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あなたならどっち?その2

こんにちは。
中日新聞ビジネストレーニングでコミュニケーション講座を担当しているナカノです。
前回、ホテルの朝食会場へ何時に行けば良いのか?という話を書きましたが、今回はその続きです。

寒くてウォーキングをさぼり気味です

結論からいうと、正解はパターンA。
朝食ビュッフェは9:30スタートでした。

いやいや、最初から分かってたわ!という声も聞こえてきそうですが
全く同じ情報を受け取ったとしても、情報の受け止め方(解釈の仕方)は人それぞれ」という事が言いたかったのです。

発信する側が受け取って欲しいように、相手は受け止めない(あるいは受け止められない)事はとても多いんですね。
なぜかといえばモノサシが人によって異なるからです。
※モノサシについては前回の記事で書いています。

その点でも「確認」はとても大切!
「私はあなたの言っている事をこのように理解したのですが、これで合っていますか?それとも違っていますか?」とお互いのモノサシを照らし合わせれば良いのです(正にこれがコミュニケーション!!)

今回の件もホテルのフロントの方に確認したところ
「はい、ナカノ様の朝食は9:30からでございます」
と、たった3秒で問題は解決しました。

しかし日常生活において、私たちはこの確認を怠り
「多分こうだろう」
と自分のモノサシを基準に、相手の意図を勝手に判断してしまいがちです。
その結果、行き違いや誤解が生じてしまうんですね。

私たちの日常は些細な「こっち?それともこっち?」で溢れています。
「多分こうだろう」という自分のモノサシだけでなく
「もしかしたら・・・・・かもしれない」と別のモノサシも取り出し、その都度答え合わせ(=確認)をする練習をしてみるのも良いかもしれませんね。

(余談です)
昨日、同僚とランチに行った時の事です。
初めて訪れるお店だったのですが、入り口で私達の足はピタリと止まりました。
お店の入口は観音開きになっており、ドアの左側にこんな貼り紙がしてあったんですね。

反対の・・・ドア・・・むむむ・・・!

【パターンA】
左側のドアは壊れています。
反対側(右側)のドアを開けて入って下さい。
ごめんなさいね。

【パターンB】
このドアは壊れています。
反対側(建物の裏側)にまわって下さい。
ごめんなさいね。

本当に世の中はあっち?こっち?で溢れています(笑)

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