外部視点から自社ビジネス変革のヒントを掴む 異業種との共創体験ワークショップ【NEXCHAIN会員向けワークショップ】
こんにちは、NEXCHAINです。
12/2(金) ワールドカップで日本がスペインに勝利し、日本中が一体感を味わった日、NEXCHAINでは 5社12名の会員のみなさんが、共創プチ体験ワークショップで一体感を味わいました。
企業の垣根を超えた情報連携やビジネス創生の場を提供しているNEXCHAIN。コロナ禍でオンライン中心の活動になっている昨今ですが、会員企業様からの対面イベントへのご要望を受け、FORTH INNOVATION METHOD公認ファシリテータ草間隆人氏をお迎えし、3時間でプチ共創体験ができるワークショップを企画/実施しました。BMC(ビジネスモデルキャンバス)を共通言語に、異業種間の相互理解や信頼関係構築を促進するのが狙いです。
3グループに分かれた参加者は、まずはアイスブレイクを兼ねた自己紹介で、参加したきっかけや持ち帰りたいもの、今まで一番イノベーティブだと思ったサービスについて話しました。Googleマップ、PayPay、食洗器、インベーダーゲームなどなど、さまざまな意見が飛び交います。この質問、世代や価値観が現れますね。
さて、ビジネスアイデア共創の共通言語となるビジネスモデルキャンバスの話です。
(1)顧客セグメント:顧客は誰ですか?
(2)価値提案:顧客にとっての価値は何ですか?
(3)チャネル:顧客はどのようにその価値を知りますか?
(4)顧客との関係:一回きりの関係? 継続的な関係?
(5)収益の流れ:価値への対価はどうやって?
ここまでが、BMCフォーマットの右半分の項目です。
さて、ここからは、サービスの舞台裏。
(6)リソース:価値を生み出すための資源は?
(7)主要活動:価値を生み出すための活動は?
(8)パートナー:自社にないリソースを提供してくれるのは誰?
(9)コスト構造:収益に影響が大きいコストは?
既存のサービスを思い浮かべながら、キャンバスに情報を埋めていく練習中。書き込むのは仮説です。仮説なので、正解なのか間違いなのかを気にする必要はありません。自信満々で書き込んでみてください。そして、そのアイデアを、お隣の方とシェアします。BMCという共通言語を使うことで、互いの考えや、アイデアへの理解が深まります。
BMCフォーマットに触れていただいたあとは、次のステップとして、ワークショップのメインテーマである「(BMCを用いた)プチ共創体験」です。次の順番でワークを進めました。
1.自分が担当している仕事をBMCに描く&共有
2.他の方が描いたBMCを1か所だけ変える(例えば、従来とは異なるユーザを顧客にする、 サブスクに変える等)
3.1か所だけ変更したことに合わせる形で、BMC上の他の要素も変える
異業種視点からのアイデアや気づきが膨らみ、アイデアがどんどん溢れてきます。組織の中で実施するブレーンストーミングでは出ないようなアイデアに、参加者たちは興奮状態でした。
最後に、このワークショップでどんな学びがあったのかを書いていただきました。
「いろいろな人が集まるってすごい!!」
「ビジネスを新たに考えることが楽しいと気づいた」
「異業種連携によるビジネスアイデアの発展」などなど。
参加者の皆さんに、楽しみながら共創プチ体験をしていただくことができました。
NEXCHAINから私たちが主体的に改革するWe-novationをはじめよう!
If you want to go fast, go alone.
If you want to go far, go together. (アフリカのことわざ)
NEXCHAINでは会員企業様向けにこのようなワークショップを定期的に開催しております。また、NEXCHAINの会員企業様は、今回ご紹介したワークショップの他にも、社外の人と意見を交わすコーポレートピッチや情報共有会の仕組みを活用して新規事業アイデアをブラッシュアップすることができます。
NEXCHAINにご興味のある方は下記よりお問い合わせください。
・Google は Google LLC の登録商標です。
・PayPayはPayPay株式会社の登録商標です。
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