ラノーン県(Ranong) タイ南部
タイで最も人口の少ない県。雨期が年に8カ月続き、東部トラート県と共に年間降水量が4,000ミリを超え、タイ最多を記録する(平均は1県当たり1200~1600ミリ、出所:気象局)。
マレー半島が最も狭まる地点で、有名なクラ地峡がある。タイとミャンマーを隔てる、アンダマン海に注ぐ川が陸地に入り組んでおり、その最も入り組んだ場所からタイ湾までが44キロ。同地のクラブリー郡という名は、「クラの町(ブリー)」という意味。
ラノーン県は温泉でも有名。ラマ5世が1890年に行幸し