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第一印象をコントロールする

こんにちは。
中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。
周りの人達から「こんな人に見られたいなぁ」とか「自分をこう見せたいなぁ」って考えた事はありますか?
今回は第一印象について少し考えてみましょう。

最近ちょっと太りました

私が担当しているある研修会の初日プログラムに「イメージ交換」というものがあります。
文字通り、相手に抱いたイメージを皆で伝えあう、というプログラムです。

研修初日という事もあり、他の参加者たちが「どういう人物」なのかは誰も分かりません。
どんな性格で、どんな価値観を持っていて、何が好きで、何が苦手で、どんな考え方を好むのか、どんな行動を嫌うのか‥‥という情報はゼロ。
全くのゼロ!!

情報がない以上「目にみえる部分」と「なんとなく感じる雰囲気」…この2つから自分が抱いたイメージを相手に伝えます。
同時に、自分自身も周囲からどんな印象を持たれているのかを知る事にもなります。

第一印象が決まる時間は、一説には3~5秒あるいは6~8秒とも言われていますが個人的には、この「パッと会った瞬間」に相手に与えるイメージはとても大切だと思っています。
私は仕事柄、様々な立場の方に自分の話を聞いていただくのですが、少なくともマイナススタートはしたくありません。
話をはじめる前から「こんな人の話は聞きたくないなぁ」とは思われたくないわけですね。
もちろん全ての人達から漏れなく好印象を持たれる事は不可能です。
それでも多くの人に“不快感を抱かせない“努力をしても損はありません。

おそらく2度と呼ばれる事はありません

私が目指している人物イメージは「道を聞きやすい人」です。
道を聞きやすい人ってどんな人でしょうか?
それこそイメージは人それぞれでしょうが、全く見知らぬ人に声をかけるとなると少なからず勇気がいります。
そう考えると怖そうな人・冷たそうな人・奇抜な見た目の人よりも、なんとなく優しそうな人・親切そうな人・立ち止まってくれそうな人という事になってきます。
いわゆる“とっつきやすそうな人“が私が目指す人物イメージなんですね。

では初対面の人から「そうみられるために」どうしたら良いのでしょうか?
そう考えると、少し自分の第一印象をコントロールする事もできるかもしれませんね。
努力(?)の甲斐があってか、時々人から道を尋ねられるとトレーニングの成果を実感する事ができて嬉しくなります。
人からどんな人に見られたいのか?自分をどう見せたいのか?
そんな事を一度考えてみるのも良いかもしれませんね。

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