9月1日の朝に
どうせ目の前の世界は変わることはない。
けれど。
それでも私は眠って、朝起きて、仕事をして、生きてゆく。
生きづらさを抱えながらもなんとか歩いて生きている。
8月31日の夜に生まれる葛藤は子供たちだけじゃない。
若い人たちやかつてもがき苦しんで、生き抜いた人間たちにもある。
そのように思ってしまうのである。
また、朝日が昇れば日常は始まる。
社会の一員として動いていく。
同時に。
生きにくい世界も回ってくる。
子供だから、とか。
若いから、とか。
女だから、とか。
男だから、とか。
ニュースやテレビ、日常生活の会話の中で。
何かと理由をつけては言葉の弾丸を。
放ってくる、投げてくる世界の中で。
吐きたくなる時もあるし逃げたくなる時もある。
「こんな世界に生まれて来なかったら良かった」
そのように思ってしまう時がある。
それでも私は今日も生きてゆく。
新しい知識や技術を知ることができるから。
新しい人とことに触れることができるから。
ただそれだけなのである。
だからこれを読んでいる人よ。
どうか今の自分自身に失望しないでゆっくりでいい。
自分の生きた方を考えて、歩いていってほしい。
今は大丈夫ですので、他の方のサポートや好きなことに使ってください。