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ウボン・ラーチャターニー県(Ubon Ratchathani) タイ東北部

 バンコクと東北部ナコーン・ラーチャシーマー県に次ぐ人口第3位の県。東北部の最東端、ラオスとカンボジアの国境に接する。

 タイ北部のミャンマー・ラオス国境地帯のゴールデン・トライアングルに対抗し、「エメラルド・トライアングル」と銘打った緑深い地域一帯の観光地化が目指されたが、ほとんど注目されないまま廃れてしまった。今では3国の国境地点を指すだけの名称になっているが、その国境も政治的理由から閉鎖が続いており、一般人の立ち入りは禁止。道路わきに標識だけが残る。将来的には国境の開放の計画があるという。

 一方、メコン河沿いのラオス国境は人気が絶えない。特にタイ版「初日の出」が有名で、大晦日にはキャンプを張って泊まり込む旅行者が多く集まる。

人口:187万8,000人(2019年、内務省地方自治振興局)
面積:1万5,745平方キロメートル(エネルギー省)
   人口188万8,000人の岡山県ほど
   面積1万5,275平方キロメートルの秋田県ほど
距離:バンコクから629キロ(タイ道路協会)



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