見出し画像

ネガティブファンタジー

こんにちは。
中日新聞ビジネストレーニング(通称ビズトレ)の「コミュニケーション力アップ講座」担当、ナカノです。

前回オンライン上の対人関係という記事を書きました。

今回も「相手の反応」について考えてみましょう。


先日、栄中日文化センターにて一般向けの「文章力とコミュ力アップ講座」が開催され、会場にはたくさんの方に足を運んでいただきました。

私は雑談力アップ講座を担当したわけですが、講座の中で雑談が苦手な人の心理を紹介しました。

・今、話しかけたら迷惑なんじゃないか?
・忙しくて自分と話している暇なんてないんじゃないか?
・ちょっと不機嫌そうだから話しかけるのはやめておこうかな・・・
・話がすぐに終わっちゃったらどうしよう?
・自分の話って面白くないよな・・・
・なんかつまらなそうな顔してるな・・・


このように話しかける前、あるいは会話をしている最中であっても、自分の中で勝手にマイナス感情を作り出してしまう事があります。
これを【ネガティブファンタジー】といいます。

ファンタジー=空想・幻想

例え相手がそう思っていなくても、そう思っているのではないか?そう思っているはずだ!と想像してしまうわけです。

例えば会話中、相手が軽くあくびをした瞬間
え、今…あくびした?
→あくびをするのはどんな時?
→退屈な時
→自分の話は退屈?会話に飽きてる?
→きっとそうに違いない
→やっぱり自分はダメだ…

まさに連想ゲーム!!

・つまらない人間だと思われたくない
・面白い人間だと思われたい
・ちゃんとした人だと思われたい
・デキる人だと思われたい
・失礼な人間だと思われたくない
・自分って変じゃないよね?
・自分は大丈夫だよね?   etc.   

他人の目が気になってしまう、他人の評価が気になってしまう、人から嫌われたくない、という思いが強すぎる人はネガティブファンタジーを生みやすい傾向があるようです。

他人の目が気になるのは悪い事でもなんでもありせん。
他人の目が気になる人には『相手の反応を敏感に察知できる』という強みがあります。
相手の顔色や、ちょっとした仕草、雰囲気をキャッチするレーダーが働くんですね。
ただ、このレーダーが敏感すぎるがゆえにネガティブファンタジーを生み出しているのであれば、少し調節をしてあげる必要があります。

※調節の仕方については、私の講座の中でご紹介しています。

皆さんは会話中、相手の反応気になりますか?

さて、次回の「文章力とコミュ力アップ講座」をご案内します。
9月10日(日)15:00~17:10
栄中日文化センター(名古屋市中区栄4ー16ー36 久屋中日ビル 受付10階)
予約開始は8月1日
、HP内に当日開設する予約専用ページから。

中日新聞ビジネストレーニング(ビズトレ)HPはこちらhttps://www.chunichi.co.jp/info/nib

HPには「ビジネストレーニング」とありますが、
9月の講座は、ビジネス目的でなくても大丈夫です。
どなたでも(18歳以上なら)受講いただける内容です!
ぜひお気軽にお越しください(^^) 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?