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オンライン上の対人関係

こんにちは。
中日新聞ビジネストレーニング・コミュニケーション力アップ講座担当のナカノです。




オンライン会議、オンライン講座、オンライン授業、オンライン飲み会、オンライン説明会・・・コロナ禍においては色んな場面で「オンラインホニャララ」が広がりをみせました。

先日、某大学の学生さんを対象にコミュニケーションの講義(オンライン)をしました。
学生さん達は全員カメラオフ&マイクオフだったため、画面に映っているのは私ただ1人。
大学の担当者の方にお聞きしたところによると、大学のオンライン授業は通常この形で行われている、との事でした。

私は普段オンラインよりも、対面形式での講座を行う事が多いのですが、当然受講者のリアクションをリアルタイムで認識する事ができます。

※カッコ内は私の心の声です。
■受講者が何度もうなずいてくれる
(うんうん、ちゃんとあの人には刺さっているみたいだゾ)

■全員が大きく頷いてくれる
(よし!全員納得してくれた。嬉し~)

■みんなが声を出して笑ってくれる
(お!ウケた!空気もほぐれてきた~。今回はやりやすい!)

■無反応
(んん!?このネタは他ではウケたはずなのに)

■何人かの目がトロ~ン
(ありゃ、このエピソードって退屈なのかな。皆さん、もう少しだけ頑張って下さい~)

もう1人の自分が様々な声をあげ、その声にしたがって臨機応変にコミュニケーションの取り方(この場合は伝え方)を変える事ができます。

一方、今回のオンライン講座。
学生さん達の顔は一切画面に表示されていませんので、リアクションも空気感を察する事もできません。
画面に映っている自分自身に向かってひたすら語りかけます。

オンライン講座は若干テンション高めがオススメ

や、やりづら・・・・・・くもない!!!

一見とてつもなくやりづらく感じそうですが、実は私、このスタイルも結構好きだったりします。
相手が見えないがゆえに相手の反応に一喜一憂する事もなく、自分の話したい事を、自分のペースで自由に話せるからなんですね。

対人関係における安心感とはなんでしょうか?
私達は相手の反応を見て、相手の雰囲気を感じとる事で安心感を得ています。
相手が笑ってくれると「良かった」とホッをするわけです。

逆に相手の反応が見えない事でも安心感を得ています。
相手の不機嫌そうな表情が見えないので、不安にならずに済むわけですね。
私は相手の反応が分からない分、伝えたい事に集中しています!

コロナと共に広がった「オンラインホニャララ」
今後どうなっていくのでしょうか?

次回の文章力とコミュ力アップ講座は6月11日(日)15:40~17:50、
栄中日文化センター(名古屋市中区栄4-16-36)
です!
予約は5月9日(火)~6月8日(木)、先着順です。ぜひお越しください(^^)
講座申込みページはこちら https://www.chunichi.co.jp/info/nib/individuallearning20230611
中日新聞「ビズトレ」の詳細はこちら https://www.chunichi.co.jp/info/nib


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