ozaki yurie

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Yogini / Home / Well-being / Meditation 外側からでなく、内側からの個人的なリセット。 私の場合は、それがヨガでした。

最近の記事

32年間の喘息経験が初めて人の役に立った話

2024年1月22日17:30過ぎ、ヨガ同期のAさんから気管支喘息になってしまったと連絡が来た。 Aさんは、誰が見ても健康で美人で笑顔が素敵で、その上フットワーク軽く世界中どこでも一人で飛び回る超cute & sexy & powerfulな女性。 日頃から身体も健康で今までほとんど西洋医学的な薬に頼らずとも平気な、私からしたら何とも羨ましいことこの上ない健康生活を送り、趣味のDJやダンスや映画を心から楽しむ快活な女性だ。 ここで、私はなんと伝えたら良いか混乱した。 長

    • 緊張は何かに中毒していることの暗示

      ヨガをしていると、普段は出来ているのに緊張して力み、アーサナが行えない事がしばしばある。 では緊張のサインとして具体的に何があるのだろうか。 ・歯を食いしばる ・喉がこわばっている ・目が落ち着かずに動いている ・眉をひそめている ・目が細くなっている(目を酷使している) ・身体の動きが忙しなくなっている などなど身体から発せられるサインで自分の状態がわかるという。 では反対にリラックスさせるのは、上記と逆のことを行えば良い。 非常にシンプルな話だと思う。 ・歯の噛み

      • アーサナとポーズの違い

        アーサナを行う上で、最近気を付けていることがある。 それは一言で言うと「意識」だが、どんな意識を持っているか言葉にしてみる。 【例:ヴィーラバドラ・アーサナⅡ(戦士のポーズ2番)】 ・スワディヤーヤが未熟だった初学者レベルの私  →両手を左右に広げ、胸を開き、なるべく遠くへ伸ばすイメージ ・現在の私  →吸う息で皮膚と筋肉の間にスペースをつくり、吐く息とともに中心から手の先まで川から海へゆったりと流れていくイメージ これは『Light on Life』を読んだ影響が大

        • 出来なかったアーサナが自然と出来ていく

          元々身体が弱い&長年の会社員生活で体力筋力はあまり無い所からRYT200の資格取得となった。 お恥ずかしい話だが、昨年11月卒業段階での私の内訳を書くと、 全70以上のアーサナ中 ・完全にできる様になったアーサナ(至福感に身を委ねられる段階まで到達):15こ ・ポーズはとれるが、気持ち良く何分でもキープ出来たり至福感に身を委ねられる所までは行ってないもの:40こ ・適切なポーズさえとれないもの:15こ そう、ポーズをキープ出来ているだけのものはヨガではないしアーサナでもな

        32年間の喘息経験が初めて人の役に立った話

          Good bye 一般論

          自分の身体と向き合う時間はどんな時間も尊い。 それが、眉毛でも爪でも、スキンケアでも、ヘアセットでも。本当に何でも良いと思う。 会社員をしていた頃は、兎に角時間が無かった。 当たり前残業、上司がずっとオンライン。 家に帰れば、夕食準備や洗濯などの家事。 ここに子どもがいたら、もう本当に自分の身体に向き合う時間すらないと思う。 残業のおかげか、お金はあったので時間が無い分お金で埋め合わせしていた(正確には埋まっていないが)。 けれども、どんなにお金をかけても満足するのは一瞬

          Good bye 一般論

          Light on Life 「コシャとは何か?」を読んで

          ヨガの資格をお持ちの方は恐らく聞いたことがあろう、「パンチャ・マーヤ・コシャ」という考え方がある。 RYT200の時はパンチャは5、マーヤは幻、コシャは鞘(さや)、覆いであると習ったが、アイアンガー氏の著書『Light on Life』ではコシャを「相」と表している。 理論上の5つの異なる階層が人間にはあり(目に見えないが確かに存在しているので”幻”がついている)、一番外側にあるのが肉体の相でその他4つの相を玉ねぎの皮のように包み込んでいると記されている。 では肉体の他に

          Light on Life 「コシャとは何か?」を読んで

          ネバーランド(〜ねばならぬ)からの脱却

          「タイトルなんか、後でつければ良い。」 こんな当たり前のことに気づくまで、一体どれ程の無駄な時間を費やしただろう。 そして、「まとまっていなくても良いじゃないか。」と言う結論が出たのも最近である。 この2つがなかなか受け入れられなくて、元来メモ魔の私は消化しきれないほどの思ったことや本を読んで知ったことの雑多なメモをどう扱って良いか分からず(大体はそのうちどこかに行ってしまう)整理が進まなかった。 それがどう言うわけか、今日ふと「私のnoteなんて誰も見てないし、最終的に

          ネバーランド(〜ねばならぬ)からの脱却

          「頑張る」ではなく「脱力する」

          真面目なJapanese(私のことです)は、何をするにもきちんと取り組むが故に、時として自分で自分の枠に押し込めてしまう時があります。 ヨガを行なっていて、そんな自分の性質に気づきました。 一方でインド人はどういう気質かというと、インドに行ったことのあるヨガ講師は口を揃えて、「テキトー」と答えます。 大雑把で適当でゆるい。全然気にしない。 ルールから外れても、約束を守れなくても、時間に遅れても、笑っている。 そもそもそれが「悪い」とすら思っていない・・・! 私はこれ

          「頑張る」ではなく「脱力する」

          書きたいことが沢山あり過ぎて・・・

          そう、書きたい事が沢山あるし、言葉がどんどん出てくるし、アイデアも際限なく出てくるのに、ブログに書こうとすると型にはめるように思ってしまっていたようで、苦しくなる&長くなってしまう現象になっていました。 この現象に名前をつけるとするならば「妖怪、型はめ」。 型なんてどうでもいいんじゃい! 型破りな文章でいいではないか。 ・・・と、決意を新たにまた書き始めようと思います。 Good bye ! 妖怪、型はめ!

          書きたいことが沢山あり過ぎて・・・

          悩みに対する、適切なヤマ・ニヤマを選ぶ方法

          昨日、RYT200の再受講(ファウンデーションコースの第3回目)を受けてきた。 先週の宿題の中に「ヤマ・ニヤマの中から1つ選び、1週間実践する」という課題が含まれており、各々1つ選んで取り組んだ。 本来、ヤマ・ニヤマを適切に取り組めていれば、心のモヤモヤが晴れたり、笑顔が増えたりするはずであるが、1週間後の昨日会ったメンバーの表情はどちらかというと曇っており、「あれ?上手くいかなかったかな?」と朝イチで感じた。 案の定、師匠から「宿題、実践できましたか?・・・自分の悩みが解

          悩みに対する、適切なヤマ・ニヤマを選ぶ方法

          個人事業主について勉強中・・・

          これまで公務員、会社員をしてきた私にとって、これから個人事業主として仕事をしていくにあたり、今まさに課題だらけの現実に直面している。 もう、聞いた事も見た事もない単語の嵐だけでなく、個人事業主についての法律はコロコロ変わるようで「インボイス制度」なるものまで登場してきている。 「これは、もう最初から勉強するしかない。」 と腹を括った。 そして、「そもそも個人事業主とは何か」ということから始めることにした。 漫画で解説する”初めての個人事業主”向けの本等、沢山の本が出てお

          個人事業主について勉強中・・・

          ヨガの八支則に対する理解を深めていく

          RYT200を取得し早2ヶ月が経った。 受講時は初めて聞く言葉も多く、サンスクリット語の単語を覚えたりヨガの大枠を捉えたりすることに必死で、あっという間の200時間の学びであった。 今年1月から再受講制度を利用して、もう一度同じ内容を受け直している。 すると、同じ内容にも関わらず「細かくて重要な事柄」に気付き、言葉の本意を少しずつ理解できる様になってきた感覚があり、私自身の変化に驚きつつも改めてヨガの奥深さを再認識している。 自身の経験を振り返ると、ヨガ初学者においてはし

          ヨガの八支則に対する理解を深めていく

          【上級者向け】 Satya(サティヤ)の解説

          ヨガの8支則の一つである「Satya(サティヤ)」は、真実や誠実さを表す概念です。サティヤは、ヨガの実践者が内面的な真実を探求し、その真実に基づいて行動することを奨励します。しかし、単に真実を言葉や行動で表現するだけではありません。それはまた、自己の内なる世界と外界との一致を追求する旅でもあります。 ヨガの上級者にとって、サティヤは深い探求と内省の過程を指します。彼らは単なる言葉の真実を追求するだけでなく、自己の深層にある真実を見つけ出し、それを現実世界で表現することを目指

          【上級者向け】 Satya(サティヤ)の解説

          【初級者向け】Satya(サティヤ)の解説

          ヨガの8支則の一つ、「サティヤ(Satya)」は、シンプルに言うと「真実を大切にすること」です。これは、自分自身や他人との関係で、ウソをつかずに正直でいること、そして自分の内なる気持ちや考えと一致した行動を取ることを意味します。 具体的な例を挙げると、サティヤを実践するということは次のようなことです: 正直なコミュニケーション: 友達との約束を守れない理由を説明するとき、本当の理由を隠さずに正直に伝えることです。 自己との一致: 自分が本当にやりたいことや信じていること

          【初級者向け】Satya(サティヤ)の解説

          【中級者向け】 Satya(サティヤ)の解説

          ヨガの8支則の一つである「サティヤ(Satya)」は、真実や誠実さを表す概念です。この概念は、ヨガの実践者が自己と他者との関係において真実を尊重し、誠実さを保つことを奨励します。サティヤは、言葉や行動、思考において真実を述べることだけでなく、内面的な真実との一致をも指します。 具体的な例として、サティヤの実践は次のような形で現れます。 正直なコミュニケーション: 自分や他者に対して正直であることは、サティヤの基本です。自分の感情や思考を隠すのではなく、率直に表現することが

          【中級者向け】 Satya(サティヤ)の解説

          「ラスボス」的存在 - 出会い編 -

          昨年11月末にヨガの資格を取り終え、晴れて1月からヨガ講師として本格始動した。 その最後の実習時、ペアになった女性「ミイクルジョン花」さん。 このペアワークは、師である真先生が約8ヶ月かけて私たち生徒の精神性を観察し(最後まで全く知らされなかった)互いにとって最も必要であると判断された「ソウルメイト」と互いにカウンセリング(雑談含)&その人に合うプログラムを作成し、ヨガを教え合うと言うものだった。 花さんと私がペアと発表された瞬間、花さんは満面の笑みで「来たな、ラスボス!」

          「ラスボス」的存在 - 出会い編 -