人前で話す準備
こんにちは
中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。
【コミュニケーションのゴール】を決めると良いですよ~、という記事で書きましたが、人によっては「人前で堂々と話せるようになりたい!」と思う方もみえるかもしれません。
今回は普段私が行っている準備についての話です。
誰もが「なるほど!!」「へぇ~!!」と驚くような裏技があれば良かったのですが、私の準備はものすご~~~~~く地味です。
何をしているのかといえば
① 話す内容を文章にする
② 文章を口に出して話してみる
③ 話してみてしっくりこない部分は直す
以降、ひたすら②⇔③の往復です。
は?それだけ?
そうなんです、本当にただそれを繰り返しているだけなんですよ。
あえていうなら、私の場合は②に特に時間をかけており、趣味のウォーキング中や、車での通勤時間もフル活用しています。
ボイスレコーダーでの録音も必須です。
➂についてですが文章的には問題ないはずなのに、いざ言葉にしてみると
「なんか違うんだよなぁ~」という部分が必ず出てきます。
実際に話す事で、自分がしっくりくる表現や言い回しに修正していきます(もはや自己満足の世界)
隙間時間に鼻歌で歌うような感じで口に出しているのですが、台本を一語一句丸暗記するためではありません。
例えば、ある童話の「あらすじを説明して下さい」と言われた時、おそらくその童話を知っている人であれば(一語一句は人によって異なるとしても)普通に説明ができると思います。
子供の頃から何度も何度もその物語に触れているからなんですね。
同様に私も台本を繰り返し口ずさむ事で講義のあらすじを憶えています。
たくさんの人から注目されて心臓がバクバクしようが、手足がガクブルしようが、冷や汗が噴き出そうが、勝手に口からあらすじ出てくる状態にしてしまえ!というわけなんです。
ちなみにこの準備を徹底的にするようになってから、それほど人前では緊張しなくなりました。
勝手に言葉が出てくる(またはそれに近い)状態になっているので
“うまくいかなかったらどうしよう?“
“失敗したら嫌だな“
という不安が軽減されているからだと思います。
非常に基本的で地味な準備ではありますが、私にはこのやり方が合っているんでしょうね。
人にはそれぞれ準備の仕方がありますので、是非色々なやり方を調べ、実践して、自分に合ったやり方を探してみてはいかがでしょうか?
さてお知らせです。
私も講師をする中日新聞社「文章力とコミュ力アップ講座」のご案内です。
12月3日(日)15:40~17:50
栄中日文化センター(名古屋市中区栄4ー16ー36 久屋中日ビル 受付10階)
本日(11月1日)から予約開始しました!先着順です。
申込みはこちら
https://www.chunichi.co.jp/info/nib/individuallearning20231203
ビズトレホームページはこちら
https://www.chunichi.co.jp/info/nib
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?