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OEについて④知性

インターネット上の情報で、何かしら出典のあるものを参考にしながら、知性OEについての私見・雑記。

・知的好奇心の高さ
納得行くまで質問し続けることに対して、違和感がなかった。周りが困惑するとか、対応しきれないと感じ始めると、本や他の手段を求める気がする。ネットを使える環境なら、検索方法なども覚えてしまうだろう。興味のまま偏った情報に染まる危険性は言うまでもないが、情報格差によって、周囲から理解されない、というトラブルもあり得る。年齢を重ねて行けば、時と場所を弁えるようになるはずだが、興奮している時はその限りでない。

・内省的思考
本人なりの根拠に基づく言動が多く、何か間違っていた場合には修整もする。とはいえ、想定外のことが起きるのが現実である。社会の規範や通念に合わせ過ぎて、個別の事情や感情の問題にぶち当たった時に混乱するかもしれない。頭を切り換えて対応出来るかどうかは、実生活を送る上で非常に重要だ。原因の分析や改善について、ある程度自ら取り組みはするだろうが、相談出来る環境は欲しい。独力で難しいトラブルに突っ込めば、メンタル面などで様々なリスクを抱え込む。

・倫理的
社会全体の問題に目が向きやすいとされる。こうした方が良いのに、と感じやすいのかもしれない。その手の問題の原因を辿って行けば、流されがちなストレスとか、いわゆる綺麗事とされていることに突き当たる。どうしてそうしないのか、と疑問を持ってしまえば、行動を起こしたり、深く突き詰めて考え始めるだろう。何かの成果に結び付けられる人もいれば、粛々と自分に出来る範囲のことを行う人もいる。

・その他
知的欲求の高さなどは、傍目から見ても分かりやすい特徴だろう。自分の基準で考えることで、相手を見下すような言動が増えるのであれば、反省を促す必要がある。平等や集団といった雰囲気が、過負荷になることに理解を示すなら、本人も受け容れやすい。頭ごなしに納得させようとすると、反抗を強める。
どこか虚しい気持ちを抱えている場合もある気はする。知れば知るほど上には上がいて、自分の相対的な立ち位置を低く見がちになる。内省し過ぎれば完璧主義が悪い方に向かい、高い倫理観は煙たがられたり孤立も招く。自分に押し付け過ぎないよう力を抜けば、周りも気楽だ。本人が粘り強く自己と向き合う必要がある。

記事を読んで頂いてありがとうございます。個人の見解なのはお忘れなく。