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サコーン・ナコーン県(Sakon Nakhon) タイ東北部

 ラオス国境に近い東北地方の県。乾期は冷え込む日が多く、1974年1月2日にはタイ気象局観測で最低気温の-1.4度を記録している。

 サコーン・ナコーンと聞いて、タイ人の誰もが思い浮かべるのが犬食。さも県民全員が犬を食用としていると思われがちだが、実際には県都サコーン・ナコーン市ターレー村で、数軒の屋台が見られるのみ。1キロ200バーツ(700円弱)とタイでは高めの価格。

 肉として仕入れたものを日干しなどにして売っており、当地で犬を捕まえているわけではない。肉はタイ各地から集まってくるという。各方面から野蛮という非難を受けて行政的な規制が入り、最近は写真も撮りづらくなっている。

 サコーン・ナコーン県はラオスを挟んたベトナムからの移民が多いとされ、その中でターレーはカトリック教徒が多い村として知られる。

人口:115万3,000人(2019年、内務省地方自治振興局)
面積:9,606平方キロメートル(エネルギー省)
   人口万113万3,000人の石川県ほど
   面積9,646平方キロメートルの青森県ほど
距離:バンコクから647キロ(タイ道路協会)

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