中日新聞ビズトレ

文章力・コミュ力アップの人気講座「ビジネストレーニング(ビズトレ)」を運営している中日…

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文章力・コミュ力アップの人気講座「ビジネストレーニング(ビズトレ)」を運営している中日新聞社教育支援事務局です。「言いたいことが伝わらない・・・」と悩む方々に向けて、お役立ち情報を発信します!記載内容は担当者の個人的見解です。社としての公式見解ではありません。

最近の記事

あなたならどっち?その2

こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 前回、ホテルの朝食会場へ何時に行けば良いのか?という話を書きましたが、今回はその続きです。 結論からいうと、正解はパターンA。 朝食ビュッフェは9:30スタートでした。 いやいや、最初から分かってたわ!という声も聞こえてきそうですが 「全く同じ情報を受け取ったとしても、情報の受け止め方(解釈の仕方)は人それぞれ」という事が言いたかったのです。 発信する側が受け取って欲しいように

    • あなたならどっち?その1

      こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 今回は「こんな時、あなたならどう判断しますか?」というお話です。 先日、家族旅行をした時の事です。 予約していたホテルでチェックインを済ませ、しばし部屋でゴロゴロ。 チェックイン後のベッドゴロゴロ・・・・う~ん、最高ですなぁ。 そんな至福の時間の中、家族から「ところで明日の朝食って何時から?」と聞かれました。 我が家は朝食(ビュッフェ)付きのプランを予約していたので、フロントで渡

      • 第一印象をコントロールする

        こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 周りの人達から「こんな人に見られたいなぁ」とか「自分をこう見せたいなぁ」って考えた事はありますか? 今回は第一印象について少し考えてみましょう。 私が担当しているある研修会の初日プログラムに「イメージ交換」というものがあります。 文字通り、相手に抱いたイメージを皆で伝えあう、というプログラムです。 研修初日という事もあり、他の参加者たちが「どういう人物」なのかは誰も分かりません。

        • ビジネス文は結論から

          こんにちは。中日新聞人材研修事業「ビズトレ」講師の今村です。 文章を書くコツについて、ゆる~く伝えています。 私の文章講座には幅広い年代の方が来てくださります。 多くは、「仕事で生かしたい」という方。 なので、今回のテーマは仕事で生かせる文章術について。 「一番伝えたいことを考えよう」の回でもお伝えしましたが、 忙しい相手に分かりやすく伝えたい、と思うなら、 まず心がけたいのが、結論から書くこと。 考えをまとめずに、いきなり文章を書き始めるのはNGです! 仕事の場面で、お

        あなたならどっち?その2

          「情景が浮かぶ」とは

          こんにちは。中日新聞人材研修事業「ビズトレ」講師の今村です。 文章を書くコツについて、ゆる~く伝えています。 今回のテーマは情景描写について。 まずは私の経験談から。 かつて戦後経済史の連載で取材に行く時、 寡黙なデスクからたった一言、そう言われました。 「いいか。部屋の様子を聞くんだぞ」 え?部屋の様子・・・? なんとかかんとか取材を無事に終わらせて、 原稿を書き上げ、デスクが手を入れて記事が完成。 そこで初めて、冒頭の言葉の意味が分かりました。 文章を読むと、ストー

          「情景が浮かぶ」とは

          対人スキルの高さと姿勢

          先日、株式会社ティア様の内定者研修で 講師を務めてきました。 入社前に本社の各部署のお仕事を知っていただく 「本社取材体験」というプログラムです。 まずは私が話の聞き方や伝え方についての講座。 その後、各部署のお仕事取材に行っていただき、 最後にグループごとに発表していただく内容です。 「知らない人と話すのは得意ですか?」と聞くと、 全員がしーん。 おお、かつて知らない人と話すたびに緊張しすぎて 日本語が変になった新人記者時代の私と同じ! めっちゃ親近感! そこで 「苦

          対人スキルの高さと姿勢

          ゴールをイメージする

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 今回は「コミュ力をアップさせたい!」と思っている方に是非やっていただきたい内容です。 やる事はすごく簡単。 お金もかかりません。 それは″妄想″です。 “コミュニケーションが上手にとれている自分“を妄想してみて下さい。 ********************************** ★職場のチームメンバーから感心されるようなプレゼンができている自分。 プレゼンが終わった後

          ゴールをイメージする

          人前で話す準備

          こんにちは 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 【コミュニケーションのゴール】を決めると良いですよ~、という記事で書きましたが、人によっては「人前で堂々と話せるようになりたい!」と思う方もみえるかもしれません。 今回は普段私が行っている準備についての話です。 誰もが「なるほど!!」「へぇ~!!」と驚くような裏技があれば良かったのですが、私の準備はものすご~~~~~く地味です。 何をしているのかといえば ① 話す内容を文章にする

          話が長い人には・・・?

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 以前、雑談講座を受講された方からこんな質問を受けました。 「知り合いに、とにかく話が長い人がいるんです。どうしたらいいと思いますか?」 今回は、そんな方とのコミュニケーションについての話です。 その晩、私の息子(12才)に聴いてみました。 私「友達の話が長いなぁ、って思った時どうする?」 息子「あくびすればいいんじゃね?」 私「・・・・・・」 海外で行われたちょっと面白い研究があ

          話が長い人には・・・?

          あなたのままでOK

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。 対人関係やコミュニケーションで悩みを抱えている方に、 ぜひお伝えしたい事があります。 それは「あなたは、あなたのままでOK!」という事。 個人差はありますが、私たちには「人から認められたい」という欲求があります(SNSでいいね!や高評価がつくと嬉しくなりますよね) 心理学で「承認欲求」と呼ばれるものです。 これは誰もが持つごく当たり前の欲求なのですが、 過剰になると、つらくな

          学生さんから学んだこと その2

          少し前の話ですが 中日新聞の経済情報サイト「中日BIZナビ」編集長と 2人体制の講座を愛知大学で行いました。 夏のインターンシップに向けて、中部地方の経済動向や企業動向、 採用動向などについて、新聞社ならではの情報をお届けしようと かなり作り込んだ自信作でした(^^) 学生さんたちもしっかり聞いてくださいました。 私の講座では、毎回アンケートをとっています。 単位には全く関係なく、次回の講座に生かすためです。 講座は受講生の貴重な時間を使っています。 この60分、90分を

          学生さんから学んだこと その2

          学生さんから学んだこと

          先月、愛知大学で就活支援講座を立て続けに2回、行いました。 一つ目は、学生さんが企業にインタビューして記事を書く講座の一環で、 記者としてのスキルをお伝えするーというものです。 講座では、インタビューの基本や心構えなど、いろいろと楽しく お話しさせていただきました。 この回で印象的だったのは、サポーターで入ってくださった学生さん。 ものすごくしっかりした方々で、 講座前で緊張気味の講師の私にも、気を遣って何かと話しかけてくださり、 入室してきた後輩たちにも気配りを欠かさず、

          学生さんから学んだこと

          ネガティブファンタジー

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニング(通称ビズトレ)の「コミュニケーション力アップ講座」担当、ナカノです。 前回オンライン上の対人関係という記事を書きました。 今回も「相手の反応」について考えてみましょう。 先日、栄中日文化センターにて一般向けの「文章力とコミュ力アップ講座」が開催され、会場にはたくさんの方に足を運んでいただきました。 私は雑談力アップ講座を担当したわけですが、講座の中で雑談が苦手な人の心理を紹介しました。 このように話しかける前、あるいは会話

          ネガティブファンタジー

          オンライン上の対人関係

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニング・コミュニケーション力アップ講座担当のナカノです。 オンライン会議、オンライン講座、オンライン授業、オンライン飲み会、オンライン説明会・・・コロナ禍においては色んな場面で「オンラインホニャララ」が広がりをみせました。 先日、某大学の学生さんを対象にコミュニケーションの講義(オンライン)をしました。 学生さん達は全員カメラオフ&マイクオフだったため、画面に映っているのは私ただ1人。 大学の担当者の方にお聞きしたところによると、大学の

          オンライン上の対人関係

          書き出しで引きつけよう

          文章を書こうとPCに向かい、そしてフリーズ。 書き出しが、決まらない・・・。 こんな経験、ないですか? 文章があふれている時代です。 「おっ」と読者を引きつけられるかどうか、 決め手の一つは、最初の数行の書き出しです。 キャッチーな、最初の数行。 本文にうまく誘導する書き出し。 そのアイデアをひねり出すのは大変です。 私が書いた記事で、書き出しが強く心に残っているのはこちら。 「私の一番古い記憶は、母の寝間着の花柄だ。あの花柄を思い出すたび、甘やかな気持ちになる。「母」

          書き出しで引きつけよう

          引っ込み思案とコミュ力

          こんにちは。 中日新聞ビジネストレーニング・コミュニケーション能力アップ講座担当のナカノです。 今回は性格とコミュ力についてのお話。 『自分は内向的な性格で、人と上手にコミュニケーションをとる事ができません』という悩みをよく見聞きします。 私が小学生の頃、担任の先生が自宅にやってくる「家庭訪問」がありました。(現在は学校面談、または戸口面談が主流のようですね) 当時、母親が必ず先生に言うお決まりのセリフがこれ↓ 「先生、うちの子は引っ込み思案で困ります。もっと積極的に

          引っ込み思案とコミュ力