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OEについて②感覚性

インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、感覚性OEについての私見・雑記。

・視覚
細かいものを見逃さなかったり、色彩の違いに気付いたりしても、本人にとってはそれが当たり前なので、自覚するまで紆余曲折を辿りそうではある。周囲から見た時、よく気付く人として評価につながる場合もあれば、細かいやつだと厄介がられることもあるだろう。何事もそうだが、長所と短所は表裏一体になっている。

・聴覚
不快な音や大き過ぎる音、人混みの中の話し声などに反応し過ぎることはある。一度気になると特定の音声が頭から離れづらかったりしてしんどい。実感として、かなり精神状態が反映されてしまう。同じ音でも、良い状態であれば気にならないのに、悪い状態だととことん不快で、耳鳴りなんかも付いてくる。
音の少ない環境を用意するのが難しいこともあるから、気分を安定させる行動や心得を持っておきたい。目は閉じれば大分楽になるが、耳は道具を使っても限界を覚える。

・味覚と嗅覚
嗅覚はピンと来ない。強いて言えば味覚と合わせて使っている気がするのでまとめる。香りや味で食材や調味料が分かる場合もあるが、好みの味付けとか今まで作ったものとか、あくまでも経験から判断する部分が大きい。子供の頃、毎日のように食べた食材もあるが、特殊性と結びつけるのはこじつけが過ぎるだろう。
敏感な人は香辛料が苦手という話も聞くが、自分には当てはまっていない気がする。もしかすると、生きやすさとかに対して、考慮する余地はあるかもしれないが。

・触覚
化学繊維には弱いようだ。黙っていれば影響は少なく、痒い程度で目立った支障はない。極端な敏感肌という人は身の回りで見たことがないが、対策しないで生活してしまえば、煩わしくてウンザリするのだろう。

・その他
誰かの感覚を借りて生活することは出来ないし、一人一人違う、という言葉だけでは腑に落ちないことが多い。近い感覚の人を探すのが困難なのだ。折り合いをつける人がいる一方で、漠然とした悩みを抱え続ける人も少なくないだろう。
適切な教育や環境に当たらなければ、周りとの差異に振り回されて負担が大きい。HSPやOEについての具体的なエピソードや、研究内容に触れれば、年齢や状況に関係無く安心したり、何か気付く人はいると思う。

記事を読んで頂いてありがとうございます。個人の見解なのはお忘れなく。