見出し画像

サトゥン県(Satun) タイ南部

 アンダマン海側でタイ最南端の県で、マレーシアと接する。住民の80%はムスリムといわれるが、テロが頻発するタイ湾側の県に多いマレー系ムスリムとは別。
 タルタオ島をはじめとする沖合の島々は、タルタオ国立公園に指定されており、きれいな海が広がる。タルタオ島自体は国立公園の規則でバンガローが営業するだけだが、隣接するリペ島には大小さまざまなリゾートホテルが建ち並ぶ。日本人はとかく秘島をイメージするが、実際には欧米人やマレーシア人がこぞって押し寄せる人気の島で、クラビー県のピーピー島に似たにぎやかさ。
 ハイシーズンとなる乾期は船の便も多いが、ローシーズンの雨期は1日1本前後に減る。場所柄、ランカウイ島との行き来が盛んで、むしろサトゥンからよりアクセスが容易。

人口:32万4,000人(2019年、内務省地方自治振興局)
面積:2,479平方キロメートル(エネルギー省)
   人口55万人の日本最少の鳥取県の3分の2ほど
   面積2,416平方キロメートルの神奈川県ほど
距離:バンコクから973キロ(タイ道路協会)

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?