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ギフティッドやHSPなどに相当する、子供や成人に関しての個人的な見解・雑記。頭の整理を…

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ギフティッドやHSPなどに相当する、子供や成人に関しての個人的な見解・雑記。頭の整理を兼ねています。 「普通」「一般的」は自分で使っておいて内心びくびく。

最近の記事

OEについて⑤感情性

インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、感情性OEについての私見・雑記。 ・激しい感情 保護者が気付きやすい部分とされる。年齢を重ねれば自制はきくようになるが、溜め込む分と解き放つ分のバランスが取れないと、人間誰しも心身に影響が出てしまう。性格上、配慮を遠慮したり、無理に自分を抑え込み続けるかもしれない。癇癪など表面上の乱雑さが目立つ場合、繊細さに目が向かず、自他共に理解が進まない可能性がある。 気分の振れ幅が激しい分、好ましい人や出来事に触れて回

    • OEについて④知性

      インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、知性OEについての私見・雑記。 ・知的好奇心の高さ 納得行くまで質問し続けることに対して、違和感がなかった。周りが困惑するとか、対応しきれないと感じ始めると、本や他の手段を求める気がする。ネットを使える環境なら、検索方法なども覚えてしまうだろう。興味のまま偏った情報に染まる危険性は言うまでもないが、情報格差によって、周囲から理解されない、というトラブルもあり得る。年齢を重ねて行けば、時と場所を弁えるようになる

      • OEについて③想像性

        インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、想像性OEについての私見・雑記。 ・空想 認知の特性にもよる気がする。イメージするのが得意であれば、記憶を繋げ合わせたり、想像したものをそこに付け足したりして楽しめるかと思う。暇潰しを通り越して日常化すると、考え過ぎて身動きが取れない状況を招いたりする。事実と空想を切り離すことも必要だろう。 ・比喩や詩的な表現 人の話や本、テレビ、ネットなどで触れたものを、状況に応じて使ったり、連想して行く中で組み合わせて

        • OEについて②感覚性

          インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、感覚性OEについての私見・雑記。 ・視覚 細かいものを見逃さなかったり、色彩の違いに気付いたりしても、本人にとってはそれが当たり前なので、自覚するまで紆余曲折を辿りそうではある。周囲から見た時、よく気付く人として評価につながる場合もあれば、細かいやつだと厄介がられることもあるだろう。何事もそうだが、長所と短所は表裏一体になっている。 ・聴覚 不快な音や大き過ぎる音、人混みの中の話し声などに反応し過ぎることは

        OEについて⑤感情性

          OEについて①精神運動性

          インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、精神運動性OEについての私見・雑記。 ・情熱的 どうして周りは付いて来ないのだろう、という感じ。置いてきぼりなのか置き去りなのかは状況次第だが、他人との距離を何かにつけて思い至る。戸惑いから見下しなどに変わってしまえばトラブルを招く。バランスを取ることを早い段階で身に付けたい。抑圧され過ぎないように何かしら支援があると助かる。 ・動くのが好き 身体能力と興味が合致しない限り、競技の結果などに直結するわけでは

          OEについて①精神運動性

          遠くへ行きたい

          物理的に遠くへ行くなら、ちょっとした気晴らしとか、旅行とか、思い切って環境を変えるとか。精神的に遠くへ行くなら、夢や願望、ネット上のやり取り全般。 物心が付いた頃から、当たり前のようにインターネットを触っている世代なら、ネット上のやり取りでも、距離をそこまで感じないのかもしれない。現実とは違う、という認識でさえも、VRやメタバースが普及すれば、どこかで崩れてしまいそうだ。 それらを現実逃避と言う人もいるだろうけれど、頭の中がゴチャゴチャして来たらそんなことも言ってられない

          遠くへ行きたい

          テレビについて

          昔はバラエティ中心によく見ていた気もするのだが、人間の嫌な面や薄ら寒さでも感じるようになったのか、徐々に見なくなった。興味があるものなら見るし、スポーツ関係の大きな試合はむしろ好きなくらいなのだが。 音や映像がやかましい、と感じるようになった気がする。垂れ流しの環境は辛い。神経質になっているだけだろうが、見る義務も無いのに目に入って来てぐったりされては、放送局側だって困るだろう。「嫌なら見るな」だ。 ふとした瞬間に、局ごとの色彩の違いを感じる。子供の頃は、画面が曇った局、

          テレビについて

          高低

          知能指数では判断しきれないから、感受性の高さで検査を行おうとしている団体の存在を知った。是非とかは私の側から何とも言えない。ギフティッドについての検索結果は、数ヶ月前とは多少変わって来ているから、そういうビジネスとも取れるが、興味は惹かれる。OEを測定する心理検査は日本語訳が現在進行中らしい。 知能指数に差があると話が合わない、というのは良く聞く表現で、実際に思うこともある。少なくともどちらかが合わせないと、居心地の悪さでやられる。かといって合わせようとし過ぎると、何かしら

          感情と読書体験

          大人になると簡単には泣けないらしいが、私は割とよく泣く。偉人の業績で泣き、昔ながらの傑作で泣き、お坊さんの有り難い言葉で泣き。インターネットの悪い所は、望む情報と望まない表現以外なかなか入って来ない所だ。泣くようなものを一旦選ぶと、大体その流れに乗っている。 子供の頃、よく癇癪を起こしていた。ぼんやりとだけれど、どうしてわかってくれないのか、という気持ちが蘇る。情報としては正しいのに、周りから嘘つき呼ばわりされたことも思い出す。泣くと泣虫や弱虫と扱われるから、余計に取り乱し

          感情と読書体験

          優しさと賢さと

          性格判断などでも取り上げられたりする、よく見る対比だと思う。世の中としては優しさの方が大事、という話が多い。優しいこと、気遣いが出来ること、人を労ること。そういうものを享受しながら生活出来るなら、気分は良い。 とはいえ、自分の場合は賢さを取ってしまう。嫌な経験を思い出した時に、暴言や暴力などの理不尽を突きつけてくる、話が通じない人間の顔を連想する。それらに対する反発として選んでいるので、育ち方や今いる環境で左右される部分も大きいように思う。 優しさを取る人の中にも、過去の

          優しさと賢さと

          タレンティッドについて

          便利な世の中になった。検索すれば色々な情報に触れられる。暇潰しで困ることは少ないだろう。比べて眺めるのが好きな身としては、情報過多で何を信じたら良いのか悩む場合も多い。検索システムやマーケティングの関係上仕方ないのだろう。 ギフティッドに関して、最近取り上げられる機会が増えたので、改めて検索をかけた。記事が表示される順番も、去年と違った印象を受ける。ギフティッドと思われる人、という扱いで国内外の有名人が並ぶことがある。タレンティッドという括りでも似たような情報は出て来る。

          タレンティッドについて

          自認について

          HSPにしろギフティッドにしろ、絶対数からして少なく、専門的なアドバイスを貰える環境も地域などで偏っている。情報に触れた時に「もしかして」と感じたとしても、本当にそれらに当てはまるような人の場合、思慮深さや自己批判で目を背けようとするかもしれないし、曖昧な方が気持ちとして楽な人だっているだろう。 「楽」「落ち着く」「救われる」といった感情の部分は、誰にも何にも邪魔される筋合いは無い。悩みを抱えているなら、自分の認識や取り扱いに関する情報は、喉から手が出るほど欲しいだろうし、

          自認について

          支援について

          日本においては、ギフティッドを既存の疾患の枠で判断しがちであるという。HSPなどと同様、医学上の定義などがされていないから仕方ないとは思う。実際にADHDやASDを併発していたり、うつ状態や摂食障碍であるなら、処方薬や治療が無駄になるわけではないが、本人が困っている理由とのズレが大きくなると、支援自体もズレる。「ではない」という判断をされることに対する抵抗感など、グレーゾーンの問題も絡めば更に複雑で、適切な支援は難しくなっていく。 ギフティッドに相当するような高い知能と、A

          支援について

          あけましておめでとうございます。

          年明け早々に年末の話に戻るのだが、文部科学省の 「特定分野に特異な才能のある児童生徒に対する学校における指導・支援の在り方等に関する有識者会議」 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/169/index.html から、該当する児童・生徒について、2023年度より予算を付けて支援などに取り組んで行く、という方針が出された。ざっくり解釈すれば『巷でギフティッドとされるような子供の支援を、今後検討して行く』とい

          あけましておめでとうございます。

          ギフティッドについて思うこと

          ギフティッドの情報は、検索出来る範囲でもそれなりに充実している。「こういう人、いるかもなぁ」という特徴も見つけやすい。心当たりが付くという意味においては、今まで完全に見向きされなかったわけでもない。どちらかといえば「困っている」という部分に疑問を投げ掛ける人が多いのではないか。 能力や数値が高いから成功を収める、とは限らない。そういう側面もあるのは否定出来ないが、上手くやっている人は、環境が整えられていたとか、周囲の理解が得られたなどが考えられる。難しい状況にいる人は、環境

          ギフティッドについて思うこと

          経験について思うこと

          経験に勝る知識は無いという。そりゃあそうだと納得するのだけれど、時間を費やせば経験になる、と考える人が一定数いる気がする。間違いではないが、どうにも乱暴に思えてしまう。 1枚の紙を見て、ただそこに紙があるとする人もいれば、 サイズ、形状、材質、生産方法、生産場所、関わっている企業、使われている技術、そこまでに至る変遷、代替となるもの、折り紙するのにちょうど良いかどうか、何を折るか、など考えを巡らす人もいる。単純化し過ぎかもしれないが、脳が1回動くのと10回以上動くのでは、

          経験について思うこと