生でした。私は大学院生で教育センターでアルバイト的にやっていた時期です。その研修の中で講師の先生が


「もし目の前で子どもがタバコを吸っていたらどうしますか?」


っておっしゃられたんです。それで1人ずつ回答していく訳なんです。全員が

「いけないことだから注意する。」


っと答えていたんです。その講師の先生も自分は元教員だから注意するっと言っていました。それで私の番が来ました。講師の先生に

「目の前で子どもがタバコを吸っていたらどうしますか?」


っと振られまして。私は

「吸っているタバコの銘柄を聞きます。」


っと即答しました。会場が一瞬静まり返ってその後ざわつきましたよね〜なんかうそやろみたいな空気が流れました〜笑

この時2つ頭に浮かんだんですよ。もう一つは

たばこ1箱×どれだけ吸っているかを計算して、辞めたら女の子とデートでどんなええもん食べられるかを伝える


だったんですよ。

その時私が考えたのは、そもそもタバコを本当に辞めさせたいなら長期的に考えるしかないと思ったんです。中毒性があるのですから。初対面で注意して拗れたら長期的に継続して会うことは出来ません。もちろんその後いけないことだとは伝えて辞めさせもします。しかし、こんなの建前でしかなくて私が居なくなったら速攻吸ってますよ。

居なくなったらの状況を変えたいのなら長期的に見るしか方法はありません。なので、私は銘柄を聞くところから入ります。

昔の話なので今はタバコを吸う子なんてほとんど居ないかもしれません。まあ、ただこの話がタバコだっただけで基本的なスタンスは私は今も変わりません。タバコという例なだけで他のことでもそうです。

子どもの世界は郷に入ったら郷に従え


です。子どもが廊下で寝っ転がっていたら私も時に寝っ転がります。すると、なんかわかってくるんですよ。

廊下ってひんやりしてて寝転がると気持ちいいんやな

とか

廊下の天井ってこんなんなってるんや


とかそう言うことが見えてる来ると理解出来なかったものも

わからなくもない。なんかええな。


に変わったりします。歪んでようが幼かろうが理解出来なかろうが

子どもには子どもの世界があります


まずはそこに入れてもらえる試練を受けなくてはいけません。この試練結構むずいっすよ。子どもによって試練の内容違いますからね。センター入試ぐらいの幅広い知識が必要とされます。

そんなこんなで皆さまならどうお声かけしますか?良ければ考えてみて下さいね!

では良い週末を☆


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